-----【5月8日(日)まで】目指せランキング1位-----
にほんブログ村 その他スポーツブログ バドミントンへ
-----現在 IN-5位 OUT-3位。ご協力ありがとうございます-----




練習中にコート横から注意するお父様お母様。

大会で観客席から注意するお父様お母様。



疑問というわけではないのですが、これらの行動は難しい部分もあります。


ジュニアのクラブであれば一人の指導者に対して10人以上の選手をみなければいけない時もあり、目が行き届かない事もあります。それを一人のコーチとして注意してあげる、そういった行動は決して悪い影響は無いはずです。むしろ「お父さんお母さんが見てくれている」と思って選手はやる気を出すかもしれません。

大会にしても、普段練習を見ているのは指導者かもしれませんが、普段から一緒に生活をしているのは両親です。選手のちょっとした異変に気が付くのはやはり親の方が敏感に感じられるのではないでしょうか。観客席からのアドバイスはルール上いけませんが、応援の範囲内でなら問題ありません。具体的な応援(ニュアンスが難しいですが、アドバイスはNGw)なら選手も心強く感じてくれるかもしれません。




良い部分はありますが、悪い部分もあります。

練習では指導者がメインで指示を出しています。選手の自主性という意味でもそうですし、指導者の意図もあります。父母が果たしてその指導者の意図を理解したうえで行っている注意なのか、そこが大きな問題になります。もしかしたら指導者が間違っている事をあえてやらせてその後注意して治させたかったのかもしれない。今選手がやっていることが、本当は指導者の意図に沿った事をやっていて注意をして欲しくなかったのかもしれない。

大会にしても、指導者が間近のコーチ席で目を光らせてみているわけです。外からの声で注意力が散漫になったり、むしろ選手に強くなって欲しい為に自分で考えさせてやらせたいと思っているかもしれません。



かなり柔らかく書いてはいますが、実際のところ最も気になるのは親の「注意」ではなく、「怒り」が面に出てしまう事が非常に多いのです。注意だから良い部分もある、と書きましたが、怒号になってしまっては、良い部分はほぼ無いと言えるでしょう。そして、親から選手への注意は「怒号」になるケースが非常に多いのです。


小学生にしても、いずれは自分でバドミントンを選択していきます。今は親に連れられてかもしれませんが、それがいいものであれば必ずバドミントンに自分から向かっていくはずです。バドミントンにはそれだけの魅力があると私は考えています。

ですから、お父さん、お母さんは一歩引いて、選手を見守って下さい。チームのコーチとして練習に参加するのであれば、親という気持ちを極力捨てて、全体を見てあげてください。選手にも、チームにも必ずその方が良い方向へ向かうはずです。

将来の有望選手を大事に育てる意味でも、体育館の中では自由にやらせてあげて欲しいと強く願います。





-----【5月8日(日)まで】目指せランキング1位-----
にほんブログ村 その他スポーツブログ バドミントンへ
-----現在 IN-5位 OUT-3位。ご協力ありがとうございます-----