テンションが上がらない時は更新頻度落ちてきます。
しばらくはこんなもんかなと。







一つの私の結論。


ジュニア選手には、一つの考えで指導してはいけない!


こうさせたいからこう教える、こういうプレーを覚えさせたい。それは構いませんが、同じような場面で、まったく違う事も練習していく必要があります。つまり、極端に言えば、矛盾。もちろん矛盾と捕えられない為に言葉で伝えればまったく矛盾にはなりません。

例えば、

・右のネット前を、右足を出してプッシュを打ちましょう

じゃあ次は、

・右のネット前を、左足を踏み込んで全力で振り込みましょう

というように分けて練習していきます。「ここはこう打つんだ!」という指導は、選手にプレーを限定させてしまう可能性があります。

試合でのアドバイスも二通り。基本はシンプルに率直にですが、

・一つの事に対して解決策を提案する
「足が止まっているからしっかり動かして」
「ラケットが下がっている、すぐ構えよう」
「もっと相手を見て」

選手に考える余裕が無い時は、素直に頭に入ってすぐ実行できるような言葉が伝わりやすくなります。


・一つの場面に対して曖昧にアドバイスする
「ネット前に入る時にストレートとクロス打ち分けて」
「ストレートのスマッシュはレシーブされている。クロスも混ぜて」
「ロブはセンターで。ドライブは右側で。」
「相手にネットの下で触らせるように」
「打たせる時はできるだけバック奥で」

このようなアドバイスは単純では無く実行が難しくなりますが、ある程度考えられる選手、余裕がある選手には、練習で身に付けた技術の幅を生かす為にこういった難易度の高いアドバイスも必要ではないかと考えています。

「右前はストレートドライブで」「スマッシュは全部右側に」といったような、場面とコースを限定するようなアドバイスは、判断は難しいところです。柔軟な技術を生かす為という反面、プレーを極端に限定させてしまうというデメリットもあります。ここで選手が相手を見ながらアドバイスに反抗できるようになればいいと思いますが、ジュニア選手だと考え過ぎてしまう場合も。選手を見て、と言う事になりますね。

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試合でのアドバイスも、矛盾の繰り返し。練習で教えた事を封印しながら試合を進めなければならない事もあります。矛盾してもそれを矛盾では無く、様々な引き出しを使うと考えられるような、いろいろな場面を想定して練習を組んでいけるようにしています。選手の頭が混乱しないように、いろんな言葉で誘いながら、複数のパターンを覚えさせていけるように取り組んでいます。