ツイッターで「2ゲーム目では幸せになれません」とのお話を頂きましたが、試合展開はまさにその通りでした。

昔はタウフィックの事を批判したりもしていたのですが、今となっては全てひっくるめてタフィーであって、タフィーの素晴らしさはコートの上で光るのだろうなと思いながら感傷にひたってみました。



確かこの二人、相当に仲が悪かったと思うのですが、この試合を見る限りではそんなことはなさそうです。





と、おおまかな感想はおいといて。


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なんといってもタフィーのボディバランス。そして、相手のリンダンと比べると、全てのシャトルを運びにいっているように感じます。何かの記事で、細いストリングにハイテンションで張っているとあったのですが、そんなラケットで打っているようにはまったく見えません。テイクバック→インパクト→フォロースルーがとても自然で、一つ一つのショットに気持ちがこもっているようです。

気持ちといってもタフィーのそれは「勝利への執念」ではなく、自分のバドミントンへのこだわりというか、勝手な感想で申し訳ないけれど、狙った所へ羽根が飛ぶのを楽しんでいるように見えました。


2ゲーム目は、その狙いがずれてどうしようもなかったわけですが、タフィー自身も、狙ってこれじゃあしょうがないかな、といった風のゲーム運び。自分のミスにイライラしないところがタフィーらしいです。




それと、タフィー自身はネットで落ちたシャトル、結構拾いにいっているんですね。今の選手は「相手がミスしたんだからシャトルは相手が取りに行くべき」と思っていたりしますが、タフィーは近ければ普通に取りにいっていました。1ゲーム目には、リンダンにシャトルを手渡しする場面も。ネットの下から相手に弾く事もありますが、それはリンダンが背を向けていたり遠かったりした場面。想いやりという程のものでもありませんが、タフィー自身は、何かそういう動作も他の選手とは違うように思えました。

ネットインした時でもちょっと手を出してシャトルを率先して拾いにいったり、なんだかそういう何気ない行動が、タフィーのかっこよさなのでしょう。




是非とももう一花咲かせてほしいです。、