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2009年02月

このブログを見ていて疑問に思ったことはないだろうか。

「意識する」

「イメージする」

この二つの言葉が大変多くでてきていると思う。私が記事を書くときにももちろん使っているが、実際に指導しているときも非常に多く使う言葉である。これで個人が特定されてしまうのではないかというほど自分でもよく使うと思っている。

この意味についてを記したことが無いと思うので補足的に述べてみたい。

まずは「イメージする」という言葉だが、これはとにかく羽根が飛んでくるのを指す事が多い。素振りをする時にシャトルがどの高さで、どの場所に、どんな速さで飛んでくるのかを頭の中で思い描き、それを捕らえる。そしてそのショットでシャトルはどこへ飛んでいくのかをしっかりと理解する。それが「イメージ」だ。バドミントンという競技では、同じ事は二度と起こらないといってもいいほど全てが変化する。立ち位置も違えば相手も違う。数ミリのずれが手元で大きなズレになる。シャトルも同じ力で打ったところで状態により変化する。それらに対応する為には現実を越えるぐらいの「想像力」が必要になる。それをイメージできて練習できれば、初めてそれらに対応できるようになる。単純に「ゲームをイメージして」とよく使うが、できるならゲーム中の複雑な変化までイメージして欲しいと願っている。例えば、サーブ練習、29オールでどのようなサーブがだせるのか、28対29の時は?逆に0対0の時は?全て同じ心境にはならず、どの場面でもかかるプレッシャーが違う。ここまでではなく、これ以上を考えてこそ、本当のイメージであると思う。

次に「意識する」だが、これは普段考えていないことを考えながら動く事である。例えば筋トレの時に負荷のかかる筋肉を強く意識する、インナーマッスルトレーニング時にも、普段の動きではほとんど気にしない筋肉や間接を意識して動かすことにより効果が大きくなる。素振りでは、「イメージ」とは別に、肘の高さはどの程度なのか、テイクバックはどれぐらい取ればいいのかを意識する事により自分のフォームを見直すことができる。これらを繋げるのは「無意識を意識する」という事である。普段自然に行っている呼吸すら、意識することにより見直すことができる。足を動かす時に膝に集中していれば、自分の感覚で膝の角度や体重の係り具合をチェックすることができる。頭の位置、体の向き、ラケットの面、人差し指の位置、一つ一つを練習で全て「意識する」事は決して無駄にはならない。

長くなってしまったが、意識してイメージして練習をすれば、時間に対する効果は相当大きくなるだろう。

A.ドライブタイプ
B.レシーブタイプ
C.カウンタータイプ
D.アタックタイプ

この話題のコメントをsakuさんより頂きました。
長くなりそうなのでそのまま記事にいたします。

>ちなみにたぬ吉さんはどのタイプに当てはまるんですか??

パートナーによりますが、相方がアタッカーならDの球作りタイプですが、基本的にはAが主体、スマッシュを綺麗なカウンターで取るよりも、少しづつ有利にしていく方が好きですね。

>Aタイプの強豪になるとドライブでレシーブしても2本目を
>後衛が前に出ながら速いタッチで球を沈めて、そのまま前衛に入り、
>前衛が後衛に回るといったローテーションで続けて攻撃されてしまい、
>こちらは攻守を交代できないまま、一方的に攻められてやられること
>があります。

後衛が速いタッチで球を沈める事ができるので、やはりレシーブが若干浮くのでしょう。このレシーブを浮かせないようにするのも一つの技術ではありますが、それよりも「そのショットはどんなに頑張ってもいいレシーブができない」と開き直ってしまってもいいかもしれません。つまり、相手のショットが上手だと認めてしまいます。まずはきっちり返して揺さぶりながら、きっちりレシーブできそうなシャトルを待ってみてはどうでしょうか。

>一応、Aタイプの強豪と当たった時はドライブでのレシーブは諦めて、

そうですね。相手の得意分野でわざわざ勝負する必要は無いでしょう。

>なるべく私の方にスマッシュが来るように上げさせ、私がスマッシュ
>を前に落として前に出てペアに打たせるDタイプに切り替えます。

私もそういうプレーが大好物です^^

>私のペアは攻撃に自信があるので、Dタイプでもそこそこ機能します
>が、相手のスマッシュを全部ネット前に落とすのは難しく、やはり
>ジリ貧の展開になります…。

はっきり言うと、これはしょうがないかもしれません。スピードバドミントンが主流になっている以上、先に攻めた方が有利に働きます。前述したように、例えば0:10で不利になるショットはどう頑張っても有利にできませんが、次のショットで2:8に、その次のショットで4:6に、少しづつ有利にしていく事は可能です。一発で考えず、少しづつ有利にできるように我慢しながら、最終的には10:0で有利になれるようなラリーを心がけています。

>CタイプかDタイプが強豪のAタイプを崩す良い方法はありませんか??

まずは何度も書いたように、全てのショットを一発で有利にしようというのは難しいので少しづつ崩す、もしくは甘く入ってくるのを待つ事が必要になります。
崩す方法は相手によるとは思いますが、まずは後衛のバックハンドで羽根を触らせます。これで大きく有利に働く場合が多いのですが、そこは相手も考えているのでなかなかうまくはいきません。そうすると、一度フォア側に振ってみたり、フェイントを入れたりと、その一回前のショットである程度崩しておく必要がありますが、狙うときにはエンドではなくハーフに「落とす」ではなく、ハーフに「突く」イメージで打てるといいでしょう。
崩す為にはまずは角度を潰さなければいけません。どんなトッププレイヤーでも床付近からいいショットは打てないので、相手に高い位置で触られないように、少しでも低い位置で触らせるようにしていくと、徐々に有利に傾いてきます。速いシャトルで返しても、次のシャトルを高い位置で触られては意味が無いので、時にはわざと遅いシャトル、中途半端なスピードのシャトルを使ってシャトルの起動をお辞儀させられれば、徐々に相手は角度の甘いショットになってくるので、そうなればより前で触ることにより相手の攻め手を潰すことができます。


これらはほんの一例であって、万人に通用するパターンでは無いと思われます。いろいろと試してみてください。きっかけになれば幸いです^^

おかしいなぁ。sakuさんのコメントがどうにも読めない。。。

同種はまとめたので、今回は異種のタイプを。

A.ドライブタイプ
ペアとしては似た選手のダブルスになる。攻める事を重点に置くが、攻め方の特徴として相手を奥に押していく。ヘアピンでは無くプッシュ、ロブではなくドライブ。相手のコート中央から奥で勝負していく。ラリーのペースは最も速く、早い。

vs B.レシーブタイプ
ゲームがかみ合わない。早いテンポに持ち込もうとするドライブタイプに対して、大きく時間をかけてくるレシーブタイプ。だが、現状の道具であったり主流のプレイスタイルを考えるならばAが有利となる。大きく返せないようなスピードで押し込んでしまえばレシーブタイプでは何もできない。一度差し込まれてしまえばレシーブタイプはなす術が無いだろう。レシーブタイプは、忍耐強くノーミスできっちり上げつづけなければならない。

vs C.カウンタータイプ
元から早い展開を想定しているCのカウンタータイプ相手には押し切るのが難しい。押し押しだけではそれを待っているCにはいずれ交わされてしまう。このタイプを突き詰めるのならばAタイプは分が悪い。Aが上げないように注意して押し切れれば良いが。おそらく得点の取り合いになっていくだろう。

vs D.アタックタイプ
いかに柔らかい羽根を多用してくるDに対してもう一本攻める羽根を作れるかどうかにかかる。先にあげた方が相当不利に働くが、Aなら一度上げさせてしまえばアタッカーにシャトルを集中させることにより仕事をさせなくするころができる。Dタイプでは上げさせて、そこからようやく自分たちのプレーになる為、若干厳しいか。突っつき合いの勝負では二人揃っているAタイプが有利なので、Dがいかに1対1の前衛勝負に持っていくかにかかるだろう。

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