フットワークの角度、意識したことありますか?
---------- ←ネット
3 2 1
6 5 4
9 8 7
上記はいつものコートの数字振り分けです。
・1−9、3−7
*シングルス
距離が一番長く、シングルスでは基本的な攻め方となる。距離は遠いが比較的簡単なので、フットワークスピードさえ磨くことができれば特に問題は無い。
*ダブルス
このフットワークは無いと考えていい。
・1−7、3−9
*シングルス
間に5が入る場合がほとんど。縦の若干角度があるが、この場合ではそんなに難しくは無い。移動の勢いのまま方向を変えられるので、いくらフェイントで足を止めたとしてもそんなに問題にはならないだろう。
*ダブルス
間に5が入らない形で使う事があるが、どちらもゆっくりのプレー(ロブやクリア)の後のフットワークなので流れではあまりない。後ろが浅い場合は前に詰める形があるので、ダッシュスピードを上げる。
・1−3、7−9
*シングルス
性質がまったく違う二つのフットワークだが、ゲームとして考えるなら非常に有効となる可能性がある配球。上記2点とは違い、勢いで動いてしまうと簡単には方向転換できない。フェイント等で相手を前から後ろ、後ろから前へ勢いをつけさせておいてのクロス側へ打つと、なかなか足が出ない。ただ、距離が短いので、単純にクロスへ打つだけでは相手に楽をさせてしまう場合がある。相手の進行方向を考える事がポイント。
練習では、体が流れてしまった場合を想定してのフットワークを行いたい。
*ダブルス
それぞれトップアンドバックでの前衛、後衛の基本的なフットワークとなる。最速で触られた場合を考えて練習したいので、打った後にできるだけ早く次のポイントへ移動するような反復練習をしたい。
・1−1(同じポイントのリピート)
*シングルス
移動の勢いを180度変えなければならないが、1−3、7−9よりは力が入りやすく容易だ。ただ、足には方向転換の為の負荷が最もかかるので、練習では必ず逆方向に体重を目一杯かけた状態を作って床を強く蹴りだす感覚を身につけたい。右足で蹴る場合と左足で蹴る場合が場面によって変わるので、実戦を想定して、どちらの足でも蹴りだせるように練習しなければならない。
*ダブルス
ほとんどの場合は、戻りきる前に2本目を打ちにいく状態になる。1本目を打った後、素早く戻りつつ、相手の動きを確認して方向転換する。1歩でも逆方向へ体重をかけて、2本目を打ちにいく練習を繰り返す。前衛であればヘアピン→プッシュ、後衛なら2本目は飛びついてアタックを仕掛けたい。
・1379→46
*シングルス
間に5が入る。
2本目の46は相手のアタックロブやスマッシュのレシーブになる。相手が最速のタッチで46にシャトルを流してくる事を想定して、1379の1本目からは戻りのスピードを最重要視する。距離は短く、フットワーク角度は深い(1→4、9→6等)か浅い(1→6、9→4等)ので、フットワーク自体の難易度は高く無い。意識しにくい戻りのスピードをしっかり上げる練習を。
*ダブルス
ドリブンクリア、アタックロブからの相手のアタックが2本目になる。攻めたつもりが相手に攻められてしまった場合を考えて練習する。シングルス同様戻りのスピードを上げなければならないが、戻る事よりも、相手が打つ前に戻りきれていなくてもレシーブ体勢を取るイメージを強く持ちたい。
この感覚はたぬ吉のものであって、フットワーク角度の得手不得手は選手によって大きく変わる。バドミントンでは、フットワークに関して言えば得意な部分を伸ばせばいいというわけにはいかず、苦手な部分は削らなければならない。それぞれのフットワークの角度と、そのゲームでの場面をイメージし、実戦に沿ったフットワーク練習をしていきたい。
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上記はいつものコートの数字振り分けです。
・1−9、3−7
*シングルス
距離が一番長く、シングルスでは基本的な攻め方となる。距離は遠いが比較的簡単なので、フットワークスピードさえ磨くことができれば特に問題は無い。
*ダブルス
このフットワークは無いと考えていい。
・1−7、3−9
*シングルス
間に5が入る場合がほとんど。縦の若干角度があるが、この場合ではそんなに難しくは無い。移動の勢いのまま方向を変えられるので、いくらフェイントで足を止めたとしてもそんなに問題にはならないだろう。
*ダブルス
間に5が入らない形で使う事があるが、どちらもゆっくりのプレー(ロブやクリア)の後のフットワークなので流れではあまりない。後ろが浅い場合は前に詰める形があるので、ダッシュスピードを上げる。
・1−3、7−9
*シングルス
性質がまったく違う二つのフットワークだが、ゲームとして考えるなら非常に有効となる可能性がある配球。上記2点とは違い、勢いで動いてしまうと簡単には方向転換できない。フェイント等で相手を前から後ろ、後ろから前へ勢いをつけさせておいてのクロス側へ打つと、なかなか足が出ない。ただ、距離が短いので、単純にクロスへ打つだけでは相手に楽をさせてしまう場合がある。相手の進行方向を考える事がポイント。
練習では、体が流れてしまった場合を想定してのフットワークを行いたい。
*ダブルス
それぞれトップアンドバックでの前衛、後衛の基本的なフットワークとなる。最速で触られた場合を考えて練習したいので、打った後にできるだけ早く次のポイントへ移動するような反復練習をしたい。
・1−1(同じポイントのリピート)
*シングルス
移動の勢いを180度変えなければならないが、1−3、7−9よりは力が入りやすく容易だ。ただ、足には方向転換の為の負荷が最もかかるので、練習では必ず逆方向に体重を目一杯かけた状態を作って床を強く蹴りだす感覚を身につけたい。右足で蹴る場合と左足で蹴る場合が場面によって変わるので、実戦を想定して、どちらの足でも蹴りだせるように練習しなければならない。
*ダブルス
ほとんどの場合は、戻りきる前に2本目を打ちにいく状態になる。1本目を打った後、素早く戻りつつ、相手の動きを確認して方向転換する。1歩でも逆方向へ体重をかけて、2本目を打ちにいく練習を繰り返す。前衛であればヘアピン→プッシュ、後衛なら2本目は飛びついてアタックを仕掛けたい。
・1379→46
*シングルス
間に5が入る。
2本目の46は相手のアタックロブやスマッシュのレシーブになる。相手が最速のタッチで46にシャトルを流してくる事を想定して、1379の1本目からは戻りのスピードを最重要視する。距離は短く、フットワーク角度は深い(1→4、9→6等)か浅い(1→6、9→4等)ので、フットワーク自体の難易度は高く無い。意識しにくい戻りのスピードをしっかり上げる練習を。
*ダブルス
ドリブンクリア、アタックロブからの相手のアタックが2本目になる。攻めたつもりが相手に攻められてしまった場合を考えて練習する。シングルス同様戻りのスピードを上げなければならないが、戻る事よりも、相手が打つ前に戻りきれていなくてもレシーブ体勢を取るイメージを強く持ちたい。
この感覚はたぬ吉のものであって、フットワーク角度の得手不得手は選手によって大きく変わる。バドミントンでは、フットワークに関して言えば得意な部分を伸ばせばいいというわけにはいかず、苦手な部分は削らなければならない。それぞれのフットワークの角度と、そのゲームでの場面をイメージし、実戦に沿ったフットワーク練習をしていきたい。