第67回 全日本総合選手権大会
男子ダブルス決勝 早川遠藤 VS 平田橋本
数えたのはサーブ回り。必死に数えてたら、試合よりもつかれたですわ。
まず
サーブ本数
平田
1game 11 2game 8
橋本
1game 11 2game 7
早川
1game 13 2game 12
遠藤
1game 10 2game 9
サーブ本数が多いという事は連続得点が多い事になる。早川のサーブからの連続得点が2ゲームとも安定して多い。サーブから安定してラリーを有利に進めていると考えられる。
だが、もうひとつ興味深いデータが。
サーブミス本数
平田 1
橋本 1
早川 3
遠藤 0
なんと、その早川のサーブミスが一番多い。しかも1試合で3本のミスは多い方ではなかろうか。逆に考えれば、それだけサーブで勝負をしていると言えるかもしれない。ギリギリのサーブを出せば当然ミスは増える。この3本のミスと引き換えに、連続得点を生みだしているのかもしれない。
そしてついでのデータ。
ロングサーブ本数
平田 2
他 0
平田のみが試みたロングサーブ。そのラリーは、1本成功1本失敗。五割の確率で点数が取れているなら、もう少し本数を増やしてみるどうなるのだろう?この本数ではわからないが、もしかしたら面白い結果がついてくるかも?
そして最後。このデータを取る為に数えたようなものなんです。
3本目タッチ数
S平田→R早川
1game 1/4 ○
2game 4/5 ××××
S平田→R遠藤
1game 2/7 ××
2game 1/2 ○
S橋本→R早川
1game 4/7 ××○×
2game 0/3
S橋本→R遠藤
1game 0/4
2game 2/4 ×○
S早川→R平田
1game 2/5 ○○
2game 7/7 ○○×○×××
S早川→R橋本
1game 8/8 ××○○×○×○
2game 1/5 ○
S遠藤→R平田
1game 2/6 ×○
2game 2/4 ○×
S遠藤→R橋本
1game 3/4 ○×○
2game 4/5 ××××
見方は、
サーバーが3本目(サーブレシーブリターン)を触った本数/サーバーがショートサーブを打った本数
横の○は、触ったプレーで得点した場合、×は失点した場合です。ラリーが続いてもカウントしてしまってます。
これは技術もありますが、レシーバーの戦略も絡んでくるので、あくまで推測になります。
平田、橋本、遠藤がサーブの時は、もっとサーバーに触らせるようなシャトルを返球した方が、得点確率が高いことになります。逆に、3球目を後衛に触らせる事で優位に立ちやすいショットを打ちこんでいる可能性もあり、球足の長いサーブを出していくことが得点に繋がる可能性を示しています。
サーブの機会が多かった早川も、ここではデータが抜きんでていて、この4人の中で唯一、サーバーが3球目を触った状態で10勝8敗と勝ち越しています。逆に言えば、このプレーができるから連続ポイントが増え、サーブ本数も増えたと言えるかもしれません。
もし、平田橋本が「早川のサーブは早川にリターンする」という戦略を立てていなかったとしたら、早川のサーブの軌道が早川のタッチしやすいリターンがくるようなサーブを出している事になり、そうだとしたら早川のサーブは他の3人と違う可能性がでてきます。そしてそれを得点に結び付けている事になります。ここで言えるのは、平田橋本の戦略ミスか、早川のサーブ優位性か、です。
逆も考えられます。
良い形でサーバーに羽根を触らせているのは早川、遠藤、橋本。
平田は、サーバー優位な形でサーバーに羽根を触らせてしまっている事がおおいのかもしれません。
あくまで、思いつきのデータを切り取ってみただけの解析なので、力関係の物差しにはならないとは思いますが、どうしたらサーブ回りのラリーを点数に結び付けられるのか、考えるときの参考になればと思います。
男子ダブルス決勝 早川遠藤 VS 平田橋本
数えたのはサーブ回り。必死に数えてたら、試合よりもつかれたですわ。
まず
サーブ本数
平田
1game 11 2game 8
橋本
1game 11 2game 7
早川
1game 13 2game 12
遠藤
1game 10 2game 9
サーブ本数が多いという事は連続得点が多い事になる。早川のサーブからの連続得点が2ゲームとも安定して多い。サーブから安定してラリーを有利に進めていると考えられる。
だが、もうひとつ興味深いデータが。
サーブミス本数
平田 1
橋本 1
早川 3
遠藤 0
なんと、その早川のサーブミスが一番多い。しかも1試合で3本のミスは多い方ではなかろうか。逆に考えれば、それだけサーブで勝負をしていると言えるかもしれない。ギリギリのサーブを出せば当然ミスは増える。この3本のミスと引き換えに、連続得点を生みだしているのかもしれない。
そしてついでのデータ。
ロングサーブ本数
平田 2
他 0
平田のみが試みたロングサーブ。そのラリーは、1本成功1本失敗。五割の確率で点数が取れているなら、もう少し本数を増やしてみるどうなるのだろう?この本数ではわからないが、もしかしたら面白い結果がついてくるかも?
そして最後。このデータを取る為に数えたようなものなんです。
3本目タッチ数
S平田→R早川
1game 1/4 ○
2game 4/5 ××××
S平田→R遠藤
1game 2/7 ××
2game 1/2 ○
S橋本→R早川
1game 4/7 ××○×
2game 0/3
S橋本→R遠藤
1game 0/4
2game 2/4 ×○
S早川→R平田
1game 2/5 ○○
2game 7/7 ○○×○×××
S早川→R橋本
1game 8/8 ××○○×○×○
2game 1/5 ○
S遠藤→R平田
1game 2/6 ×○
2game 2/4 ○×
S遠藤→R橋本
1game 3/4 ○×○
2game 4/5 ××××
見方は、
サーバーが3本目(サーブレシーブリターン)を触った本数/サーバーがショートサーブを打った本数
横の○は、触ったプレーで得点した場合、×は失点した場合です。ラリーが続いてもカウントしてしまってます。
これは技術もありますが、レシーバーの戦略も絡んでくるので、あくまで推測になります。
平田、橋本、遠藤がサーブの時は、もっとサーバーに触らせるようなシャトルを返球した方が、得点確率が高いことになります。逆に、3球目を後衛に触らせる事で優位に立ちやすいショットを打ちこんでいる可能性もあり、球足の長いサーブを出していくことが得点に繋がる可能性を示しています。
サーブの機会が多かった早川も、ここではデータが抜きんでていて、この4人の中で唯一、サーバーが3球目を触った状態で10勝8敗と勝ち越しています。逆に言えば、このプレーができるから連続ポイントが増え、サーブ本数も増えたと言えるかもしれません。
もし、平田橋本が「早川のサーブは早川にリターンする」という戦略を立てていなかったとしたら、早川のサーブの軌道が早川のタッチしやすいリターンがくるようなサーブを出している事になり、そうだとしたら早川のサーブは他の3人と違う可能性がでてきます。そしてそれを得点に結び付けている事になります。ここで言えるのは、平田橋本の戦略ミスか、早川のサーブ優位性か、です。
逆も考えられます。
良い形でサーバーに羽根を触らせているのは早川、遠藤、橋本。
平田は、サーバー優位な形でサーバーに羽根を触らせてしまっている事がおおいのかもしれません。
あくまで、思いつきのデータを切り取ってみただけの解析なので、力関係の物差しにはならないとは思いますが、どうしたらサーブ回りのラリーを点数に結び付けられるのか、考えるときの参考になればと思います。
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