基本であるが故にあまり触れていなかった

2対1 と 1対2

について突っ込んでみたい。

ダブルスにおいて、この形をいかにして作るかが勝負の分かれ目となる。スペースを突くシングルスと違い、スペースの少ないダブルスでは選手に打ち込むことが多くなるが、ここで一人を攻め続けることによって打ち切るということだ。

だが、これを一人狙いと勘違いしないで欲しい。もちろん一人狙いはダブルスでペアにレベル差がある場合に有効ではあるが、一人を攻めることによるリズムや無理な攻撃というデメリット、狙われた選手の集中力向上等デメリットも多い。

相変わらず話しがそれるのは仕様である。2対1を作る方法としては、まず狙う為のショットが必要である。それがいわゆる「崩し」である場合が多い。相手が崩れた瞬間を見逃さず、攻めつづけてポイントを奪うのが2対1で攻める一つの方法である。この場合に、攻める相手は一人、相手には自由を許さないショット(プッシュ、ドライブ等)を打ち続け、最終的には押し切る。

次に1対2だが、相手の攻撃に対して二人で守るというイメージだ。二等辺三角形とよく言われるのが一般的な手法だが、打ってくる選手に対して同じ距離に立ち、一人の攻撃に対して二人均等に守るという方法だ。このとき注意しなければならないのは、コートを分割するのではなく、相手に対しての等距離を取るということである。それによって1対2が生まれる。

これを極端にした形で、ストレートクリア、ストレートスマッシュ、クロスクリアをカバーする選手と、ストレートドロップ、クロスドロップ、クロススマッシュをカバーする選手に分けるようなポジション取りはたぬ吉がよく取る方法だ。横着しているだけの場合もあるが、そういう方法もあるということだけ片隅に置いておくと面白いかもしれない。



こんなに書かれても難しい、という方のために、次回はもっと簡単な考え方を説明したいと思います。有効かはわかりませんが、考えてみるといいことがあるかも。