「センスが無い」は、最終宣告ではない。




私も実は選手に「センスが無いな」という言葉を良く使うんです。はい、反省してます。本当です。

センスが無いからできない、というのなら、その無いセンスを重点的にトレーニングすれば、レベルが一気に向上する可能性があると考えられます。

私が良く言うセンスとは体の使い方がほとんどです。

・ヘアピンで、シャトルがシャフト付近を通過する(行きすぎる)。

・スイングに体重がのらない、捻転できない。

・足は出せているがラケットが前に出ていない。

・シャトルを頭の真上で捕えてしまう。

これだけではありませんが、選手によってはバドミントンと関係無い部分でのスキル不足が気になってしまいます。これらは、バドミントンの練習と切り離してトレーニングという宿題を課す事に寄って、大幅に、そして短期間でレベルアップする事があります。

・ヘアピンで、シャトルがシャフト付近を通過する(行きすぎる)。
シャトルリフティング。できるだけ体の遠くで捕えさせる練習。

・スイングに体重がのらない、捻転できない。
ボール投げ。キャッチボール。バレーボールでもいいし、テニスボールでもいいかもしれない。軽いシャトルはあまり向いていない。

・足は出せているがラケットが前に出ていない。
膝に体重をかけるトレーニング。

・シャトルを頭の真上で捕えてしまう。
キャッチボール。利き手でボールをキャッチさせる。


課題がバドミントンと違うところにあったとしても、それを指摘し、そして選手はセンスが無い事を理解し、それを指導者と共に向上させようとすることが重要だ。センスは作りだす事ができるはず。特にジュニアならなおさらだ。へこたれる前にやることは山のように残されている。
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