ジュニア世代は、まさしく1から育てていく世代である。その中で教えていかなければいけないものは、それこそ上げだしたらきりが無いので適当にあげてみようと思う。

心系
・集中力
一つの羽に集中する力。練習も、これ次第で練習時間が同じでも中身が
全然違ってくる。
・礼儀
いろんなところで今は欠けていると言われているものがこれ。ネットを
くぐらない、ネットにかかったシャトルは積極的にとりにいく、ゲーム
をする時は、しっかりとカウントを取る、等ルールではないルールが昔
はもっとしっかりあった気がする。全てがいいとは言わないが、必要な
礼儀はしっかりと残していって欲しいのだが。。。
・負けん気
勝つ為には必要不可欠。これが無い子はなかなか伸びない。負けたら次
は勝ってやる、その為に練習をしっかりやる、そういう循環がレベルを
上げる。
・落ち着き
負けん気とは多少逆位置になるが、自分のおかれている状況判断、これ
がわかるとゲームが有利に進む。
・考える力
なぜ勝てたか、なぜ負けたか、なんでうまく打てないか、とにかく何で
も考えるという事が大事。うまくいかない事だらけなわけだから、それ
を少しでも良くするためにはどうしたらいいのか、と思う力があれば、
指導者はそれを導いてあげるだけでいい。これが無いと、導こうとも、
ついてこない。むしろ方向がわからない。

体系
・瞬発力
バドミントンに限らず、いわゆる運動神経、反射神経を伸ばす。将来の
伸びしろが、これによって大きく左右される。
・体力
動く力である。あえて筋力と書かなかったのは、筋力=筋トレと結びつ
けてしまうから。小学生に筋トレはまだ早い。練習を集中してできれば
充分である。
・持久力
必要最低限の持久力はあるべきだ。マラソン的なものと筋持久力の両方
が必要だが、実際は練習と普段の遊びで身につくものと考えている。
・技術
細かい技術練習の必要性は、今急速に高まっている。小学生のスピンネ
ット等昔は考えられなかったことが今では当たり前になっている。特に
指導が必要なのは、フットワークの足の運び、バックハンド、ハイバッ
ク、ネットあたりが、教えられないと難しいものだろう。


大雑把でこんな感じだろうか。これ以外にも必要なものはいくらでもあるだろうが、気が付いた時点で補完していきたい。クラブの目標によっても大きく変わってくるが、少しでも参考になればと思っています。