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ディープピープル
-----以下番組紹介-----
かつてないDeepなトーク番組。

同じジャンルで活躍する一流のプロフェッショナル3人が一堂に会し、司会を介することなく、当事者同士にしか語ることのできない深みのある、臨場感あふれるトークを繰り広げます。
一般的なトーク番組によくある「その道に入ったきっかけ」「個人の苦労・挫折」「目標・夢」などは一切無し。達人ゆえの技とこだわり、神業ともいえる皮膚感覚、知られざる現場の真実・・・・・など、その奥深い世界に分け入ります。

あまりにも深すぎるため、トークには解説を加えます。芸能界きっての博覧強記ぶりを誇る奇才・関根 勤さんが、中村慶子アナウンサーとともに、プロフェッショナルたちの 「ディープ・トーク」をモニタリング。
マニアックな情報を織り交ぜながら、トークを堪能するお手伝いをします。
-----以上-----

前回は、バレーボールのセッターということで、真鍋さん、中田さん、竹下選手の3人のトーク。
この番組の存在を知らなかった私は、見事卓球の回を見逃したわけだが、これは真剣にみてみたかった。

この3人の話の中で、アタッカーが共通に感じる「ボールが止まる」という感覚。川合俊一いわく「まったくばらばらなプレーの3人」という話だったが、これだけが共通だった。動いているボールが止まるというなんともありえない感覚ではあるが、私の考えでは「頭のシンクロ」では無いかと思う。
セッターのトス、アタッカーのアタックポイント、この両者のイメージの差、ボールの動きの予測の誤差が少なければ少ないほど、そのような感覚が生まれてくるのではないだろうか。コミュニケーションとかそういうものではなく、経験やそういった動きの中で生まれるシンクロがボールを止めるのではなかろうか。

バドミントンではどうかといえば、その相手は対戦相手になるが、思い通りに羽根が飛んできた時がこの感覚に近い。
例えば

ネット前の軽いプッシュ→相手のクロスドライブ

このプレーを、プッシュの前に想像できる事がある。そのイメージを作りつつプッシュを打ち、さらにリターンがその通りに返ってくれば後は叩くだけである。こういったイメージはダブルスの前衛によく生かされるが、羽根が返球されるイメージ通りの場所にラケットを置いておけるのだから羽根は止まっているも同然。時間を待って、その時間になったら叩けばいいだけだ。
味方同士のやり取りではない分意思疎通とはいかないが、感覚的には似たようなものではないかと思う。もちろん違うかもしれないが。

卓球も見てみたかったが、今後もスポーツの会があれば是非見てみたい。




最後に、真鍋選手の言葉より。

「トスをして、それをアタッカーがミスしたとき、俺のトスが悪かったんだ、と常に考えていた」

ダブルスプレイヤーは特に思い返して欲しい。これが向上心であり、思いやりであり、ベストプレーに近づくはず、とたぬ吉は考えている。