ざっと流し見てみました。





このゲームは、点数を欲しがるとうまくいかない、の典型でした。

ゲームスタートはリーチョンウェイの攻撃から。連続ポイントは点を欲しいと思ったリーチョンウェイのやりたい放題。でも、ここから後半手前までは、点が欲しいと思った方がことごとくラリーを失っていました。
「点が欲しい」は根拠が無ければ危険なラリー。スマッシュが決まるかも、決まったら点が取れる、といった自己中心的な攻めが、二人ともことごとくラインを割っていきます。自分はスマッシュが打てるけど、それは果たして相手にとってはどうなのかが、考えが薄い状態。後半までその状態は続き、食らいつくのに必死な分田児がリードする展開。落ち着いている場面ではリーチョンウェイ選手が格上なラリーをするも、「え?そこで外出すの?」という場面で簡単に点数を上げている印象でした。おそらく、田児の想像以上のラリー力が、若干落ち着きを消させたのかもしれません。

そのままの展開で20-17。ここから点数を欲しがったのは田児。そりゃそうですよ、世界ランキング1位に勝つ最大のチャンスですから。あくまで想像ですが、ここから田児はゲームを客観的に見られなくなったように感じました。自分がどうするか、何をするかに頭がいってしまい、リーチョンウェイの情報を把握できなくなっていたのかもしれません。結局、自分で攻めきったポイント以外はリーチョンウェイのラリー力に屈する形となりました。

焦らせた、というには早いかもしれませんが、リーチョンウェイにもう一歩まで進む事ができた田児、このゲームは善戦以上と言っていいんじゃないかと思います。


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残りは気になった技術を。

リーチョンウェイのロブ
ほぼネット際のいいヘアピンを田児が打っているのにも関わらず、あっさりエンドライン付近まで打ちあげるロブ。田児のヘアピンも相当いいはずなのに、もろともしないロブは圧巻。

田児のフットワーク
特に前に振られた羽根に対してのフットワークは見事でした。ノータッチ目的で振ってくるリーチョンウェイのネットに対してもきっちりシャトルをコントロールしてラリーに持っていくのは、やはり足ですね。


スマッシュ
お互いスマッシュの角度、スピードはえぐい。が、上記のとおり、サイドアウトも非常に目立つ1ゲーム目。ぎりぎりの勝負だからヨシとするのか、ちょっと雑になってしまったのか、難しいところだ。




2ゲーム目はまた今度。