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2011年08月




「バドミントン 6歳児からのコーチングQ&A」を読んでみた。

Q&A方式になっていて、小さなジュニア選手を持つコーチや父母にはなかなかの手引きとなってくれそうだ。


特に、経験則だけの指導の場合にこういう本は目を通してほしい。小さいジュニア世代にも技術は必要であり、違う考え方をえるという意味でも勉強になる。





ただ、技術的に型にはめすぎるイメージはあるかもしれない。この場合はこういうラケットワークで、という解説はわかりやすい半面そこまできっちりやるのかという疑問も残る。「楽しませる事が大事」、と書いているのに「フォームからしっかりと教える」とは、実践が難しいか。


あくまでこれの通りにということではなく、これから必要な部分を抜き取って指導に生かすには丁度いいサイズの本ではないかと思う。特に「指導法編」は一通り読んでみなければならないだろう。





第28回全日本シニアバドミントン選手権大会 

ようやくではありますが、出場が決まりました。たぶん。

正直言って、開催すらが心配でしたが、早い段階から開催の情報が流れていた事はいい対応だと思いました。大変な状況だとは思いますが、私自身は、普通に、目一杯バドミントンを楽しんで来たいと思っています。

11月18日から20日、仙台の夜の街をバドミントンジャージ集団が練り歩くことになるとは思いますが、温かく迎えててもらえるとうれしいです。ある意味日本バドミントンの最高峰の大会が、無事、開催されることを心から、本当に心から嬉しく思います。


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私個人としては、やはり年々調整が難しいなと思えるようになりました。特に蹴り足の弱体からくるバックハンドドライブの精度。逆足に体重がかかったときのリカバリー。この二つは目に見えて衰え始めました。あまり筋力どうこうではなく、神経や集中力の方が問題なのかもしれません。21点2ゲームをMAXの集中力で取ればよかったのが、1ゲームで切れる。結果として無駄なファイナルが増え筋力疲労が大きくなる。

ひょっとすると、不安が多く、それに頭を使ってしまっているのかもしれませんが、どちらにしても、集中力と瞬発力、これを維持するためのコンディションの為に練習していかなければならないのかなと思っています。特にバックハンドのサイドショット、ハイバックの精度は、上げていかないと試合が成り立たない恐れもあり、白帯へできるだけ近づけるべく調整していきたいと思います。シングルスの練習もしていかないとならないのかもしれません、これはちょっと憂鬱ではありますがw






いい結果、というよりも、楽しんで試合をする為に、その時のベストゲームとなれるように3カ月弱のバドミントンをきっちり動いていきたいとおもいます。

前衛でプレーしているとき、できると楽な事は

・相手より早く動く事
・相手の出足を一瞬でも止める事

これができればかなり有利にプレーする事ができる。

相手よりも早く動く事、というのは、ゲームは一つのシャトルに対して4人が集中している状態である。これは、シャトルがどの位置にあっても同じ事で、打ち返した瞬間でも打ち返される瞬間でも変わらない。

この4人が集中している中でいかに有利な体勢を作れるかどうかは、相手からシャトルが放たれて、シャトルを打つまでの時間をいかに使うかだ。この時間を短くする為にはとにかく動きだしを早くすることだが、相手の思考の範囲内では打ちにいっている間に相手はポジションを決めてしまう。
つまり、相手の予測の範囲以上の速さ、もしくはタイミングで移動を行い、思考の範囲以上のプレーができれば大きな有利を得る事が出来る。






相手の出足を止める、これは前述がフットワーク重点だったのに対してラケットワーク重点になる。相手の出足を止めるプレーとは、相手に2択以上の選択肢を作らせて迷わせる事である。

ヘアピンかプッシュ、ロブかドライブ、アタックかドロップ、これらの選択肢を相手に考えさせるようにラケットを動かしてみる。フェイントやディセプションという言葉で表わされるように、面の向きやラケットスピードであったり、ラケットを止めたり、いろいろな手段はあるが、共通しているのはできるだけ高い位置、そしてネットに近い位置の方がより有効になるということだ。

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この2点のプレー、意識して行う為に共通しているのは、相手の動き、ポジション、ラケット位置を把握しておくということである。予測でも構わないが、できるなら確認してこのプレーができればどんな相手にも柔軟に対応できる。なんとなくでもいいが、自分のプレーではなく、何度も書いたように残りの3人の動きを手中に収める前衛を目指してみてほしい。

ラケットワーク、フットワーク。配球やフェイント、ディセプション。ゲームをイメージして練習し、それをもって試合に臨む。いかにして練習内容をゲームに生かせるかが上達の近道となる。



この「生かす」というキーワードは「考えて生かす」程度の練習では、もしかすると足りないのかもしれない。考えてゲームすることは上達の一歩目ではあるが、自分のプレーとできるのは「考えないで動ける」ところまでいって初めてゲームで生かす事ができるようになる。
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頭で動かすことから条件反射で動かすことへ。この話をすると「試合中のアドバイスは、考えてプレーさせることになるから意味が無い」という意見もあるかもしれないが、このアドバイスを生かすのも、考えてできるのではなく条件反射的にやらなければ実戦では生かしにくいように感じる。



ゲームで生かせるようにする為には最初は考えてゲームしなければならない。ただ、そこから刷り込んでいって考えないでできるようになれば、それがゲームで生かせるようになるということだと思う。反復練習は精度を上げる目的と、体に覚え込ませるという意味で行っていくのがいいはずだ。

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宜野座カットできました。

といっても、本来の「強い回転をかける為」ではなく、右に振りぬいて左側へ飛ばすというフェイント的な使い方です。

強い回転に挑戦してみても、なかなかコントロールはできず、今のところはハーフスマッシュを回内効かせて右へ振りぬきつつシャトルを左へ飛ばすところ、まで。

ただ、軽いスイングにしてみてはカットは強くかかる様子はあります。それだけに打ち出す方向は普通のカットと変えなければならず、調整しながら使っていく必要はありそうです。

早めのスイングになるのでダブルスでも使って行けるんじゃないかなとは思っています。目先を変える意味でも。






シングルスではそのままエースショットにもなり得るかもしれません。もちろん使い方によってではありますが。

カットを複数使い分ける練習は、意識的にしていければかなり面白いのではないかと思います。

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これが難しい。

「練習を実戦で生かす」

ランダムに飛んでくるシャトルの中から持っている技術を選択して打ち返すのがバドミントン。
今日練習した技術をその試合で生かせるようになる為には、それこそ今まで身に付けた技術と同じように習熟させて、さらに頭に覚え込ませて、最終的には体だけで反応するところまで持っていかなければならない。


同じ練習を繰り返して覚え込ませるべきか、様々な技術を薄く練習して、選手に選択させながら勝手にゲームで使えるようにするべきか。


選手により習熟度も違うし体格も違う。そうすると、広く薄くがいいのだろうか。


技術練習の後のパターン練習でそれを使わせて、その後のゲーム練習ではそんなに意識させない方がいいのかもしれない。やはりパターン練習でラリーの中で反応させるまでを強めに考えた方がいいのだろう。





複数人を見る場合、この選択は非常に難しい。

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なるわけがない。話を聞いて強くなるなら、練習時間の半分以上を座学で行うべきだ。


アドバイスは、聞いてその後をどうするかが重要だ。聞き流すのも一つの選択であり、しっかり印象に残すのも一つ、その場でやってみるのも一つ。


どんな選択をしてもアドバイスが無駄になることは無い(たとえ聞き流すを選択したとしても無駄ではない)。

問題なのは、選択すらしない、聞いただけで終わってしまう事。アドバイス聞きました、以上です、これが一番無駄な行為であって、ならば聞かない方がマシだ。



アドバイスは聞いた後、どうするかが非常に重要だ。そのアドバイスが一生残る場合だってある。その後を左右するアドバイスの聞き方、しっかりと学んでほしい。

ゲーム練習でのミス、パターン練習でのミス、そのミスにもいろいろあるが、基本的には全てのミスは巻き戻すべきだ。
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ただ、ノータッチに関して言えば、必ず巻き戻さなければいけない。
ノータッチの原因はそのプレーではなく2、3本前のショットから繋がっているものだ。クロススマッシュに反応できなかったのは、そのクロススマッシュをレシーブする力が無いという事より、甘い位置で、もしくは早いタッチでクロススマッシュを打たれている場合がほとんどだ。



練習で「ノータッチはだめ」というだけでは原因をつぶすことにはならない。原因をつぶすには巻き戻して、さらにその原因を練習で解消していかなければならない。





プレーの巻き戻しはノータッチだけではなく全てのミス、逆にすべてのエースショットに有効である。勝ちパターンを伸ばす為にも、負けパターンを減らす為にも、しっかりとプレーを巻き戻して考えられるような練習環境にしていかなければならない。

言葉は人により違いが出るもので、正しいかどうかはわからない事を前もって補足しておく。



バドミントンの実力の差、もしくはこの「実力」というものに含めるべきなのかもしれないが、「気持ち」「精神状態」は大きく勝敗を左右する。これは、レベルが上がれば上がるほど、考え方や思考が勝敗に影響を与えやすくなるように思う。








バドミントンでは、おそらくではあるが、つらい事を繰り返さなければラリーを取る事はできない。
そこで「勝てる」という思考が生まれると、その「つらい事」ができなくなってくる。この「つらい事」とは、スマッシュの力の入れ具合であるとか、フットワークのスピード、その他全てに影響を与えていく。この「つらい事」の繰り返しが、レベルの近い試合ではラリーを取る手段になる。



このつらい事を繰り返せるかどうか、それが「勝つ」「勝ってやる」と思う事であり、結果を見てしまっては過程で勝負ができなくなってくる。試合にどれだけ集中できるかどうか、チームの為、個人の為、パートナーの為、いろいろとふまえた上でどれだけのモチベーションを持てるか、そういった勝負になってくる。

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この精神力の差がどれほどの実力差を埋めるものかわからないが、少なくともこの気持ち次第で勝てる試合を落とす可能性もあれば、負ける試合で勝つ可能性も間違いなくある。そういった精神状態で大会に入る事ももちろん重要だし、普段の練習でどこまでそれを考えられるかも上達にはかかせないだろう。選手はもっと考える事があるし、指導者ももっと教え込まなければならない部分もある。技術以上に気持ちには答えはないかもしれないが、できることができない状態を作らないようにしてゲームに入れるといいのかもしれない。




先日記事にかかせて頂いた、「宜野座カーブ」はこの本で仕入れたネタだ。

これには、宜野座カーブは特別な魔球ではなく、球の端を切る動作を普通のカーブよりも強調するカーブとのことだ。
つまりはバドミントンにも生かせると思った私はやってみたわけだが、結局はまだ実戦投入には遠く、もっとポイントを考えなければならないといった結論に達した。

この動作はアメフトのスローに代表されるように様々なスローイング技術に生かされている。宜野座カーブほどではないにしても、バドミントンのカットをこれに近い形で打っている選手もいるだろう。そういった体の動作、力のかけ方を理論的に説明してある。

間違った常識に対しての記事も多く、驚いたのはトレーニングでの超回復の話である。

筋力トレーニング→筋損傷→超回復→筋肥大

これがトレーニングの流れしかないと私は信じ込んでいたが、物理的刺激よりも筋損傷の少ない方法でトレーニング効果を得ることもできるとのことだ。実際は両方を取り入れる方がいいようだが、ジュニア世代には高負荷トレーニングは向いていないわけだから、こういったトレーニング法を多めにとりいれた方がいいのかもしれない。


他にも、「トレーニングの様々な誤解に対する解説」や、「ナンバ走りのメカニズム」など、バドミントンにも生かせる話題が掲載されとても勉強になる。


いろんな考え方の知識を得るということで、熟読してみる価値がある本だ。


トレ-ニングのホントを知りたい!

トレ-ニングのホントを知りたい!
著者:谷本道哉
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宜野座カーブのカット。

挑戦してみました。思いついてやってみて、簡単にできるものでは無いと実感。



まず打点。後方に持っていった方がいいのか、逆に前方にして振りぬいた方がいいのかもまだわからず。おそらくは後方、ちょっと追い込まれた形を作って逆側に持っていく方がいいのかも。

スイングスピードもまだわからず。思いっきり目に振ってみたので、あたり損ねが意図しない方向へのスマッシュに変化。回内とインパクトとスイングスピードの関係を掴まないとコントロールもできない模様。




面白いショットではありつつも、非常に難しいです。また次の練習の後にレポート予定です。

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ただ、練習の予定が未定w

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