GET SPORTS

◆テレビ朝日(EX)
  毎週日曜 深夜24時15分〜26時10分

◆メ〜テレ(NBN)・九州朝日放送(KBC)・広島ホームテレビ(HOME)
  毎週日曜 深夜24時40分〜26時10分

こんな時間に、こんな曜日に、何故こんな熱い番組をやっているのか。かなり前から放送されているが、まったく知らなかった事に今更ながら激しく後悔している。

前から何度か書かせて頂いているが、野球のピッチャーは、その長い歴史と報酬からバドミントン以上の素晴らしい研究が各方面でなされている。たぬ吉の考えとしては、投げる動作、移動する動作の基本的な考え方は全て共通であってバドミントンにも必ず生かせる部分はある。

そんなコンセプトから、たまたま眠い目をゴシゴシしながら見入ってしまった前回放送分について考えてみたいと思う。


まずはプロ野球から、ソフトバンクホークス、杉内投手。

・脱力→リリースの瞬間だけ100%の力を入れる
・脱力中のイメージは「水」「鞭」
・ゆっくりなフォームから速めの球を投げる方が相手はタイミングをとりにくい
・究極の投球は「リリース時の腕の振りのみで140Km/h」

この4点は、まさにそのままバドミントンのスマッシュの考え方と変わらない。杉内選手は、「力の入った投球フォームで140Km/h後半のスピードを投げるよりも、ゆったりしたフォームで140Kmh前後の球の方が打たれにくい」と言う。スピードを求めるだけでなく、相手のタイミングを狂わせる事ができれば、バドミントンでも「最速」はいらないだろう。

次に、Jリーグ、鹿島アントラーズ岩政選手。

足の動きに「狂言」を取り入れている。相撲も同様だが、すり足を利用し、上半身を立てて相手を見る。体の中心の線を意識して、その線を動かさぬように動いていく。

これこそまさにバドミントンのフットワークである。相手の細かい動きに「一歩目」を早く反応しなければならないディフェンダー。その為の動きに狂言のすり足をイメージする。前傾姿勢ではなく、中心に重心をかける。たぬ吉としては、それでも重心は低い位置で維持しているように見える。
「地面を蹴る」という話しはでてこなかったが、すり足と蹴る動作をうまく複合させれば、それが一つのフットワーク技術になるだろう。

最後に、松岡修三氏によるテニススクールでの一幕。

ジュニア選手を指導しているときにたぬ吉も本当によく思うのが、「勝てない選手に対する時」にゲームを投げる選手がいる。修三氏は、真剣に怒る事によってそうならないようにした。やはりテニスでも、修三氏が言うように決して良い事は無い行動なのだろう。
「勝ちにこだわれ」、これができない選手は決してレベルアップは望めない。
相手が強いならどうすればいいか。勝つ為には?点を多く取る為には?そう考えられないならゲーム練習、もしくは大会にだって出させない方が良いと思う。何の為に練習しているのか。勝つ為に練習しているならば、そういう選手は練習すらさせない方がいい。意味が無い。真剣に常に勝ちを意識できる選手が自らのレベルを上げることができるのだろう。



HDビデオを買ったら、毎週録画しようと思う。たぬ吉のビデオは、いまだVHSだ。。。。。