ジュニアのクラブで非常に興味深いのが、そのクラブ人数である。
ある程度自分で判断できる中学生は置いといて、あくまで小学生以下の人数を考えていくと、その分布は以外にばらける。

少数精鋭できっちり結果を出すクラブもあれば、多人数の中からその地域トップ選手を継続して出していくクラブもある。だが、以外に聞かないのは、クラブ所属無しで、例えば親とマンツーマンで指導を受けて勝ち上がる選手だ。卓球の福原愛選手のような特別な環境での選手は何故出てこないのか。

一つに選手のセンスが上げられる。多人数であればその中から運動神経のいい選手が出てくる。その選手に引っ張られるように選手レベルが底上げされていく。

もう一つに練習環境がある。卓球ではそれこそ少し広い家なら卓球台を置き、それこそ夜まで練習することができる。バドミントンは基本体育館競技なので、ほとんどの場合、夜の21時までしかできず、尚且つ空いてなければ使えない。

前記した理由は多人数クラブにあてはまり、後記には少数クラブがあてはまる(1面でも空いていれば練習が可能となる為)。つまりメリットデメリットがあるが、実際のところはそうではないのが現状かもしれない。では何がいいかとといえば、「少数入替クラブ」に勝るものは無いだろう。

酷い言い方をすれば、選手の入部試験から始まり、ランキング制を導入しつつ、さらにこのブログでさぼり気味なスキルシート等を活用して不要な選手を切り捨てていく。常にクラブ員を10人前後に留める方法だ。

それと、2部、3部を置いて、いい選手を1部に引っ張る方法もある。これだとクラブが肥大化してしまい運営の手間がかかってしまうが、選手の競争意識をあおるというメリットがある。これをやる時には、2部3部の練習を週2までに留め、1部を週5以上という格差をつけることにより、後者のメリットを生かすことができる。

実際は、こんなクラブがあったとしても日本では認められるのは難しいだろう。他のクラブからの非難も浴びることになる。ただ、本当に強い選手を育てようとするなら、クラブ単位でこういう事をしていくのも必要なのでは無いだろうか。



PS:なんでこんな記事になったかというと、福原愛選手を目指す全ての親子バドミントンな皆様に、あれはとっても難しい事の激しく特異な例だと気づいて欲しいからでもあります。趣味の延長までなら親子でバドミントンは大歓迎ですが、真剣にトップ選手を目指すには、選手の素質が絶対条件であり、さらに団体での競争、そして様々な技術の習得と、1対1では得られないモノがたくさんあります。夢を見るのは自由ですが、親の夢を子に押し付けるのは、見返りも決して多くは無いバドミントンという競技では酷な事でしかありません。