一つのプレーで考えてみる。


・リバースカットで、外れる可能性(ネット、サイドアウト等)が50%

いくらエースを取りやすいリバースカットを打てるとしても、入る確率が50%なら打つべきではない。相手サイドに入る確率があるということは、相手に返球される事もあり、相手が得点する確率の方が高くなる。




この入る確率を増やすのが技術練習、そして、相手が得点する確率を減らす(リバースでエースを取る、もしくは甘い返球を誘う)のがゲーム練習になる。

自分のショットがどの程度の習熟度なのか、特に大会前には理解しなければならないし、習熟度を意識的に上げる練習を組まなければいけない。



例えばスマッシュにしても、スピードを求めるかコースを求めるかを考えるならば、それは間違いなくコースでなければいけない。スピードを求めたところで、打ち損じのスマッシュ、つまり高さがずれればリターンエースを取られるか、ネットに刺さる。サイドアウトの可能性も上がり、結論としてはエースを取れる確率が増えるほどスピードを上げなければ意味がない。コースであれば、エースは取れなくともラリーできる可能性が上がる。相手にネット下で触らせるぐらい習熟度が上がれば、相当有利にラリーを進められるはずだ。

ラリーを有利に展開する為に習熟度を上げる。そうすれば、得点する確率が増えていく。



もうひとつの確率の考え方として、得点の取り方がある。

得点を取りあうのがバドミントンだが、序盤の点数と終盤の点数では、感覚として終盤の方が1ポイントが大きく感じてしまう。でも、同じプレーを続けているとしたら、序盤であろうと終盤であろうと同じ1点だ。ラリーをしていく以上、基本的にはこれは変わらない。結局、得点する確率が高い方が21点を先に取る事ができる。

ただ、実際はファイナルゲームまで行くことも多々あるし、終盤の連続ポイントで試合が決まる事も多い。これには、体力以上に精神的なものが大きく関わっている。

・序盤の連続ポイントで気が緩み、終盤逆転される
・序盤の連続ポイントで戦意を喪失する
・終盤の連続ポイントで試合を決められてしまう

負けパターンの思考はだいたいこんなところだ。これを、しっかり確率で考える事ができるなら、そんなに大きなプレッシャーにはならない。

・連続ポイントしたところでラリーはギリギリのところ。気を引き締めて1点ずつ取ろう。
・最初に連続ポイントされたとしても、21点まではまだまだある。しっかりラリーして得点確率を上げれば先に21点取る事ができる。
・ここまで競ってきているんだから、ここの連続ポイントもしょうがない。自分のプレーをすれば点差はまだまだ縮まるはずだ。
・終盤の連続ポイントでゲームを取られたとしても、次ゲーム同じプレーをしていけば取れるはずだ。


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都合良く考えるのは、勝手ではあるが精神上良い事でもある。気分が良ければそれがプレーにもつながる。確率を上げる為に練習をして、ゲームではそれを生かしながら、確率を考えてプレーしてみてほしい。