センスが無い、向いていない、この言葉を回避できるかどうか。




バドミントンとは少し距離を置いて、基礎的な運動能力の向上はバドミントンに役立つのは間違いないが、果たしてクラブ等でこれに時間を割くにはどう考えたらいいのだろうか。もっと簡単に言えば、運動神経を上げる為の練習はどこまでチームとして行ったらいいのだろうか。

例えばステップ練習。多くのクラブが取り入れているが、できる選手とできない選手が同じ量をこなしても意味が無い。時間で区切るとしたら、その時間内の回数には個人差ができる。目標回数を選手ごとに設定しなければならず、そう考えていくとチーム練習というよりは、個人練習といった意味合いが大きくなる。

そうすると、チーム内練習2時間のうち、20分を基礎運動能力に当てて、各自必要なトレーニングを行うとした方が効果は上がるはずだ。各選手の練習メニューが必要になるが、自分を追い込む、上げなければならない運動能力を補うのに全体練習は時間がもったいない。

ここまで考えるなら、むしろチーム練習で時間を取る事自体がもったいないという考え方もできる。各自練習メニューを決め、それにそったトレーニングを10分でも20分でも行っていく。基礎運動能力なのだから、別に体育館でシューズを履いてやる必要もない。雨が降っていても、一畳のスペースがあれば体幹トレーニングもできる。

バドミントンに必要と考えられる運動能力向上の簡単なトレーニング例として、

・なわとび(瞬発力、筋持久力)
・体幹トレーニング(バランス、書籍等参考にしてください)
・キャッチボール(投げる為の体の使い方、キャッチする為の空間把握)
・ステップ系(瞬発力他)
・インナーマッスルトレーニング(バランス、怪我防止)
・低負荷筋力トレーニング(筋力、怪我防止)
・長距離、連続ダッシュ(持久力、筋持久力)
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チームとして充分に練習時間が取れないなら、これらの練習は各自練習外で行った方が効果的と考える。特にジュニアでは、これらが身についていない場合に致命的に出遅れる場合がある。そうなると、いつまでたっても上達せず、しまいにはセンスが無いと言われかねない。違うスポーツを選択した方がいい、とまで言われる場合もある(これは悪い意味では無く、いい選択をした方がいいという事)。バドミントンをしていく時に必要な基礎運動能力、チーム練習で出遅れない為にも、各選手が自分に足りないものを理解し、自分で課題を持って克服していかなければならない。

待っているだけで強くなれるのは全てを持っている選手だけ。そんな選手はそうそういないのだ。