【送料無料】田児式スーパーバドミントン

【送料無料】田児式スーパーバドミントン
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田児式スーパーバドミントンを熟読してみた。

まずネット前のプレーに47ページも割かれている事に注目したい。
バドミントン選手のほとんどが「スマッシュを速くしたい」「クリアを遠くへ飛ばしたい」「レシーブが上手になりたい」という意見が多いだろうが、この本に関して言えばポイントであり一番面白いのは「ネット前」である。ちなみにオーバーヘッドストロークに関しては24ページ程でしか書かれていない。

そういう意味でも、本は中級から上級向けに書かれているが、ポイントさえ抑えれば初心者からも必見である。ポイントとは、打ち方等ではなく、膝、肘の角度、インパクト時の目線、体幹、そういったバランスのイメージを強く盗めるように読み込んで欲しい。いきなりこの連続写真どおりというのは難しいかもしれないが、一コマのポイントを抑えることは初心者や小学生でも充分可能である。得る情報を全てではなく少しずつ読み取れれば技術として身に着けやすいだろう。

P42、43 世界最先端の新しい打ち方
このクロスネットは、あまり練習で行うことは無いだろう。下から上へ擦り上げる事により、シャトルを加速させる。落下を早めれば当然相手は対応が遅れる。打ち方を細かく解説してあるので、ラケットの回し方をチェックすることができる。

P52-54 田児式ネット前の考え方
ネット前の田児選手の考え方が掲載されている。
「相手の足を止める」
「遊びながら」
「マネをした」
「相手を見る」
ここら辺がキーワードのようだ。

P66-67 田児式hットワークの考え方
「常に一定のスピードで行うのは実践的ではない」
これを誤解しないようにするのは指導者の役目だろう。基本をベースに実戦向けに仕上げていくのが練習である。
「フットワークに正解は無い」
体格や性格、プレースタイルによって大きく変わるのがフットワークである。実戦を意識して。

P70-71 グリップ
田児の若干特殊な握り方、テイクバックが掲載されている。
写真情報川内選手のように若干閉じ気味に構えるのが一般的だが、田児は開き気味に構えている。これも柔軟に発想した結果なのだろうか。
ただ、たぬ吉もグリップにはそんなに突っ込みたくは無い。バックハンドをしっかりと打つ事ができていれば、そんなに気にすることでは無いと思う。

P90-91 ハイバック
肘、肩の高さ、インパクト時の位置が連続写真でわかりやすく載っている。これは是非参考にしたい。

P138-139 田児式サービスの考え方
「相手を読みタイミングを外す」
とにかくタイミングを外すことに集中している。その為のコースやインパクトの変更になってくる。

他にも練習方法やトレーニング方法も掲載されている。少しではあるが、参考にはできるだろう。

この本で面白いのは、おそらく解説はほとんどが町田さんが行っていること。田児の言葉はあまり無い。それだけに解説がわかりやすくされている。その中での田児の言葉の掲載は、町田さんの解説を優しく補うような、人間味のある言葉が多い。技術的な解説は苦手だが、イメージで補完するような言葉が印象的だ。

前述したように、基本的には中~上級者向けだが、初心者にも見方によっては充分理解できる内容である。