練習でも試合でも無く、やはり大会でないと駄目なのか。




選手のレベルは、積み重ねではなく、貯めこんだものが一気に爆発するように成長する。
爆発する着火源は、特にジュニア選手には大会である事の方が多いようだ。

大会中に急に強くなる選手もいれば、大会での敗戦をきっかけにする選手もいる。練習試合では着火源として弱いらしく、やはり表彰が絡んでくる大会の方がいいようである。


指導者として選手の成長は嬉しいものの、もどかしい部分でもある。大会なんて毎週あるわけではなく、普段の練習で積み重ねた分が成長して欲しいと願っている。普段の練習があってこその急成長なのは理解しているが、そのようなきっかけがなかなか普段の練習では作りにくい。練習試合までは作れても大会までは作れない。毎週遠征するのも現実的ではないし、もし毎週大会に出場したとしても、今度は大会慣れによって着火しない事も考えられる。

普段をしっかり貯め込んで、きっかけは待つしかないのだろう。大会以外での刺激を計画に取り込む事ができれば、もっと成果は表れやすいように思うが、そこまで選手の内面に突っ込んでいけるだろうか。突っ込んでしまっていいのだろうか、対応しきれるのだろうか。
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今できること、それはしっかり貯めこませる事。今のところきっかけは、選手に任せるしかないのだろうなぁ。