つくづく、イ・ヨンデ選手は前衛プレイヤーだと思う。


コリアOP2012 J-SPORTS

・ドライブストップ
ドライブを止めて前に落とす事。

ここでは、さらに前衛にダッシュしているプレーを抜き出してみました。

13秒
画面右サイドの軽いドライブを柔らかくセンターへ運ぶ。下がり気味の前衛から攻めの形を立て直す。

43秒
サイドバイサイドから、浮いたスマッシュを前に落として前衛に入る。浮いたスマッシュはこのようなチャンスを作りやすい。

1分
それなりの角度のスマッシュをストレートに返球&ダッシュ。コースが良ければ前衛にもプッシュされず、このプレーが成立する。

1分6秒
相手後方からのドライブを前で触り前衛に。強打しにいかないところが、イ・ヨンデらしい。

1分13秒
パートナーのジュン・ジェサンは、いくら前に落としても詰めない。後衛でのアタックパターンに持ち込みたいからだろう。役割分担をはっきりしているようだ。

1分24秒
ドライブの次のリターンを前に落として詰める。1球目でいかないところは、確実性を考えてか。

1分28秒
後方で触らせられたが、やはりコントロールして詰める。早い展開を拒否し、確実に後衛のパートナーに打たせる手法。

1分39秒
相手の柔らかいドライブをセンターにコントロール。

1分58秒
ここでは前に詰めない。おそらく球足が長くなったか、テンポが早かった為、詰めてもパートナーがサイドに振られる可能性があったからかもしれない。

2分9秒
相手のストレートスマッシュをクロスへレシーブ&ダッシュ。この攻守交代は素晴らしい。

2分27秒~
ジュンジェサンは詰めない、そしてイ・ヨンデに羽が回った瞬間トップアンドバックの形に。

2分46秒
レシーブ後、一歩目は遅れたが、体勢を立て直しダッシュ。相手を見てなのか、もしくは返球に自信があったからかなのは不明。

2分59秒
軽いプレー、簡単に落とし簡単に詰めているように見える。本当に簡単なプレーなのだろうか。

3分16秒
ここでもスマッシュを簡単にストレートに返球し詰める。

3分29秒
ここだけ画面手前。ふわっと落としてすっと詰める。ジュンジェサンのアタックを警戒してか、相手ロブをミス。

3分39秒
やはりスマッシュをストレートに返球。これだけされても相手に詰められない。



この試合に限って言えば、この前へのレシーブをプッシュされたケースが無い。完璧に近いコントロールで前に運んでいるということになる。前衛がいる場面でもクロスやストレートに振る事により的を絞らせない。高さはわかりにくいが、おそらくギリギリなのだろう。

このプレーの最大のメリットは攻守交代である。後衛にスマッシュを打たせる為のプレーといってもいい前衛プレイヤーの見本のようなプレーだ。早いテンポからゆっくりの羽を作り、間を作るという意味もある。ゲームコントロール力ともいえる。

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世界ランク1位のペアの警戒をかいくぐってのこのプレーは、見ていて痺れるものがある。一瞬の柔らかいプレーに鳥肌が立つ。冷静なシャトルコントロールに酔いしれて欲しい。