体罰は絶対駄目、と言いきれるものでもないだろう。




今大きなニュースになっている高校バスケットボール部の体罰問題。これについて、あなたはどう考えますか?

まず理由を考えてみたい。何故体罰にいたったのか。
本当かどうかわからないが、保護者やOBのコメントも数多く出ているようだ。基本的に顧問を擁護するコメントである。これからもわかるように、

・意味の無い体罰ではない

と言えるのではないだろうか。
意味の無い体罰というのは、

・選手が気に入らない

という単純な理由ではおそらくないはず。練習になんらかの支障があったか、もしくは戦術理解できなかったか、なんにしても「将来」選手が納得できる可能性が微かにはある理由だったと思われる。

その原因を解消させる為に顧問が取ってきた対策が、継続的に体罰だった。アメとムチで言うなら、直接的なムチを使う古典的な方法で部活動を行っていたのだろう。


私は、その手法は置いといて、しっかりと部活動を行う、選手を導く、そういう顧問の強い気持ちは間違っていないと信じている。今の部活動は全てのカテゴリでそれが欠けていると感じてならない。選手や保護者(もしかすると特に保護者なのかもしれない)は、少なからず指導を受けたくて入部しているはずだ。なのに、顧問は部活にすら顔を出さず指導もしない。大会に引率するだけといった無気力顧問がほとんどなのが現状ではないだろうか。確かに部活動生徒全員入部というような意味不明な制度がある学校も多いが、それすら問題の原因の一つとも言える。
こういった事件が大きく報道され、おそらくさらにそのような事例が増えるのではなかろうか。


では手法、手段、これはどうだったのかといえば、過去の軍隊式な締め上げは今の時代にはそぐわない。保護者やOBが擁護しているのは少なからず昔の人の意見であって、そのような顧問からの攻撃には慣れることは無いのではないだろうか。小学校からそのような指導がされているなら耐性はあるだろうが、前述したように無気力顧問が台頭してる世の中ではそこまで厳しくは無いだろう。指導方法はカテゴリが変わっても一貫しているべきである。それは技術だけであく指導方法もある程度縦のつながりを持たせなければならない。そういったやりとりが小中高で果たしてあったのか。問題は今回の顧問だけではないはずだ。

私だったら、バドミントンを多少指導しているといえどもここまで本気にはなれないだろう。やる気が無ければコートに入れない。ふてくされるなら体育館に入れない。バドミントンにのめりこみたい選手にはできるだけそのフォローをしてあげたいが、そこに集中できない選手には集中できるようになるまで待つしかない。せいぜい選手の集中力をそぐわないように練習に工夫するぐらいで、気持ちが付いてこない選手を殴ってまで練習させようとは思わない。そういう意味では、この顧問の方が私よりも遥かに選手を指導する気持ちは強いと断言できる。


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今回の件、手法、手段は思いっきり問題にしても構わないと思う。この顧問を擁護する気持ちは私は無い。だが、今の義務教育の部活動には、もっと問題にしなければならない事が山ほどあるはずだ。以前連続投稿させていただいた「部活動不要論」にある問題はまだ解決される兆しすらない。部活動を全て廃止し、校庭、校舎、体育館を開放し、選手を計画的に育てていかなければ五輪金メダルなど夢のまた夢の話でしかない。