今も昔もたぶん変わらないだろうと思い記してみる。

「マルチポスト」
同じ質問をいろいろな掲示板等に書き込む事。ネットマナー違反とされている。



これを単純にマナー違反としてしまうのは、果たしていいのだろうかと思う。もちろん話題はバドミントンの事である。

普通の選手は指導者が一人である。その指導者に質問をして答えるのが通常だが、おそらくネット内で質問をする方は

1.指導者がいない
2.指導者から答えが返って来ない
3.指導者からの答えが信用できない
4.指導者に質問ができない

だいたいこれぐらいではないだろうか。

 ネットのいいところは、調べればいろいろな人の考え方を知る事ができるし、質問すれば答えが返って来る事だ。そしてバドミントンの質問のほとんどは正解が存在しないものがほとんどである。

 例えばグリップの持ち方一つでも

・包丁を握るように
・フライパン握りはだめよ
・うちわであおぐように
・最初はやりやすいやり方で
・当たらなくてもしっかりした持ち方で

等、いろいろな考え方があり、どれが正解だというものでもない。そういう性質の質問は、どんどんマルチポストしていろんな意見を得るべきではないだろうか。いろいろと聞いた上で、自分が正しいと思うものを選択すればいいのではないかと思う。
 それが一般的な質問であれば過去ログを調べて、という別なマナーが出てくるだろうが、私はこのマナーもどうかと思う。

 1週間前、というのであればちょっと掲示板を覗けば閲覧できるが、それが数ヶ月前というのであれば調べるのもおっくうになる。うまく検索機能にひっかかればいいが、調べ方の違いで引っかからない場合もある。正直言って聞いてしまったほうが数倍早い。それを「過去ログ調べろ」というサイトもあればそのまま答えてくれるサイトもある。と思って書き込めばいいというだけかもしれないが。
 それだけでなく、バドミントンの技術はどんどん新しい話が湧き出てきている。私も追いついていない部分もある。その過去ログを見たところで果たしてそれは現在の話と同一になるのだろうか。過去に遡って掲示板や記事を書き換えているとも思えない。HPだって更新が遅れている可能性もある。新しい情報を得る為には過去ログやHP確認と、有識者に話を聞いてみるということも大事なのではないか。

 正解が一つではない事、日進月歩で進んでいる事についてのマルチポストはむしろしょうがないことではないのだろうか。マナー違反、確かにわかる気はするが、実際の指導者と違って係わり合いは正直薄い。それだけにいろんな意見を聞けるチャンスでもある。このマナーに縛られると、せっかくのネットといういい環境が生かせないのではないかと思う。ネット上で動いている有識者を探し出し、複数の有識者の回答を選別、選択、検討する、なんとも贅沢な作業ではないだろうか。現実ではできない事をネットで、という考え方は、私は決して間違ってはいないと思う。