上達への近道として大切なファクターであるのが「楽しむ」ということである。では、レディースの方にとって、楽しむことがどういうことであるかといえば、それはそのままゲームをする事に繋がる。

小中高生よりも、人の付き合いが難しくなってしまうのはどうしてもしょうがないこと。なおさらゲームで嫌に思われたくないと思うものである。とりあえず細かい技術は抜きにして、ローテーションに少し触れてみたい。

ローテーションとは、ダブルスのゲームをする時に、お互いが協力して自分のコートを守る、もしくは相手を攻める時にお互いがポジションを変えながらプレーする事であるが、実はこの考え方というものが、厄介なことに人によって様々である。覚えたローテーションが、別な人ではまったく役に立たないという事は、プレーすればするほどでてくるだろう。

ということで、まずは基本、大前提を覚えて欲しい。

1.上げたら(クリア、ロブ等)サイドバイサイド
2.攻めたら(ヘアピン、スマッシュ、ドライブ等)トップアンドバック

これは、必ずどのクラブでも教わるであろう。だが、そこは、よく考えてもらいたい。それは、

「なぜそういうことになるのか」

である。
ローテーションでは、シャトルを落とさない、シャトルを決めるという事を考えていかなければならないが、どういった場面でシャトルが取れなくなってしまうのか、どうしたらシャトルを決められるのか、というところまで掘り下げてみたい。

まず、シャトルが決められてしまう場面だが、1の「上げた」場面を想像して欲しい。あなたなら何を打つだろうか、スマッシュ、クリア、ドロップ等が考えられるわけだが、これを全て返せるポジションが「サイドバイサイド」になる。
2では、どうしたらシャトルを決められるか、という事を考えていく。強いシャトルがいけば前に落ちてくるシャトルが増える。相手に体の下側でシャトルを触らせれば、必ずこちらのコートに帰ってきた時には上向きとなり、それを打つにはサイドバイサイドよりも、トップアンドバックの方が有効である。

では、
「クリアを打ったが、相手がスマッシュを打ってきそうも無かった。」
この場合どうしたらいいだろうか。
これは、そう判断したのであれば、前へ詰めるべきである。スマッシュがこなければ、ドロップもクリアもトップアンドバックで処理できる。より攻撃的なダブルスをするのであれば、処理できるならサイドバイサイドよりトップアンドバックを選択するべきだ。

ただ、これをより安全に、と考えるのであれば、サイドバイサイドでもまた真である。サイドバイサイドの方が守れる範囲は確実に増える。のであれば、無理に攻める必要も無い。

つまりは、考え方によってローテーションの方法は変わり、人によっていろいろな考え方がある、という事を理解していかなければならない。だが、大前提にはのっとるべきであり、あまりにそれから外れるようであれば、よく考え直す必要がある。

それを、組む人によって考えていかなければならないから、また難しいのだが。

細かい内容については、後日に細かく触れていきたいと思う。