調子に乗った民主党に「NO!」が突きつけられた結果。
自民党が返り咲いた。


本当にそうなの?


たぶん自民党は相対的に勝っただけで、評価されて勝ち上がったわけではない。民主党への「NO!」の分だけ自民党が上がっただけにしか思えない。

本当に今回の選挙で支持を得たのは、みんなの党と池上氏ではないだろうか。

みんなの党代表、渡辺喜美氏の露出は選挙前から増え続け、選挙後も10議席獲得で大きく躍進した。露出してもイメージは悪くならず、どのテレビでも「アジェンダ」と言い続けた。私は正直言ってこのアジェンダという言葉が渡辺氏の印象を若干下げているように思える。少なくとも、私はこのアジェンダという言葉が好きではない。意味ではなく語感が気に入らない。

それでもこの公約に対してブレが全く無い。何より一番気に入ったスタンスは「賛成は賛成、反対は反対」である。党としての協力ではなく政策単位での協力は、これからみんなの党が力を持っていった時にとても大事なスタンスになり得るだろう。これから大きくなったとき、みんなの党は政策で勝負をすることが明確になった。組織に働きかけて議席をとっている民主党、自民党と違い、みんなの党は政策を打ち出してそれの賛成によって票を得ようとしている。現に票を得た結果が今回の躍進である。

魅力的な政策がだされなければ見向きもされず、その政策によっては今回以上の大躍進の可能性があるみんなの党。その為にはタレント候補も組織票も無意味なのだろう。日本の為に政策を作り、実行に力を注げる政治屋部隊、それがみんなの党への私が持った感想である。

そしてもう一つ、今回大きな仕事をやってのけたのが池上氏である。テレビ放送で公明党と創価学会の関係をはっきりとさせてしまった。これが今までの腐ったマスコミでは到底成し得ない偉業だった。政教分離の基本的原則すらも怪しく、さらに突っ込めなかったマスゴミを尻目に、テレビ東京と池上氏は一気に確信をついた。これによって、池上氏を国民全員で守らなければならなくなったのかもしれない。

さらにこの選挙番組で、自民党や民主党に流れる組織票、タレント候補に強い口調で突っ込んでいく様は、非常に見ていて壮観であった。組織票といえども、自民や民主の名前だけのタレント候補を当選させてしまった事には、国民として反省しなければならない。

さらに、口調は悪くとも北野武氏もタレント候補に対して強く言及。こういう態度でテレビに出られる人は、しっかりと評価しなければならないと思う。


私もみんなの党のようなスタンスと同じで、みんなの党が好きだから、渡辺喜美氏が好きだからという理由ではない。たまたま、政策や考え方に、今までに無い政治が見えたように思え、そしてそれに共感できたからここまで応援する記事を書いた。池上氏や北野武氏についても同様である。

数ヶ月前には民主党をもう少し見ていきたいという気持ちがあったが、子供手当てのグダグダ感や、簡単な消費税増税、結局、自民党と同じように国民を見ているのではなく、国会や官僚しか見ていなかったんだなと思い、あてが外れてしまった。使えるのかもわからないタレント候補を多数立てたことに対してもまったく意味がわからない。おそらく国民を見下しているのだろう、というのがこの自民党、民主党への私の評価である。


今のこの時期のこの発言に、深く共感できたので、これからも応援したい、これが私のスタンスである。民主党のように、一気に落胆させないで欲しいと強く願う。