バドミントンぷれいやーず

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バドミントン用品の「ROOM」 


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2006年08月

某所、と書くのも面倒なので、バドミントンアカデミーの掲示板でこの話題が討論されていた。中身はそちらで確認して欲しい。

バドミントンアカデミートップページ→左側メニューの掲示板→右上のメニューからバドミントンクイズを選択

で確認できるので、見ていただきたい。

クイズ形式となっている為、最後に回答が掲載されている。が、私はどうにも腑に落ちない点があるのだ。回答には、

「日本バドミントン協会は、ラケット2本持って試合することはバドミントンではない」

とのことらしい。
だが、ちょっと待って欲しい。日バはそうかもしれないが、これがIBFではどうなのだろうか?同様の見解となっているのか。IBFが否定しなかったら、日バはどう対応するのか、非常に気になるところである。

逆に考えてみよう。もしかして、これが10年後のスタンダードになりえる形だとしたら、日バはそれを、今に合わないからと否定してしまっていいのだろうか、ルールにも「駄目」という項目は無いのに。


それを踏まえて、昔どこかでこんな話を聞いたことがあるので参考までに記す。

打ったシャトルがコートのポールの外を巻いてコート内に入った時どうなるか知っているだろうか。今でも通常プレーならしっかりとインプレーとなる。これがどんなに低いシャトルでネットの上部を越えなくても、である。これが、以前はサービスにも適応されていたのだ。つまり、手の極端に長い人が、コートの横ギリギリからサービスを目一杯横に伸ばして打てば、そのシャトルはポールの横をすり抜け、低い弾道のままコートに入る、これがルールとして認められていたわけだ。もちろんそんな手の長い人はいないわけだが。

このルールを逆手に取った人が、実在したらしいのである。サービスでのフォルトは、アバブザハンド、オーバーウエスト、フットフォルト、これぐらいである。これらのルールを犯さずに、コート横からサービスを出すには、一つだけ方法があるのだ。手が伸びないなら体ごと出せばいい。つまり、サイドラインギリギリで構え、そこから外方向へ倒れる。床に激突するギリギリのところでシャトルを打ち出し、打ち終わればその後はぶっ倒れようがフォルトにはならないわけだ。

だが実際は該当大会の本部が黙っていなかった。そのサービスを拒否する理由が
「スポーツマンシップに反する」
とのことだ。本部が駄目出しをすれば、それはどんな正当なルールよりも権限が強い。眉毛を剃った選手が試合後負けになるぐらいだからその影響力はわかるだろう。結局そのサービスは出すことができなくなったとのことだ。

この話がどこまで本当なのかわからないが、実際にやってみると、確かに出せるのである。えぐいサービスが。これを反対する理由が「スポーツマンシップに反する」というだけ。


サッカーのオフサイドはご存知だろうか。あれは、当初そんなルールは存在しなかった。イギリスでのスポーツはえてしてルール等存在しないことが多い。何故かといえば、全てが「紳士的行為に反しない事」と暗黙の了解になっているからだ。だが、今ではシャツを引っ張り、わざと転んでファールをもらう。それに対する反則までルールが決められてしまっている。

何故かといえば、それは、世界共通のメジャーなスポーツになったからだ。いろいろな人が競技する上で、反則を規制するルールを明確にしていかなければならない。マイナーであればあるほど明確なルールは必要なくなる。

それが、現在のバドミントンなのでは無いだろうか。そう考えれば、ルールの定義にスポーツマンシップを持ち出したり、バドミントンでは無いと定義づけたり、それこそが、メジャースポーツへの道を閉ざしてしまっている現況なのではないだろうか。

私個人の意見だが、ルールブックに反していなければ、それが有効且つ、相手を侮辱するものでなければ、正当なプレーの一つだと考えている。


なお、マナーについても、後に記す予定である。この記事とは反対の事でもあるが、あくまで私個人の見解を記すつもりである。

ジュニアの練習は、集中力との戦いでもある。とにかく落ち着かない。落ち着くという方が無理という話もあるが、実際集中力をどう捉えるべきなのだろうか。

集中力が無い→集中力を鍛える

上記は果たしてあっているだろうか。
以前聞いた話で興味深いものがあるので紹介する。

進学校でスポーツ強豪校がある。勉強に時間を取られて、練習時間が進学校では無い強豪校と比べると少ない。だが、実際大会でいい勝負になり、勝ったり負けたりを繰り返している。何故かといえばそれは集中力である。4時間の練習を2時間しか中身が無い練習をしていくのと、2時間の練習時間をまるまる2時間練習に使えるとすれば、それは同等である。2時間の練習を2時間分身がある練習時間にするには、選手の集中力が必要不可欠であるが、それを可能にするのは、普段の生活態度である。進学校ゆえに、授業中もしっかり勉強しなくてはならない。つまりこれが集中力の鍛錬となり、部活動の練習に生かされて、無駄の無い集中した練習を可能とする。

つまりは、集中力の訓練は、例えば読書、勉強、授業で使うものと同じということだ。それを、少ないクラブ活動の練習時間で鍛えようにも効率が悪い。強くなりたいが集中力が無い子はたくさんいると思うが、それは、しっかりと親も交えて話す必要があると思う。それがうまい方向へいけば、練習もより効果の高いものになるだろう。


上記は、子供の集中力への意識改革的なものであるが、では指導者は何もしないでいいかといえばそうでもない。指導者は集中力がついてくるのを待ちつつ、なお集中して練習に取り組める方法を考えなければならない。簡単にいえば、

「面白い練習」「練習に興味を持たせる」「練習に変化をつける」

この辺に注意していけばいいだろう。
具体的な例は後日にするとして、簡単な方法は、

1.タイムを計って競わせる
2.罰ゲームと称したトレーニング
3.目標をもたせた練習をさせる
4.休憩無し

以上がたぬ吉の注意している点である。それぞれコメントしていこう。
1と3は、趣旨は同じである。練習に、例えばスマッシュが速くなったとか、筋肉がついたとか、そういうものは子供達にはわからない。それが、例えばダッシュでタイムを計り記録させると、この前よりも速くなった、遅いからもっとがんばらなきゃ、と効果が目に見えてわかるようになる。3については、サービス練習でたんたんとさせるぐらいなら、例えばカゴを置いて時間内に5個入れろ、とか、ノックでも目標にシャトルの筒をたててそこを狙わせるとか、そういった工夫だけで全然違ってくる。
2についても、子供の負けん気を誘う事になる。普段だらけるトレーニングも、罰ゲームとなれば結構きっちりとやるものだ。

4については対処が難しい。一度コートを離れて休憩を取らせると、そこでせっかく集中していたものが切れてしまう。できるなら休憩は無しで練習した方がいい。では今大事な給水はどうするか、といえば、合間を自分で判断させるのだ。コートサイドに水筒を並べておいてもいいだろう。実は実際の練習になれば、コートに入らない時間は結構ある。休憩は全体でとらないだけで、実は選手はいくらでも休めている。もちろん人数によって、練習内容によっては加減しなければならないが、ほとんどの場合は必要無いのではないだろうか。休んでいる間、友達の練習を見ることによる危機感も生れ、それがさらなる集中力を生むはずだ。

上記4点を考えながら練習メニューを組む事によって、集中できる環境が生れてくれるならとても嬉しく思う。が、ここで何を書こうと、実際に子供達を見ているのは指導者であり父母である。一番身近にいる人が、最良の環境で練習させてあげようと思う気持ちは、どんな理詰めの練習よりも集中力を生むのではないだろうか。子供の心構えの前に、一度、考えてもらいたい。

技術ネタ無し。このままいくと、別にバドミントンなんていらねーじゃんと思えてくる。。。

練習時間の話である。

だいたいどのクラブも、2時間〜3時間の練習時間だと思う。ところが、この練習時間の使い方が非常に難しい。
というのも、レディースの練習は、きっちりとストレッチ、準備運動、ランニング、基礎打ちを行って、ようやく練習に入る。この間20分〜40分。終わりといえば、片付け、整理運動、ストレッチとなるわけで、これまた20分から30分ほど。毎日1時間弱の時間がこうして使われていく。

どのクラブにも言える事かどうかわからないが、一度、練習のプランを見直してみてはどうだろうか。
本当に必要なものなのかどうか、無駄な時間は無いか、よく考えてみて欲しい。昔のままの体制でやっていると、それを伝統として引き継いでしまっている場合がよくあるのだ。

例えば、練習時間にランニングを行うなら、5分前に集まって、コート外を走れないだろうか。コート外で整理運動はできないだろうか。むしろ、まとまってではなくて、個人で勝手にやった方が効率がよくないだろうか。

練習内容についても、レベルによって練習内容を分けたり、いろいろとやり方はあると思う。が、なかなか実際は、保守的なクラブが多いようだ。

クラブの特色や目標によって、これらは大きく変わるだろうが、基本的にはレベルアップはどのクラブも入っていると思う。是非、今一度、再考をお願いしたい。

バドミントンアカデミー

勝手にバド関連ホームページの紹介。最初で最強なのがここ。


目線は上級者、しかもかなりハイレベル。管理人プロフィールを見てもそうだし、中身を見てもそれに驚かされる。下準備がしっかりと整ったプレイヤーの参考と考えてもいいと思う。

最も読み応えがある「関連論文」は、やはり私のような、練習のみで培った自己流プレイヤーから見れば、そんな考えはまったく考えたこがない事ばかり。いままでうまくいかなかったことが、変に納得できる数値がでていたりする。面倒な場合は簡単解説で確認を。

逆にBBSには、様々なレベルの方があふれ返っているように思える。ここから徐々に本文へ入っていくのもいいと思う。


「上級者の為の基礎再確認のまとめ(BBS等を除く)」

注:上記コメントはたぬ吉の主観によるものです。

週間少年マガジンに、バドミントン漫画の連載が始まった。以前、「やまとの羽根」を某誌にて連載していたが、いきなり廃刊となってしまい、中途半端に打ち切られてしまった。今回はそういった事は無いと思われるが、人気がでるかどうか、期待したい。

作者:咲香里
上記は作者のホームページだが、まあなんというか、紹介しておいてなんだが、バドミントンを愛している少年少女は見ないように(いわゆる18禁)w。変わりに、こちらをお勧めする。いろいろなバドミントン関連の情報が載っているので、漫画以外にも読み応えのあるサイトである。

話を戻そう。
例の漫画で紹介があったプレーについてである。描写としては、「打つ瞬間にラケットを止める、そこからラケットを一旦引いて打ち出す」というものである。

このプレーがどうか、といえば、漫画といえどとても実戦では有効なプレーだ。一度ラケットを止める事により、相手の足が一瞬止まる。その後、相手の動きを確認しながらシャトルをスペースへ運んであげる。ここでカテゴリ分けしている、小学生、レディースにこれをやると、ものの見事にひっかかるのだ。これは、筋肉の発達と経験不足が大きいのでは無いかと思う。いわゆるフェイントにひっかかるということは、一度足を止めてまったく別の方向に動きを変えなければならない。その為にかかる足への負担は大きく、普段からそれを想定しなければ、なかなかできるものではない。頭の切り替えも難しい。予想したシャトルの落下点とはまったく別な方向にシャトルが飛んでいくわけである。全身の動きを全て新しい方向へ変えなければならないのだ。たいがいは、一つの方向へ向かってしまっているので、これも、普段から逆へ移動する練習をしていなければ、その方向へ一歩でも踏み出すことができない。

では、どうすればこのプレーができるのか。それは、上半身ではなく下半身が大きく関係してくる。どんなフェイントでも実は共通している点があり、それは、相手が思っている方向とは違う方向へラケットを振り出すという点である。つまりは、それだけ時間がいるということである。時間とは、ラケットがスイングしだしてからヒットするまでの時間で、この時間が長ければ長いほど、いろんなフェイントが可能になる。この時間を作り出すのが、下半身なのだ。

簡単に言えば、必要以上に足を出す、必要以上に早く落下点に入ってあげればいい。それができば、ラケットや体の動きでいろいろなフェイントをかけることができる。これが、全てのプレーでできるなら、それが一番いい。

では、レシーブする側はどうすればいいだろうか。それは、相手のラケットの動きに惑わされず、ラケットの面をしっかりと捕捉することである。いわゆるリアクションステップ(後日説明)のタイミングを遅らせて、ギリギリまで判断を待つ。そうすることにより、シャトルの方向だけに反応するようにする。
もう一つは、ひっかかっても追うという方法がある。これが、レベルアップには一番で、前述したように、足への負担、逆をつかれたときのリカバリー、最短時間での移動、これらを鍛えるには、とにかくシャトルを追うという気持ちが必要だ。はっきりいって間に合わなくてもいいのである。動いてとろうとする体の動きが、徐々にシャトルへの距離を必ず縮めることになる。そして最後にはリターンが可能になる。

逆にそうさせない為には、厳しいコース、速いシャトルで相手を追い込み、相手のプレーの幅を狭めていく。その為により速いフットワークとラケットワーク、そして頭を使った配球を鍛えていかなければならない。

相手とのそういったやりとりが、バドミントンのゲームであり、面白いところなのだ。

前回の雑記に引き続き、昔と今の大きな違いに、親の関与というのがある。私が小学校だった時には、父母は体育館に来た日は思い返そうにも思い出せないし、行き来も徒歩で一人でだった。それが当たり前だった。

中学校になれば、それは普通の部活であり、親の入る隙も無く、大会にもほとんどこなかったと思う。むしろ来て欲しくなかった。それは高校でも同じである。


治安の問題もあるのだろうが、今では、送り迎えがあるのは当たり前。時間があればクラブにも顔をだし子供をクラブ中にも個人指導する。中学校になれば、大会で体育館に親が席を陣取り、差し入れの山である。部活ではそこまでは無いが、中学生対象のクラブでは、体育館の後ろに親がずらっと並び、子供が指導される様をずっと眺めている。中には、それでも練習が足りないからと、社会人のクラブに連れて回っている状態。普通の部活動でさえも、学校の先生に練習内容について口を出すことさえあるそうだ。


この状況が、全国どこまで広がっているかわからないが、一長一短ではないだろうか。

より強くなるためには、質のいい練習と充分な練習時間と練習相手、そして、事故の無いように送り迎えをする。送り迎えがあるので、ある程度遅くても(社会人の練習は、だいたい19:00〜21:00ぐらい)練習していられる。上達は間違いなく早いだろう。

だが、子供はその状況を望んでいるのだろうか。真剣にバドミントンをしたいと考えるなら、例え部活の時間は少なくとも、その分外で走り、素振りをし、フットワークをする。体育館までの道のりも、立派な基礎能力向上である。

そもそも、子供が本当にそこまでやりたいと思っているかが疑問なのだ。バドミントンは、経験した人ならわかると思うが、生易しいスポーツではない。1本の集中力と瞬発力、や2ゲーム先取する持久力と精神力、それらを兼ね備えていかなければならない。簡単に言えば、自分で線を引いてしまう子は上達ができない。それ以上を目指すのであれば、やはり自分を自分で追い込んでいく気持ちが絶対必要なのだ。
今の子は、果たして自分で追い込むことができているのだろうか。親に連れられて、親が練習に口をだして、大会で親にフォローされて、それだけのハングリー精神が育つのだろうか。技術は身につくかもしれないが、必要な精神力は育たないのではないだろうか。


今の県トップレベルの子を見ていると、とても元気が無い。例え勝てない相手でも、一点でも多くとってやろうという気持ちも見えてこないのが現状だ。もっとそういう気持ちを育てる方向性を持ち、そこに親の必要最低限のバックアップによる練習時間の増加、もっとこの二つのバランスをとるべきなのではないだろうか。

技術の習得チャンスがとても増えている現在、もっと精神的な向上を考えていかなければ、総合的なレベルアップは期待できない。

こう暑くなってくると、

「昔は水なんて練習中飲めなくて」

という話が必ず出てくる。これを読んでいる人の年代はわからないが、練習中は、まったく水分なんて取れなかった。わずかな休憩時間に、必死にコ汚い学校の水道蛇口に吸い付いたもんだ。

もちろん、今ではそんなのご法度。水分補給の理想は、普通の成人の体格で、運動前に500ml、運動中は10分おきぐらいに細かく補給、1試合で1l以上の水分補給が必要となる。暑ければさらに多量の水を要する。同時にミネラルを補給する。

等、体のためを思えば理想な水分補給は試合進行の妨げになるように思えてくる。いかにして水分を取るか、もこれからの大会で必要な知識かもしれない。

県レベルではそうそう無いだろうが、全国大会になると、汗すらふかせてもらえない場合があるのをご存知だろうか。試合の流れの妨げになると主審が判断した場合、「袖で拭きなさい」と指示が出されてしまう。汗もふけないのでは、水分補給など無理なのだ。新ルールになるとインターバルがこまめに取れるようになる替わりに、ますます汗拭きが厳しくなる。

確実に汗をふける方法としては、真摯な態度とそれ相応の演技力が必要である。まずは転ぶ。汗が床につけば拭かざるを得ない。線審がいる場合は、だいたい線審がタオルを持っているはずである。線審に拭いてもらう間に、きっちりと水分補給を済ませる。ひどく転べばモップが必要になる場合もある。これらも、やりすぎれば「足で拭け」といわれる場合があるから注意が必要である。
次に、私はこれだけ汗をかいているんだ、とアピールする方法である。手で汗をぬぐい、主審にその手を見せる、拭かせてくれ、と上目遣いでお願いする。それで駄目なら、グリップ部分を見せる。もうどうしようも無いんだと、しっかりアピールする。これではラケットが飛んでしまう、とお願いする。

話がそれたが、そのような水分補給、ジュニア世代には、どうも休憩時間と錯覚してしまう子が非常に多い。いわゆる「根性」がなかなか育たないのが現状である。昔は環境がそんな感じだったが、今では体を大切にするあまり心がなかなか育たないようである。

忘れないで欲しいのは、気持ちもしっかりと鍛え、体も大事にする、両立することが絶対に重要であることをしっかりと考えて欲しい。

ジュニア世代は、まさしく1から育てていく世代である。その中で教えていかなければいけないものは、それこそ上げだしたらきりが無いので適当にあげてみようと思う。

心系
・集中力
一つの羽に集中する力。練習も、これ次第で練習時間が同じでも中身が
全然違ってくる。
・礼儀
いろんなところで今は欠けていると言われているものがこれ。ネットを
くぐらない、ネットにかかったシャトルは積極的にとりにいく、ゲーム
をする時は、しっかりとカウントを取る、等ルールではないルールが昔
はもっとしっかりあった気がする。全てがいいとは言わないが、必要な
礼儀はしっかりと残していって欲しいのだが。。。
・負けん気
勝つ為には必要不可欠。これが無い子はなかなか伸びない。負けたら次
は勝ってやる、その為に練習をしっかりやる、そういう循環がレベルを
上げる。
・落ち着き
負けん気とは多少逆位置になるが、自分のおかれている状況判断、これ
がわかるとゲームが有利に進む。
・考える力
なぜ勝てたか、なぜ負けたか、なんでうまく打てないか、とにかく何で
も考えるという事が大事。うまくいかない事だらけなわけだから、それ
を少しでも良くするためにはどうしたらいいのか、と思う力があれば、
指導者はそれを導いてあげるだけでいい。これが無いと、導こうとも、
ついてこない。むしろ方向がわからない。

体系
・瞬発力
バドミントンに限らず、いわゆる運動神経、反射神経を伸ばす。将来の
伸びしろが、これによって大きく左右される。
・体力
動く力である。あえて筋力と書かなかったのは、筋力=筋トレと結びつ
けてしまうから。小学生に筋トレはまだ早い。練習を集中してできれば
充分である。
・持久力
必要最低限の持久力はあるべきだ。マラソン的なものと筋持久力の両方
が必要だが、実際は練習と普段の遊びで身につくものと考えている。
・技術
細かい技術練習の必要性は、今急速に高まっている。小学生のスピンネ
ット等昔は考えられなかったことが今では当たり前になっている。特に
指導が必要なのは、フットワークの足の運び、バックハンド、ハイバッ
ク、ネットあたりが、教えられないと難しいものだろう。


大雑把でこんな感じだろうか。これ以外にも必要なものはいくらでもあるだろうが、気が付いた時点で補完していきたい。クラブの目標によっても大きく変わってくるが、少しでも参考になればと思っています。

ジュニアの定義は難しいが、今後日本を支えていくプレイヤーを育てる為に、というと大げさかもしれないが、バドミントンプレイヤーを増やすためにも、ジュニア世代の育成は大切である。

ここでは、「ジュニア」を小学生として捉え、その指導方法について綴る。

考察3で、ショートサービスレシーブについて触れたが、今回はロングサービスである。

ショートよりもロングが難しいというのは、ショートの場合はあなたが基本は前衛になるため、動いた方向をパートナーが理解し、ポジションを判断できる。前に詰めたのなら後ろをカバー、後ろに下がってきたなら逆方向のポジションへ移動しサイドバイサイド。だが、これがロングサービスになると、あなたが何を打つのか、それによってパートナーがどう動くのかが判断しにくくなる。意思疎通、もしくはダブルスの基本がわかっていれば問題ないが、これがレディースとなると話ががらっとかわってくるのだ。

ロングサービスをクリアでリターンする。これは、おそらくそう揉めないはずだ。打った後、サイドバイサイドになる。問題は、スマッシュ、ドロップ等前こちらが攻めた場合である。

前の記事で、「攻めたらトップアンドバック」と書いたと思う。それをあてはめるならば、ロングサーブのリターンを攻めたらパートナーは前へ行くべきだ、と私は思う、のだが、これが一概にそうならないレディースの人が大変多い。

「打ったんだから自分で前にいきなさい」

という考えである。つまり、

後ろで打った

私はあなたが打つなんて思わない

だからあなたが打った後に前に拾いにいくべきだ

安易な考えであるが、これが蔓延している。つまり、ロングサービスをレシーブする際、スマッシュを打つ行為を否定しているも同然である。スマッシュを打つ意味が無くなってしまうのだ。

これからローテーションの話をする時にも度々でてくると思うが、パートナーが打つ、もしくは打てる可能性があった瞬間にはパートナーは前に詰めて、次のシャトルをきっちり前で処理するべきである。もしそこでクリアを打ったなら、その時初めて後ろに下がればいいだけのことである。

試合中に、もしこういう考えの方と組むようになったなら、あなたはスマッシュを打ってはいけない。せいぜいドロップとクリアを中心に、甘いシャトルを待つしかない。あなたにとってはパートナーは間違いかもしれないし、パートナーにとってはあなたの考えが間違っているかもしれない。うまくやる、とはそういうことでもある。それがレディースは難しい・・・。

もし、サイドバイサイドを中心に組み立てたいのであれば、とにかくリターンはクリアである。これで相手を追い込めれば、前でのプッシュは容易だ。打てるのであればきっちりと打って、パートナーに前で決めてもらう、ドロップはそのスマッシュに少し織り交ぜるだけの方がいい。読まれてしまっては必ず詰められてしまう。このような戦略が立てられるのは、パートナーと考え方があった時だけである。

パートナーの力量と考え方をしっかりと見極め、考えながら打つ、もしくは打たない事が必要なのだ。

ショートサービス、ロングサービスの記事を踏まえて、今回はサービスレシーブである。

実はサービスも含め、これまでと大きく変わっているのが、大幅なルール改正である。人によっては改悪と取るかもしれないが、替わってしまった以上、ルールにあわせたプレーは必要だろう。

今までは、サービスレシーブを慎重に、というのが一般的だった。なんせ一本のミスで点が入ってしまうからだ。これからのラリーポイント制では、サーバーだろうとレシーバーだろうとまったく関係無く点数が入っていく。これをどうとらえるかで戦略は大きく変わる。

まずはポジションであるが、ロングサービス、ショートサービス全てに対応できる位置を取らなければならない。さらに、その位置の一番前、それが構える位置なのがベストと思われる。そこから、相手の特徴(ショートとロングのどちらが多いか)により位置をずらす。その考え方でいけば、例えば一般男子だとサービスラインぎりぎりに構える事ができるが、レディースではそこまでのフットワークが無い為、きっちりとカバーできる中間より少し前目の位置になる。もちろん、練習により、できるだけ前に構える事ができるような練習は必要である。甘えてればずっとサーブレシーブは後ろから返すだけになってしまうのだから。

次に、ショートサービスの返球について綴っていきたい。ショートサービスが来た時に、まずは、あなたにそれが決められるかどうかを選択しなければならない。何が一番まずいのかといえば、それは「中途半端なリターン」だからだ。少し甘いシャトルが来た時に、つい速いシャトルを返したくなるが、これはどのプレーにもいえることだが、

「速いシャトルを打てば、早くシャトルは返ってくる」

のだ。つまり、甘いシャトルを中途半端につっついたとして、それをクロスにリターンされた場合に拾いにいける人がいるかどうか、ということである。基本として、レシーバーよりもパートナーは後ろで構え、ショートサービスはセンターよりもコートのサイド側に飛んでくる。それを前に動いて突っついて、尚且つ決められなくてクロスの前に落とされた場合、これを取りにいかなければならない。せいぜいしっかり上げられるかどうかの問題となり、そのまま相手にプレッシャーはかけられない。攻めているつもりが、実は守るしかなくなってしまっているのだ。だったら最初から、きっちり上げた方がいい。だが、プレッシャーをかける意味でも、甘いサービスは突っ込んで上から勝負にいくべきである。そのプレーは、指導者がよく「柔らかく」と表現するプレーである。サービスをできるだけ上で捕らえ、シャトルをスペースに運んであげるイメージだ。サーバーとそのパートナーの中間だったり、逆にサーバーが反応できていないのであれば、ネット前でも構わない。自分に余裕を作り、さらに相手にプレッシャーを与えるプレーが必要である。
もちろんそれが成功した場合、もしくはヘアピン等にいった場合はトップアンドバック、挙げたのであればサイドバイサイドである。


ではロングサービスの場合はどうだろうか。これがレディースにとっては選択が難しいプレーの一つである。可能なプレーとしてスマッシュ、クリア、ドロップあたりが考えられるが、パートナーの考え方一つではぷれーを制限しなければならないのだ。

長くなってしまったので、続きは続編を。「ロングサービスのレシーブについて」を熱く語りたい。

ショートの次はロング。安易で申し訳ない。

ロングサービスの考え方としては二つある。一つは、相手を後ろに下げる為のロング、もう一つは相手の体制を崩す(あわよくば決める)サービスである。が、実際のところ、ほとんどは前者であり、後者はレディースに限るとそうそう狙えるものではない。
理由として、レディースのメインは守備的なものであり、サービスレシーブから攻撃的にはこない。フットワークが他の種目から比べて弱い点もあり、レシーブ位置はほとんどコートの中間を取る。さらに、レシーブの一歩目はサービスがなされたのを確認してからであり、サービスと同時に動き出そうとはあまり考えない。結果として、ロングで崩すのは難しいと言える。

では心がけるのは何かといえば、きっちりとエンドラインまで飛ばし、サイドバイサイドの陣形を取ることである。早く打とうとせず、ゆっくりでもきっちりと下がらせるサービスが有効であり、守りやすくなる。中途半端に低いシャトルを打つよりは、しっかりと高いサービスを心がける。

相手のアタックが怖くない場合は、積極的にロングサービスを使ってもいいだろう。ダブルスの基本はショート、と聞いたことがあるかもしれないが、試合に勝つ為に最善の策をとるのが当たり前。セオリーにこだわらず、相手に合わせてサービスを出していった方がいいだろう。

前述の後者のような崩すサービスを打ちたい場合、有効な相手としては、ショートサービスをプッシュしてくる相手だが、それを交わすにはシャトルのスピードよりもラケットのスピードである。ラケットのスピードといっても、速くスイングして遠くに速く飛ばす、ということではない。いかにショートサービスのスイングに近づけるかが重要である。相手には、寸前までショートサービスと思わせる必要がある。思わせてしまえば、どんなに甘いロングサービスでも、反応できずにエースが取れる。
何度も言うが、このサービスは、特に相手に注意して欲しい。サービスを見てから動く相手にはまったく通用しない可能性があるからである。

サービスの種類の本数も気にしなければならない。前者なら、5割以上ロングでも構わないが、後者であればショートサービスを中心に、ロングを少し混ぜる感じで勝負したい。得手不得手よりも、対戦相手に合わせることが重要である。

ショートでもロングでも、大事なことは、打った後に、相手が打つ前にレシーブ体制をとることである。これから何度も書くと思うが、サービス周りはそれを忘れやすい。しっかりと集中して、無駄にでもラケットを上げて構える事を癖つけていこう。

ようやく本編まで踏み入れていこうと思う。

今回は、第一回として、最も最初に行うプレーのサービス、さらに条件を限定して「ショートサービス」に触れてみたいと思う。

まずショートサービスでの重要点を記す。

・プッシュされない
・次のシャトルで勝負できるようにする

レディースの方がショートサービスをする場合、ネットからの高さは、重要ではあるが、一般に比べるとそこまで重要では無くなってくる。それは、どうしてもフットワークがついてこない為、少し下がり目でレシーブをしようとしてしまうから、ショートサービス→プッシュ、という場面がとても少ない。つまり、最低限、プッシュされないぐらいの高さを維持できればよい。そして、ショートとロングがばれないようなサービスが出せれば尚いい。口で言うのは簡単だが、これが意外に難しい。コツは、ロングサービスを出す時に急がずに出すこと。適度にロングサービスを織り交ぜる事。
問題は2番目である。結論から言うと、サービスを、相手の取りにくい場所へ落としていく。一般と比べると失礼になってしまうかもしれないが、やはり前述したように、フットワークが若干鈍い。ショートサービスは大きく返して次から勝負という傾向が強くでるのも特徴であるが、大きく返されない場所にショートサービスをコントロールしてあげることが重要となる。これには二つの大きなファクターがあり、

1.場所
何度も前述しているように、少し後ろに構える傾向がある。それを踏まえて、サービスラインのオンラインを目指してサービスを行う。コートの外側にコントロールできれば、なおいい。
2.時間
これは、サービスがなされてからシャトルが床に落ちるまでの時間である。これのコントロールは、とにかく練習を積んでもらいたい。非常に奥が深い。コツは、ラケットを振らないでコンパクトに出す。ネットの真上でシャトルの頂点を作るイメージが持てれば、この時間はどんどん短くなる。

この二つを特に気にして欲しい。

これに対してのポジションであるが、基本は「プッシュされないこと」を前提にサービスする為、

「トップアンドバック」

の体制をとる。後衛は、甘く入ってきたシャトルは積極的に打ちにいき、前衛は、前の細かい対応をしっかりと取る。
ここでもう一つ重要なのが、

「サービスに満足しない」

事である。どういうことかというと、よく、サービスの行方をのんびりと見入ってしまっている方が見受けられる。そんな間にも相手はシャトルを打ちにいっている。サービスを出した後は、いちはやくラケットを構え、次のシャトルに備えるようにしていく。遅くとも、相手がシャトルを打ちに行く前には、ラケットを上げて次に備えたい。この考え方は、様々なプレーに共通するものである。今後何度も出るので、その度に思い出して欲しい。

「相手が打つ前に、自分が打つ体制を取る」

よく覚えておくこと。絶対に必要な言葉だ。

レディースの方への愚痴みたいになってしまっているが、本編はもう少し先、ついでに、いいところを書いたところで何も面白くない。もうしばらくお待ちを。

レディースの方の特徴の一つとして、

「そんなのやったことない」

という言葉をよく聞く。やったことない、は、やってないんだから、やらなければいつまでたっても「やったことない」から進歩が無い。まずは、我慢してやってみて欲しい。
そういったプレーで多いのは、

・バックハンド一般(ドライブ、レシーブ等)
・クロスネット

が比較的多いだろうか。
バックハンドストローク、これは、意図的にやらなければ絶対に身につかない。多少の失敗ではめげてはいけないし、一朝一夕で身につくものでもない。グリップの持ち替えはそれほどまでに難しく、敷居を高くしてしまっているが、これはバドミントン、特にダブルスをやっていく上では必須といってもいい。それほどまでに重要なストロークだが、苦手意識の為に手を出させない方が多すぎる。コツは本編掲載予定だが、そんなことは待たず、とにかくやってみて欲しい。

クロスネットは、プレーの選択肢の一つとして、それと、これができるようになるとプレーの幅が極端に増える。それは、フットワークが必要とされるからであり、そこからさらに発展していく。できなくてもいいかもしれないが、それでも、クロスネットができるぐらいの位置、時間でシャトルに入ることが重要なのだ。分からない人は読み飛ばすように。これから少しづつ、そのことについてはでてくると思う。

もう一つ多いのは

「レディースの人はそんなプレーしない」

愚問である。そんなことだから上達が遅れる。速いシャトルを見れば、それより遅いシャトルに対応できる。厳しいシャトルが追えれば、いろいろなシャトルが拾えるようになる。いろんなフェイントに対応できれば、そうそうフェイントにひっかからなくなる。技術とはそういうものであり、自分からレディースという蓋をしてしまっては上達は見込めない。

うまくなりたいのか、バドミントンを楽しみたいのか、運動の為だけにやっているのか、いずれにせよ、上達を目指すという向上心は必ずもっていなければならないのではないだろうか。それを持っていれば、上記は理解していただけると思う。できなくてもいい。やってみる、挑戦してみるということが、とても大切なことなのだ。

暑い・・・

最初はいろいろとあーだこーだと適当に考え方についてを書いていく事になるでしょう。いきなり技術的にしたとしても、

「こいつ何考えているんだ」

と思われかねない。いろいろと御託を並べた上での技術論であれば、「馬鹿が何いってんだか」と聞き流せるだろうし、少しは納得してもらえる個所もでてくるかもしれないし。

バドミントンなんて、結局マイナースポーツであるから、コーチ法なんて、それこそ腐るほどあるわけで。そんな中、このインターネットで情報を収集する人々の、ほんの一握りの人に役立てるなら、と考えている次第でして。


何はともあれ、「もう小泉はほっといてやろうよ」というたぬ吉が、今後ともお送りして参りますので、よろしく頼みます。>ALL

上達への近道として大切なファクターであるのが「楽しむ」ということである。では、レディースの方にとって、楽しむことがどういうことであるかといえば、それはそのままゲームをする事に繋がる。

小中高生よりも、人の付き合いが難しくなってしまうのはどうしてもしょうがないこと。なおさらゲームで嫌に思われたくないと思うものである。とりあえず細かい技術は抜きにして、ローテーションに少し触れてみたい。

ローテーションとは、ダブルスのゲームをする時に、お互いが協力して自分のコートを守る、もしくは相手を攻める時にお互いがポジションを変えながらプレーする事であるが、実はこの考え方というものが、厄介なことに人によって様々である。覚えたローテーションが、別な人ではまったく役に立たないという事は、プレーすればするほどでてくるだろう。

ということで、まずは基本、大前提を覚えて欲しい。

1.上げたら(クリア、ロブ等)サイドバイサイド
2.攻めたら(ヘアピン、スマッシュ、ドライブ等)トップアンドバック

これは、必ずどのクラブでも教わるであろう。だが、そこは、よく考えてもらいたい。それは、

「なぜそういうことになるのか」

である。
ローテーションでは、シャトルを落とさない、シャトルを決めるという事を考えていかなければならないが、どういった場面でシャトルが取れなくなってしまうのか、どうしたらシャトルを決められるのか、というところまで掘り下げてみたい。

まず、シャトルが決められてしまう場面だが、1の「上げた」場面を想像して欲しい。あなたなら何を打つだろうか、スマッシュ、クリア、ドロップ等が考えられるわけだが、これを全て返せるポジションが「サイドバイサイド」になる。
2では、どうしたらシャトルを決められるか、という事を考えていく。強いシャトルがいけば前に落ちてくるシャトルが増える。相手に体の下側でシャトルを触らせれば、必ずこちらのコートに帰ってきた時には上向きとなり、それを打つにはサイドバイサイドよりも、トップアンドバックの方が有効である。

では、
「クリアを打ったが、相手がスマッシュを打ってきそうも無かった。」
この場合どうしたらいいだろうか。
これは、そう判断したのであれば、前へ詰めるべきである。スマッシュがこなければ、ドロップもクリアもトップアンドバックで処理できる。より攻撃的なダブルスをするのであれば、処理できるならサイドバイサイドよりトップアンドバックを選択するべきだ。

ただ、これをより安全に、と考えるのであれば、サイドバイサイドでもまた真である。サイドバイサイドの方が守れる範囲は確実に増える。のであれば、無理に攻める必要も無い。

つまりは、考え方によってローテーションの方法は変わり、人によっていろいろな考え方がある、という事を理解していかなければならない。だが、大前提にはのっとるべきであり、あまりにそれから外れるようであれば、よく考え直す必要がある。

それを、組む人によって考えていかなければならないから、また難しいのだが。

細かい内容については、後日に細かく触れていきたいと思う。

これから始めようという方は特に、経験者の方も少しは該当するだろうか、兎に角一番大事な事、これだけは頭において欲しい。

【アドバイスは絶対ではない】

レディース所属の方だけの事ではないが、これがレディースになると格段と重要性が跳ね上がる。レディースのクラブというのは、大半がそれぞれ仲間内だけで練習している。コーチを頼むところもあるだろうが、ほとんどは前者ではないだろうか。そんななか、初心者のあなたが教わる人は、そう、あなたと同じ、元初心者である。今のバドミントンコーチで、きっちりと指導者資格を持っている人はほとんど皆無であり、レディースの方ならなおさらである。あなたは、他人の経験を元に育てられることになるわけだが、その人は、果たして正しい知識を持っているだろうか。

基礎練習から始まり、ゲーム練習に入り、「こうラケットを振って」「こう動いて」としばらくは言いつづけられるだろう。ただ、あなたはその時、100%を信じてはならない。そしてさらに、信じているように見せなければならない。

前述したようにレディースのクラブは楽しむことが前提である。仲間と楽しくやる為に、多少嘘をついてでも、「はい」と言わなければならない事が続くのである。

では何が正しいのか。それは、皆さんの経験の中で正しい情報を見つけて欲しい。だが、これだけは忘れてはならない。「三人寄れば文殊の知恵」ということわざはあるが、実際は、間違った考えを持った人が集まったところで、そこに正しい答えはでてこない。自らが学ぼうとし、その場に足を運ぶこと、本、ビデオ等なんでも構わない、正しい答えを見つけようとすることが重要である。

・レディース連盟
そういう連盟があって、それに所属する人は、レディース連盟主催の大会に出られる。
これが、結構特殊な連盟であり、目的が「勝利」ではなく、より「楽しく」バドミントンをしていくことを目的としている。そんなわけで、この連盟主催の全国大会はあるが、それが「県別対抗」と「チーム対抗」に分かれ、県別対抗戦では、当連盟以外の全国大会に出場した選手は5年間出場できない。少し前まではそれが10年だった。さらにチーム対抗戦では、いわゆる学生時代の経験者は出場すらできない。そして、この大会で優勝した選手は3年間、3位まで1年間出場できない。
これらを考えれば、いかに「楽しむ」という部分を強調した連盟であることが分かっていただけるだろうか。


レディース連盟に所属する人にもいろいろな方がいて、とりあえず家庭も一段落したし、体を動かす為に始めた人だったり、中には実業団選手で引退後、5年の猶予を経て県協会のお偉いさんから借り出される人まで様々である。

このカテゴリでは、一応特殊な例を除き、これから初める人、それに順ずる人を対象に書いていくつもりである。いろんな考え方を知り、皆様の技術向上に役立てて欲しい。

・バドミントンの持ちネタ、公表しまくります
・いらいらしたら休みます
・気が向いたら復活させます
・とにかくいろいろがんばります

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