コメントにできる限りお答えします。コメントありがとうございます。
1. Posted by かつや 2009年10月21日 21:06
?「極端な形」のポジション取りは、「二等辺三角形」と、どう異なりますか?
※おそらく、クロス側の人は少しストレートに寄って、かつ前に上がり気味の位置に入るんだと思います。頭上を抜けるショットはストレート側の人に任せるので、前に出やすい位置の方が有利だと思うからです。ですが、ストレート側の人のポジションはどうされていますか?サイドラインに寄るべきかどうか、後ろに下がり気味にするべきかどうか?等ご教示ください。どの位置にいても不利な部分が出てきてしまう気がしまして・・・
はい。どの位置にいても振りな部分は出て来ます。上げた位置にもよりますが、だいたいは、センターラインとサービスラインの少し後ろぐらいに構えます。下で取る余裕も無いので、ラケットを上げて体勢を低くしておきます。パートナーの位置よりも、だいぶ近い位置に構える事になる為、二等辺三角形は崩れます。ストレート側の選手は、前へのショットをある程度クロス側の選手に任せられる為少し後ろに構えてもいいかもしれませんが、基本は通常どおり(サイドライン少し寄る)でいいと思います。
?たぬ吉さんが「極端な形」で守るときはラリーにおいて、どういうタイミングですか?
ロブが高く深く上がったとき、もしくは、低く速く上がったときのどちらかかなと思います。ロブが高いときは、ネットから距離がある分、時間的な余裕がありレシーバーに有利な反面、相手の体勢が十分になり、ショットを打ち分けられて陣形の弱点をついたショットを打たれる危険性があります。低く速い時は、クロスには浮いた球がくる確率が上がり、また、相手の体勢からスマッシュのコースを読み易いので前に出やすいとは思うのですが、レシーバー側もローテーションに時間を掛けられないので、それがミスにつながりやすいかなと思いました。
大前提として、相手がクロスクリアを打たないのではないかという状況で前に詰めます。
まずロブが高く上がると、目線が上がる為相手コートを見難くなる場合が多くなります。前に詰める事が相手にばれなければ詰めるメリットは充分でてきます。
次に、必ずスマッシュを打ってくる状況を作った時に詰めます。その状況は、若干甘めの低いロブを出したときで、大抵の選手はこれに飛びついてスマッシュを打ちます。それを狙い打って前に詰める事ができるようになります。
相手がチャンスの状況を作りつつ、相手のショットを限定させてそれに合わせてポジションを極端に守るという考え方なので、かつやさんの言うように相手に複数の球種を打たれる可能性がある時は動かない方がいいでしょう。
コースを限定させやすいもう一つのポイントとして、サイド側のロブというものがあります。センターへのロブは、コース自体は制限されますが、一人の選手に対しての制限はあまりありません。逆にサイドへのロブは、ストレート側の選手には大きなプレッシャーになりますが、クロス側の選手にはそれがありません。そこで自由の動きをしようという考え方です。
?「極端な形」の弱点はどこですか。また、弱点を突かれたとき、どう返球しますか。
センター狙いのスマッシュや、カットやドロップには強く、クロスに守っている人が攻守交替のショットを出しやすい形だと思いますが、反面、ストレートスマッシュや、クロスへのハーフスマッシュ、クロスへの速いクリアには弱いように思います。
×クロスクリア
△クロスカット、ストレートドロップ
○センターへのドロップ、ストレートクリア、ストレートスマッシュ、クロススマッシュ
まず前に詰める選手はクロススマッシュを止められる位置にポジションを置きラケットを構える為、速いショットに押し負けない技術が必要になります。ここに集中している為、実際は前にいてもクロスカット、遠い位置のストレートへのドロップは若干取りにくくなります。ストレートドロップはストレート側の選手も処理できるので、そんなに弱点にはならないかもしれません。
クロスクリアは、通常のサイドバイサイドであればスマッシュで打ち返せるものが、ストレートの選手が大きく回りこまなければならず、クリアでしか返せないので大きな不利になります。これを避けるのがまず第一条件です。
ちょっと急いで書いてしまったので、もし気になる点ありましたらまたコメントお願いします。
最後に補足ですが、このプレーはあまり人には教えません。セオリー無視で、果たしてどこまで有効かまったくわからないからです・・・。個人的にはよくやるプレーで、実際クロスクリアで逃げられた事はありませんが、悪くはないと思っています。もう一つ上位になってくると、恐らくスマッシュの威力等で通用しなくなってくるのかもしれませんし、ドライブ能力さえあれば通用するのかもしれません。
1. Posted by かつや 2009年10月21日 21:06
?「極端な形」のポジション取りは、「二等辺三角形」と、どう異なりますか?
※おそらく、クロス側の人は少しストレートに寄って、かつ前に上がり気味の位置に入るんだと思います。頭上を抜けるショットはストレート側の人に任せるので、前に出やすい位置の方が有利だと思うからです。ですが、ストレート側の人のポジションはどうされていますか?サイドラインに寄るべきかどうか、後ろに下がり気味にするべきかどうか?等ご教示ください。どの位置にいても不利な部分が出てきてしまう気がしまして・・・
はい。どの位置にいても振りな部分は出て来ます。上げた位置にもよりますが、だいたいは、センターラインとサービスラインの少し後ろぐらいに構えます。下で取る余裕も無いので、ラケットを上げて体勢を低くしておきます。パートナーの位置よりも、だいぶ近い位置に構える事になる為、二等辺三角形は崩れます。ストレート側の選手は、前へのショットをある程度クロス側の選手に任せられる為少し後ろに構えてもいいかもしれませんが、基本は通常どおり(サイドライン少し寄る)でいいと思います。
?たぬ吉さんが「極端な形」で守るときはラリーにおいて、どういうタイミングですか?
ロブが高く深く上がったとき、もしくは、低く速く上がったときのどちらかかなと思います。ロブが高いときは、ネットから距離がある分、時間的な余裕がありレシーバーに有利な反面、相手の体勢が十分になり、ショットを打ち分けられて陣形の弱点をついたショットを打たれる危険性があります。低く速い時は、クロスには浮いた球がくる確率が上がり、また、相手の体勢からスマッシュのコースを読み易いので前に出やすいとは思うのですが、レシーバー側もローテーションに時間を掛けられないので、それがミスにつながりやすいかなと思いました。
大前提として、相手がクロスクリアを打たないのではないかという状況で前に詰めます。
まずロブが高く上がると、目線が上がる為相手コートを見難くなる場合が多くなります。前に詰める事が相手にばれなければ詰めるメリットは充分でてきます。
次に、必ずスマッシュを打ってくる状況を作った時に詰めます。その状況は、若干甘めの低いロブを出したときで、大抵の選手はこれに飛びついてスマッシュを打ちます。それを狙い打って前に詰める事ができるようになります。
相手がチャンスの状況を作りつつ、相手のショットを限定させてそれに合わせてポジションを極端に守るという考え方なので、かつやさんの言うように相手に複数の球種を打たれる可能性がある時は動かない方がいいでしょう。
コースを限定させやすいもう一つのポイントとして、サイド側のロブというものがあります。センターへのロブは、コース自体は制限されますが、一人の選手に対しての制限はあまりありません。逆にサイドへのロブは、ストレート側の選手には大きなプレッシャーになりますが、クロス側の選手にはそれがありません。そこで自由の動きをしようという考え方です。
?「極端な形」の弱点はどこですか。また、弱点を突かれたとき、どう返球しますか。
センター狙いのスマッシュや、カットやドロップには強く、クロスに守っている人が攻守交替のショットを出しやすい形だと思いますが、反面、ストレートスマッシュや、クロスへのハーフスマッシュ、クロスへの速いクリアには弱いように思います。
×クロスクリア
△クロスカット、ストレートドロップ
○センターへのドロップ、ストレートクリア、ストレートスマッシュ、クロススマッシュ
まず前に詰める選手はクロススマッシュを止められる位置にポジションを置きラケットを構える為、速いショットに押し負けない技術が必要になります。ここに集中している為、実際は前にいてもクロスカット、遠い位置のストレートへのドロップは若干取りにくくなります。ストレートドロップはストレート側の選手も処理できるので、そんなに弱点にはならないかもしれません。
クロスクリアは、通常のサイドバイサイドであればスマッシュで打ち返せるものが、ストレートの選手が大きく回りこまなければならず、クリアでしか返せないので大きな不利になります。これを避けるのがまず第一条件です。
ちょっと急いで書いてしまったので、もし気になる点ありましたらまたコメントお願いします。
最後に補足ですが、このプレーはあまり人には教えません。セオリー無視で、果たしてどこまで有効かまったくわからないからです・・・。個人的にはよくやるプレーで、実際クロスクリアで逃げられた事はありませんが、悪くはないと思っています。もう一つ上位になってくると、恐らくスマッシュの威力等で通用しなくなってくるのかもしれませんし、ドライブ能力さえあれば通用するのかもしれません。
コメント
コメント一覧 (2)
私もクロス側でのレシーブ時に、ちょっと前に出る場合があって、「これでいいのか」と疑問に思っていたので、沢山質問させて頂きました。昨日、色々考えながら試合形式で練習をしまして、その結果から思ったことをコメントさせて頂きます。
≫センターラインとサービスラインの少し後ろぐらい
実際立ってみると、私が普段「ちょっと前」と思っていた位置よりもさらに半歩ほど前でした。「上=肩より上、中=腰から肩、下=腰から下」とすると、私の場合、前に詰めることで「下」に来ないようになるくらいの位置でしたが、たぬ吉さんの位置は、「上」にしか来ないな、と思いました。
≫必ずスマッシュを打ってくる状況を作った時に詰めます。その状況は、若干甘めの低いロブを出したとき
というのは、目からウロコでした。確かに、甘め、低めのロブは強打されたとしても沈む可能性が低いので、体勢を低くしてラケットを立てて構えるということはありましたが、そのタイミングで前へ詰めてしまうという考えは無かったです。強打が怖いので後ろに下がるのではなく、強打を打ってくることが予想できているのだから、反対に前に詰めることで守備をしやすくするということでしょうか。
>>「速いショットに押し負けない技術」「ドライブ能力さえあれば」
とおっしゃる通り、かなりのドライブ技術が必要だと思いました。でも、時間的な余裕が少ないということを除けば、「ネットまでの距離が短い」、「前で取ることでコースや高さを絞れる」、「リターンのタイミングが早いため、甘いレシーブでも前衛を抜く可能性が上がる」、といった、レシーブ側に有利な要素も多いため、意識さえ変えれば、通常の立ち位置よりも有効なリターンが可能になるかもと思います。(クリアを打ってこない、コースの打ち分けが出来ない、強打してくる、といったことを瞬時に判断する難しさもありますが・・・特に、初めて対戦する相手の動きを読むのは難しいので、実戦で生かすのはとても難しいですよね)
≫このプレーはあまり人には教えません。セオリー無視で、果たしてどこまで有効かまったくわからないかです・・・。
という部分がネックですよね。「教えません」というより、「いつ」前に構えるかは、細かな読み、勘などの領域ですので、一言で表しにくいですし、また、前に出た場合、
>>ストレート側のレシーバーは)どの位置にいても不利な部分は出て来ます。
という問題もあり、安易に「もっと前に構えてみたら」ってアドバイスは出来ないですよね。しかし、時にバクチを打たなければならない場面もありますし、その「極端な形」を相手に見せることによる、スマッシャーへのプレッシャーもあるでしょうし、常に同じ陣形で守るよりはリターンに変化がつくので、その点も有効だと思います。
※ 幸い私のペアはクロスにクリアが抜けてもカバーして下さるので、今後は積極的に取り入れてみたいと思います。
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