臆病、ともまた違う。




試合を見てて思うのが、自分のショットが相手にとってどれだけ効いているのかわかっていない選手が多いということです。

ゲームに勝つのに大きく分けてしまえば二つの方法があります。

・11−11、15−15あたりからスピードを上げて引き離す。
・0−0からプレーを変えず最後までできる事をやり続ける。

途中からテンポを変えて攻めていくのは、相手にスピードを変えて追い込んでいけると言うメリットがある半面、こちらのミスも増える可能性があるというデメリットがあります。そういう意味では0-0から淡々と、練習でやったことを繰り返す事していくプレーの方がそういう波は少ないと言えるでしょう。

試合で勝ちたいなら、こういった流れを考えながらゲームを進める事も大切な技術なんですが、良くいるのが、前半いいプレーで押し込みながら後半自滅していくという、上記2点のどちらにも当てはまらないプレーで負けを繰り返す選手です。このパターンも二通りの考え方ができます。

・11−11、15−15あたりからスピードを上げていくも、練習以上の事をやろうとしてミスを繰り替えす
・0−0からプレーを変えず攻めていたが、後半そのプレーが継続してできなかった

後半からテンポを変えたい、という願望は、前半のプレーがよっぽど苦しかったと言えるでしょう。勝ちたい気持ちはあっても、このままでは勝てないのではないかという不安から、「自滅」を繰り返してしまいます。これは、相手が楽をしているのではないかという不安から生まれる自滅になります。

例えば前半11-11あたりまで持っていけたのであれば、それは引き離せなかったのでは無く相手を追い込めた結果のオールだと考えて欲しいのです。つまりはそれを繰り返せば20-20まではいける、さらに相手が嫌がっているなら20-17ぐらいの点数にはなるはず、と思って欲しいのです。

無理をすればひずみがでます。不安になればショットが乱れます。オンラインを狙えば半分はラインから外に出るでしょう。同じ事を繰り返す恐怖、練習通りを目指せず練習以上を目指してしまう心境、これらはミスの誘発にしかつながりません。
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同じ事を繰り返す強い気持ち、練習を引き出す冷静な心境、それらを目指して試合に臨めるようにするには、普段からどれだけ追い込んで練習しているか、にもきっと繋がってくるでしょう。練習時の思考、本当にそれでいいのか、よく考えて練習に臨めるようにしましょう。