もうほとんどの試合がラリーポイント制になってきたと思うが、徐々に進め方が理解できてきたように思う。最初こそなかなか慣れなかったが、気が付いたポイントを記していきたい。

1.離されないようにする
5点差が大きい。それが5-0ならなんとかなるかもしれないが、15-10となってはかなり厳しい。先に離す、もしくはせいぜい2点差で踏ん張る事が必要

2.インターバル後に集中していく
10点前は、単純なミスによる失点を取り返すチャンスがあるが、インターバルを越えたらそれが許されない。

3.サービスが重要
前々からわかっていたことだが、サービスは本当に重要だ。プッシュされないように、且つ攻め易いように。

4.サーブレシーブも重要
あたり前といえばそれまでだが、例えばロングサーブをスマッシュ、ネットにひっかけるといったような、相手に点を上げる行為は避けるべき。無理をしないように。

5.博打的な攻めは×
以前、2本ミスっても3本決めるような人が強い、と書いたが、それがどうも通用しない。きっちりとした攻めをして、それ以上に守ってミスを減らしていく必要がある。


以上のことを踏まえて、最近もっとも大事に感じるのが「精神力」だ。集中力も含めてだが、例えばミスして落ち込み、決めて喜ぶ。こういった選手は、もしかするとラリーポイントに向いていないのかもしれない。厳しい時に力が入ったりすると、難しいシャトルを打ちにいってミスしたりした場合に、取り返すチャンスはまったく無い。以前ならこのミスから立ち直ってもう一度きっちりと、という考え方があったが、その考え直すポイントの猶予がまったくないのだ。非常につらい。集中力を切らしてしまう選手も同様に、取り返すチャンスが与えられないラリーポイントは向いていないだろう。

最初から集中力を保ち、淡々と練習してきたことをこなすプレイヤーがこのポイント性には向いているのかもしれない。