見ましたよー。テレビで(泣)




松友 美佐紀 / 盒 礼華(日本ユニシス) 21-9 / 21-17 ジャン・イェナ / キム・ソヨン(韓国)


松友の前衛の発想は面白い。高橋を生かすなら私が何もしなければいい、そんな感情が伝わってくる。届きそうな羽根でもスルーして高橋に任せる。その中で自分の仕事に徹していた。こういう仕事ができるから、高橋も思い切って打ちにいく事が出来るのだろう。特に前衛でのラリー力は素晴らしい。相手からのネットに切ってきたシャトルは、ヘアピンにいけるならきっちりと相手に上げさせるし、プッシュに行ける羽根も、勝負に行くというよりは、確実に相手に上げさせる羽根を出すようにしているという印象だった。リスクを上げて点数を取りにいくよりも、正確にラリーしてより確実な高橋のスマッシュから点数を取るプランを選択しているのかもしれない。

さらに上手さを感じたのは、逆のパターンである松友が後衛に回った時である。松友は打てない、といったイメージはあるかもしれないが、決してそんなことはない。スピードは劣るが、角度とコースを最大限に使い、松友の後衛の場面でもしっかりとラリーを優位にもっていく。そして最終的には無理する事無く、極自然に松友が前衛、高橋が後衛の場面を作っていく。

このゲームでは、レシーブ力という点だけを見れば特に目立つものではなかった。レシーブからサイドに振ってのサイドアウトも目立っていたし、特別レシーブがいいというわけではないのかもしれない。だが、それも印象の問題で、単純に分母が少なかっただけの可能性もある。ほとんどのラリーの時間を松友は前衛で過ごす事に成功している為、レシーブの場面自体が少なかった。相手に攻め込まれる場面が増えたゲームでいかに得意パターンにもっていけるか、は他のゲームを参考にしたい。
にほんブログ村 その他スポーツブログ バドミントンへ

高橋のアタック力、松友のラリー力とスルーの判断力、これにより相手の韓国ペアを圧倒したゲームとなった。