学校には指導者がいない。バドミントンを知らない先生が顧問になり、なんとなく羽根を打って終わる部活が、私の知っている限りでは8割以上になる。

まったく何も知らない先生が顧問になり、子供達の為に勉強に時間を使い、選手を育てるためにあらゆることに挑戦する先生がそこら中にいた時代も確かにあったが、今ではそんな、いい意味で熱い先生は皆無といっていいだろう。

少なくとも学校では部活動の押し付け合いが起こっていることは事実であって、新任の先生が見ているだけの部活になっている。


公立中学校においては学校を選ぶこともできず、その学校代表で戦うのにも関わらず、その学校はただの窓口としかなっていないのが現状だ。さらに、小学校では学校こそノータッチなものの、各クラブが指導者をお願いするのに動いて少なからず指導者(らしき方々)に指導を受ける事ができるが、その指導者ですら無資格。さらに中学校にあがると、指導技術だけでなく、指導熱意も無い先生に3年間教わらなければならない。

なぜこのことを日バ、体協、教育委員会は重く受け止めようとしないのだろう?10年後のメダル候補が、本当にこの中学校3年間のバドミントン選手としての無駄な時間で潰れていってしまっている。


おそらく話を聞けばこうだろう。
「部活動は学校教育であって、選手育成の場ではない」

だったら時間なんて拘束しないで早く選手を解放すればいい。学校単位の大会なんて無くしてクラブ選手権にしてしまえばいい。中学校が中途半端なことをやっているから、一番吸収の速い時間を無駄に使ってしまうのだ。

もしくは、私立中学校をしっかりとフォローすればいい。この私立中にはこういう先生がいる、そうなれば選択肢が広がるだろう。目当てで入ったら移動でした、なんてことがよくある公立中学校では学校選びすらままならない(むしろ基本は学区内通学だろう)。

部活動に期待して失望している選手を私は何人も(何百人も)見てきている。中途半端なこの状態こそ改善すべきだ。やるなら指導できる先生を育成して欲しい、やらないなら全て外に投げてしまえばいい。もっと学校がやるべきことは他にあるはずだ。