アドバイスの聞き方についてはっきりとプレイヤーに違いが出る。

1.まったくアドバイスを聞きにこない選手
2.指導者に言われてしかたなく聞きに来る選手
3.強くなりたくて本当に集中して聞いてくる選手
4.むしろ自分から質問してくる選手だ。

もちろん後者の方がアドバイスをする側としても気持ちいいし、前者にいたってはそれ以降のゲームが鬱陶しくなるほど嫌なものだ。正直言って、社交辞令、礼儀的なものも、このゲーム後のアドバイスには含まれていると感じてしまう。やはり私は昔の人間なのかもしれない。

1は論外にして、2〜4は、それによってはまったくもって無意味な場合もでてくることがある。
それはその後の行動だ。

2については、もちろん聞きたくなくて聞いているわけだから頭に入るわけも無い。が、意外と「聞く行為」が嫌いなだけで、実はとても素直に聞いている選手もいるわけだが、そういう選手は影でこそこそアドバイスで受けた技術等をこそこそ練習していたりもする。
3、4については、教えた方も気分がいいし、指導者意欲をかき立てる選手のモデルだろうが、ここで大きな落とし穴がある場合がある。アドバイスとは反省を促し次に役立てるものだが、これをまったくしようとしない選手がいる。アドバイスを聞いただけで満足し、その時は聞いているもののその後まったくそれを使おうとしない。
だいたいアドバイスなんて、それを聞くだけなら簡単だが実行するには今の技術では足りず、日々の練習の積み重ねで養っていくものがほとんどだ。それを、その場で聞いただけで満足してしまっては意味が無い。

中学生に多いのが2、高校生に多いのが3、4は社会人やレディースに多い。だが、この中で本当にアドバイス内容を理解し、次の練習に取り入れようとしている人数は果たしてどれだけいるだろうか。割合的にもそう大差ないように思えてしまう。

アドバイスを聞いただけでは絶対に上達なんてしない。アドバイスを理解し、それができるように練習を繰り返し、1週間後、もしくは1年後、そのアドバイスがようやくクリアできた、バドミントンなんてそんなものである。

聞くだけならだれでもできる。実行すること、実行できるレベルになるまで自分をおい込むことがとても大切なのだ。