「バドミントン 6歳児からのコーチングQ&A」を読んでみた。

Q&A方式になっていて、小さなジュニア選手を持つコーチや父母にはなかなかの手引きとなってくれそうだ。


特に、経験則だけの指導の場合にこういう本は目を通してほしい。小さいジュニア世代にも技術は必要であり、違う考え方をえるという意味でも勉強になる。





ただ、技術的に型にはめすぎるイメージはあるかもしれない。この場合はこういうラケットワークで、という解説はわかりやすい半面そこまできっちりやるのかという疑問も残る。「楽しませる事が大事」、と書いているのに「フォームからしっかりと教える」とは、実践が難しいか。


あくまでこれの通りにということではなく、これから必要な部分を抜き取って指導に生かすには丁度いいサイズの本ではないかと思う。特に「指導法編」は一通り読んでみなければならないだろう。