9回表の日本文理の攻撃は、まさに甲子園というものだった。

9回表、2アウト、もう1アウトで優勝という状況でのピッチャーは果たしてどんな心境だっただろうか。おそらく私のどんな想像も及ばないだろう。球が甘くいっている訳でもなく、失投が続いた訳でもない。それでも結果、連打を浴び、点数を重ねられてしまった。1点、2点、さらにかかる重圧、もう優勝にこれ以上近づけないところまで近づいたことによりその重圧はさらに輪をかけてしまったのだろう。

この回の攻防を見て、パッと「中京大中京のピッチャーの心境は・・・」と考えてしまった私は、おそらくバドミントンでもそういう悪い部分を抱えてしまうのだろうと思う。

そう、注目しなければならないのは、5点を追い上げた日本文理の選手の集中力だ。俺で終わらせない、そういう気持ち以上に「次に繋げるんだ」という強い信念がテレビから感じられた。後が無いのは日本文理である。それを後ろ向きに捕らえては絶対にこの猛攻は生まれない。次へ、次へという選手の共通の意思が、おそらく最後の打者にさえも強く持たれていたであろう。その最後の打者も、飛んだコースがあと少しずれていたら、という強い打球。打球にすら強い気持ちが感じられた。



やはり、今回の件も含め、プレッシャーに勝てない人間なんだとつくづく感じさせられた。この試合をみながら速くなっていった心臓の鼓動をいい緊張に持っていくのに、いったいあと何年かかるのだろう。
もし若い選手でこのブログを見ている人がいたとしたら、たぬ吉のようにならないように、生活の全局面をポジティブに捕らえられるように、少しでも訓練していって欲しい。イメージトレーニングをしっかり行えば、勝てる試合を確実に勝てるようにできるはずだ。