テニスとバドミントン、これを全然違うスポーツだと思う人はバドミントンやテニスをやったことがある人かもしれない。これをずっと突き詰めて考えていくと、結果的に同じ所に行き着くように思う。ついでに、球技であれば全て共通するようにさえ感じてくるのだ。


そう考えさせてくれたのが、タイトルの

教育テレビ「からだであそぼう」の中の、松岡修三テニスレッスン

である。熱心過ぎるて熱すぎて暑すぎる松岡修三は賛否両論あるかもしれないが、日本のトッププレイヤーに君臨しただけあり、さらにユーモアも取り入れながらの練習は、それぞれが勉強になる。

テニスとバドミントンの違いといえば、シャトルとボールの違い、それを打ち返す道具が違い、さらにその技術が違う。逆に、似ている点は、といえばそれは「下半身の重要性」と「強く打ち返す為のボール(シャトル)の位置」だ。

まずは下半身だが、これこそ全ての球技に共通する。ボールに力を加えるために様々な手段を取るのが球技だが、その中で一番重要なのが下半身の安定性である。下半身が体重をささえ、その体重をボールに乗せるという動作ができていなければ、力強いショットは生れない。バレーボールのレシーブは、ボールをコントロールする為に足を動かし、上半身だけのトスでは安定したトスは生れない。足がついてこないバスケのドリブルは簡単にカットされてしまうし、重心を低くすることによりいいディフェンスになる。テニスやバドミントンにおいてのそれは、ボールに力を加える為に下半身が必要になるのだ。

まずは移動手段として、ボールのところへたどり着くまで、そしてショットの瞬間の体重移動である。いわゆる手打ちでは体重移動が行われず、スピードが上がらない。安定しない。下半身でベストな位置にポジションを置けるからこそ、いいショットが打てるのだ。

さらにボールの位置だが、テニスは若干打点が下がるものの、体の回転を使って打つ為のポジションともう一つ、力を加えるためのボールの位置が酷似する。いわゆる「体の前でとらえる」ということだが、これは本当に重要であり、前でしっかりと捕らえるからこそ下半身からの力をボールに伝えられるのだ。


どうやら話が思いっきりそれたようだが、それらのトレーニング的なものを、小学生相手に熱血指導している。その指導方法は、まさにそのままバドミントンに生かせるものが数多い。ジュニアの指導法として「バドミントンに固執させる必要は無い」という考えがあるが、まさにその通りだと思わされた。とにかく一度見て欲しい。情報や練習方法、初心者へのレッスン方法などいろいろな面で生かせるのではないだろうか。

個人的にはあまり好きなタイプでは無いが、バドの指導なんてテレビでやるのはほとんど無いだけに、是非参考にしていきたい。