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2011年09月

グリップの太さについての記事を少し前に書いたが、反響よりもアクセス数が多く、やはり疑問であったり悩みであったり、正解を知りたいという部分が皆様の中にあるのかもしれない。

そう思って、補足としたい。










まず、グリップを細くするという考え方が主流になりつつある現在、もっとも大きなメリットは、いわゆる

「握り替えしやすい」「持ちかえやすい」「グリップを手の中で回しやすい」

これらはすべて同じ意味である。フォアでもバックハンドでも素早い展開で間に合うようにラケットの面を向ける為にできるだけ細くして握り替えやすいようにするというものである。


これにデメリットがある。バットを二人で持って、お互い逆方向へ回し合うと、太い方が少しの力で相手の力に勝つ事が出来る。太すぎて力を入れにくくなっては意味が無いが、適度に太い方が楽に力を伝える事が出来る。




たぬ吉は細いグリップが悪いとかおかしいとかそういう考えはまったくなく、むしろできる限り細くしてもいいと思っている。だが、その「できる限り」とは、「力を伝えやすいできる限りの細さ」であって、「グリップを動かしやすくする為にできる限り細くする」というわけではない。力を伝えやすい太さを最低限維持し、その中で細くする事が必要であって何が何でも細めのグリップにするという風潮には疑問を持たざるを得ない。


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細くする理由と太くする理由、それを筋力、指の長さ、プレースタイルに合わせて適正なグリップサイズでのプレーを目指すのがいいのではないかと思う。


全日本シニアに向けて、ラケットはほとんど握っていないものの、体だけは動かしています。暑い中、慣らしながらきっちり動き切れるようなイメージは作っているのですが、果たしてこれがコート上で生きてくるかどうか。



ところで、最近というか、数年前から足の裏が

「ぷちっ」

って感じで、なんというか筋が切れているような、そんな感覚が結構あります。プレー中が多いかな。
その後は痛みも腫れも無く問題ないのですが、この「ぷちっ」っていったいなんなのでしょう?もしかして、100本中1本ずつ切れているのか、ただそんな感覚があるだけなのか、前者だったらそろそろ全断してしまうかもしれません。。。笑えん。



この歳にもなるといろいろと体に不安もでてきますが、なにはともあれ、コートに立って羽根を追いかけられるならきっちり最後まで追いかけてみたいと思ってます。まずは全日本シニア、宮城。

前衛でもそう、スマッシュレシーブでもそう。どんなショットでも、そこにラケットを置いておけば必ずシャトルは跳ね返る。




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ラケットをコースに置いておく技術、振って飛ばすのではなくまずは当てるところから、というのは前にも話題を上げた、はず。

つまりは、どんな世界レベルのショットを打てたとしても、小学生でもそこにラケットを置いておけばシャトルは跳ね返る。

そしてゲームで必要なのは、「相手にラケットを置いておかせない技術」だ。タッチスピードを上げたり、フェイントを入れたり、相手のラケットが間に合わないようなプレーができればそれが可能になる。






そういったプレーの中に、集中力を切る方法が存在する。簡単に言うなら、相手が気を抜いた瞬間にシャトルを打つ事ができれば、相手は一歩目が遅れる事になる。うまくいけば、なんてことは無いショットでエースが取れる。

では、どうすれば相手は気を抜いてくれるのか。これが簡単にはいかないわけだが、打点を落としてカットしてみたり、ヘアピンで打点を落としてクロスへ打ってみたり、ようは、「ここで打つぞ」を見せておいて、そこで打たずに羽根を落下させてから違うコースへ打つと、「ここで打つぞ」のポイントからずれた瞬間に気が一瞬抜ける場合がある。そこを意識的に付ければ、うまくいけばエース、悪くても有利なラリーが進められる。


相手の状況を把握して、有利に立てるようなショットを心がけてみよう。

バドミントンのラケットで、ガットは張れなくてもグリップはだいたい選手が巻く事が多いと思う。
そんな中、今の考え方では、


「できるだけ細い方が持ちかえ、切り替えしやすい」



という話が主流となっているが、果たしてどうか。

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実際、大学生以上、実業団選手も含め、ラケットの元のグリップを外し、木の部分からアンダーラップ等で調整しているのをよく見かける。使いやすいならそれでいいのだろう。


だが、それを真似する中高生はどうだろうか。私の考えでは、グリップを細くして使うには腕力、ラケットを振る為の筋力が細さに応じて必要だと思っている。つまりは、振る力が付いてきていない選手がグリップを細くすることで、ショットに力が乗らなくなる可能性があるのではないか。




かといって、太くしてギチギチに握っても、それはそれでスピード、取り回しともに上がらない。
本を読んでも書いてはいないが、グリップを操作できる範囲で、できるだけ太めにする、そういった考え方がでてきてもいいのではないだろうか。楽な力で羽根を打つためには、ある程度の太さが必要なのではないか。

個人的に試してみた結果、そう思う。もし皆さんの経験談もあれば、コメントなりツイートなり頂けたらと思います。

バドミントンの1ラリー(サービスが行われてからシャトルが床に落ちるまで)のだいたの時間は15秒前後である。

この15秒、バドミントンプレイヤーとしては、できるなら全力で動けるようにしたい時間だ。余裕を持つ方法はいくらでもあるが、ベストは15秒をきっちり全力で動く事だ。15秒を21点3ゲーム分、自分で取るだけなら42点分でいいが、相手も点数は取るしファイナルの可能性もある。つまり15秒を10秒のインターバルで100セットぐらい行わなければならない試合もあるだろう。それを想定して練習する事になる。


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では、それには何が必要なのだろうか。




たぬ吉が真っ先に考えるのは、筋力、持久力、体力、筋持久力、といったものではなく、

集中力






である。精神的な疲労が真っ先に体に疲労を伝えるように思う。精神論は過去のもの、よくそういう話を聞くが、体力的な疲労は本当に体力的なものだろうか?もう動きたくないと思えば本当に動けなくなる。もう勝てないと思えば本当に勝てなくなる。

最終的には筋持久力のようなものから心肺機能まで必要になるだろうが、まずは体の能力を引き出す為に必要なのが、15秒100セットを乗り切る集中力が絶対的に無ければいけないのではないかと思う。

それがあってからの、その他の体の能力であって、その集中力は普段の練習、生活で鍛えていかなければならない。集中力、精神力、これこそ個人差が強く出る。いろいろな正解があるだろう。これを伸ばすのは難しいかもしれないが、選手には絶対に考えてもらわなければならない能力だと私は思う。最近では軽視されがちであるが、昔ながらの精神論だって捨ててしまえるものではないはずだ。

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