全日本シニアバドミントン選手権大会だけではなく、毎回大会後話題になるのが使ったシャトルです。試合前に必ずチェックするシャトルで、歓喜したり落胆したりする方も多いのではないかと思います。





一応、慣例なのかルールなのかは今確認はできませんが、1種大会では2社以上のメーカーのシャトルを使う場合が多いようです。、ほとんどの大会では3社から5社ほどのシャトルが使われています。各メーカーは大会協賛という形で一部をサービスでシャトルを提供し、プログラムに広告を掲載します。プログラムの広告掲載料金をシャトル現物で支払っているという形になります。

シャトルの使い方は大会運営側が自由に決める事ができますが、大会によってはシャトルの筒の紙を剥いで、もしくは紙で覆ってシャトルのメーカーをわからないようにして使います。シャトル自体にはシールが貼ってあるのでゲーム前には確認できますが、選手にシャトルメーカーがわからないよう、もしくは、シャトルのメーカーは関係ないとする本部の意思表示と考えていいでしょう。

ここでははっきりとメーカー名を出す事にします。
毎年、どの大会でも話に上がるのが、

「ヨネックスのシャトルとそれ以外のメーカーのシャトルの品質の差」

です。私はここを見ている人ならわかると思いますが、ヨネックスが大嫌いです。それでもヨネックスのシャトルは他と比べて遥かにいいと断言できます。なんせ、他社のシャトルは試合開始前に平気でシャトルを交換します。ラブオールプレーの前に2個シャトルを交換したこともあります。実業団選手でも無い私が、1試合で10個シャトルを使った事もあります。打感は各社差があってもしょうがないと思いますが、安定性、耐久性は段違いにヨネックスのシャトルが格上です。これは、どの選手もそう感じているのではないでしょうか。

今回、17日のくまがやドームでは、ヨネックスとMOAAのシャトルが確認できました。私も初戦はMOAAでしたが、しょうがないと思いながらもシャトルを頻繁に交換しながら試合を行いました。

シャトルのメーカーは選手には選別権はありません。大会側が用意したシャトルを使うことしかできません。もし1ダース使い切ったら違うメーカーに変わる可能性はありますが、1ダースの中身は基本的に同一のシャトルが入っており、使い切るまではそのシャトルで試合するしかありません。これには文句を言ってもしょうがないところでしょう。

むしろ、声を大にして言いたいのは、この1種検定球を定めている日本バドミントン協会の考え方です。
これだけ品質が違うのにも関わらず、全て同じ第一種検定球となっています。誰もがシャトルの品質の格差を感じているのにも関わらず、日本バドミントン協会は全て同じくくりです。つまり、日本バドミントン協会が、不満が続出しているヨネックス以外のメーカーのシャトルが第一種検定球を認めているのでこういう事がおきます。

逆に考えれば、ヨネックスが格差を作る為に無理していいシャトルを提供し、他社は価格を下げ、検定合格品ぎりぎりのラインで勝負している、とも考えられなくもありません。つまり、日バからしてみたら、ヨネックスはいいものを作りすぎているだけで他社の合格品シャトルが基準に近いのでは、と。そう考えると、ヨネックスのシャトルの売り方は狡猾過ぎますね。今のご時世値段を下げて品質も下げて、なのに、高いシャトルを高品質で売る事によって他社よりもいいイメージを作る。事実、1種大会に参加している選手は、品質の差を肌で感じていると思います。

でもあたりまえなんですよね。ヨネックスの方が価格が高いわけですから。


余談ですが、大会の収入は主に大会参加料と広告費になります。主な支出はシャトル代と会場代。今回の大会で1種大会球の上位銘柄「トーナメント」が出てきたのは、参加者が増えた事と、それにより高校体育館を3つ使えた事の可能性もあります。あくまで可能性ですが。1種検定球なので、大会自体はニューオフィシャルで行えます。1本1000円ぐらいの差があるはずなので、あの試合数を考えれば相当な額をシャトル代に回せたのではないでしょうか。


シャトルの品質に違いがありながらも全て1種検定球としている日本バドミントン協会、1種検定球に、明らかに品質が良く価格が高いシャトルをねじ込んでいるヨネックス、ヨネックスの1種検定球に品質で劣る他メーカー、協賛メーカー品をつかわなければならない大会本部、そして、どのシャトルに当たるか試合に入ってみないとわからない参加選手。この不満はいつになったら解消されるのでしょうか。

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もうひとつ余談ですが、大会球は大会本部が基本的に買い取っています。余ったシャトルはその大会本部が他の大会で使用したり、手伝ってくれた学校に回したりするのですが、選手同様他メーカーのシャトルよりは、ヨネックスのシャトルの方がいいんですよね。ってことは、他社シャトルは先に出しきってしまう、そういう場合もあるようです。他にも、1回戦で負ける選手が他社メーカーを使うって終わるのはかわいそうだということで、1回戦は全てヨネックス、こういう場合もあるようです。

私は行っていないのでわかりませんが、おそらく最終日三日目は全てヨネックスのシャトルだったのではないでしょうか。推測でしかありませんが。

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