実力とは、練習で得た技術と資質。これが大会の結果に繋がるかどうかは別問題。





タイトルに戻って、大会で実力が出せる選手は良い選手なのかどうか。
そのような体質を「柔軟性」と呼ぶ事にします。柔軟性がある選手はいろいろな環境に適応し、それ相応の結果を出せる選手。柔軟性が無い選手は、得意な環境でないと実力が発揮できない選手。


この柔軟性、とても必要ではありますが、急ぐ必要が無い、とも言えなくありません。

というのも、いわゆる試合慣れ、大会慣れ、会場慣れの部分が非常に大きく、精神力にも大きく左右されます。もし、ジュニア選手の最終目標がABC大会Aクラス優勝であれば、小学5年生あたりからゲーム中心の練習を行い、1年間きっちりとゲーム慣れすればいいのです。目標が優勝ならそのトーナメントでどこに入ろうが構わないので、1年間オープン大会に出場しまくって大会慣れをして、目標を目指せばいいだけのことです。

ただ、選手の最終目標をABC大会のAクラス、つまり6年生に置くのはどうかと思うのです。バドミントンの選手生命は非常に長く、体のピークも10代後半から20代前半。だとするならば、選手としてのピークに合わせた目標を持つべきだと思います。インターハイからインカレ、さらに全日本社会人、そして、全選手が目標として欲しいオリンピック金メダルも、だいたいその時期での目標にしたいところです。

だとするならば、それまでに、ここでいう「柔軟性」を得ればいいわけで、だとするならば、小学6年生でその柔軟性を持っている必要はありません。

ここで勘違いして欲しく無いのは、柔軟性を高める必要が無いというだけで、柔軟性をすでに持っている、もしくは高まりやすい資質を持っている選手はいるわけで、その選手を否定する必要はまったくありません。そして、それを持っていない選手は「まだ」悲観する必要は無いということです。

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「柔軟性」は最終的には絶対に必要な能力です。これは、全カテゴリ(ジュニアからシニアまで)に言える事でしょう。どの時点でこの柔軟性を備える事ができるか、選手個々に、柔軟性をどの時期までに備わっていればいいのか、指導者の判断は難しいところかと思います。一つの大会に出る1日よりも、体育館で練習している1時間の方が有意義な時期もあるかもしれません。