小学校の子供達を集めて、バドミントンをやっています。学校外の活動といえばいいのでしょうか。
以前、実は普段通り、バドミントンの指導を行っていました。アップして、フットワークして、ノックして。もちろん初めてラケットを握る子達なので、負荷はとても軽め、できるだけ羽根打ちできる時間を長くとるようにと工夫して。
そのやり方でも、少し手ごたえが悪く感じていました。子供達の中には、途中でふざけはじまったり、休憩してしまったり。運動に慣れていない子もいるからしょうがないのかなと思いつつもなんとかできないかといろいろと試行錯誤してみましたが、どれもうまくいかず。
そしてこの活動、今ではほとんどを「フリー」にしてしまっています。
そうしたことによって、ほとんど休まずに羽根を打ちあっている状況が作れました。ふざける子も減り、休んでしまう子もいないのです。いわゆる「指導」は最初の30分だけ。軽いアップとサーブ練習。以前はサーブ練習でも打ちあいが始まっていましたが、後半のフリーの為にその時間だけは打ちあいをなんとか我慢できているようです。
フリーといってもノックコートは作り、練習したい子、子供同士で打つ事に飽きた子は練習をしにきます。そうやって勝手にうろちょろしながら、それでも子供達は時間内を目一杯羽根打ちに使う事ができています。
確かに「バドミントンの練習」には程遠いかもしれませんが、強くなる事が目標のクラブでは無く、体験する、身体を動かす事が目的の学校外活動になるので、これはこれでいい形が作れたかなと思っています。やはり、人が集まるものには「目的」「目標」があって、それを子供達が選択し、それに向かって指導者が補助をするという形が大切なんだなと思います。この子達は強くはなれないかもしれませんが、バドミントンを今後強くなりたいと思うならそういうクラブにいけばいいし、中学校で部活に入ってバドミントンをやるかもしれません。それでいい場所なら、それでいいんじゃないかと。
子供から大人まで、いろいろなバドミントンがあって、いろいろな活動方法があります。選手が満足できる形を少しでも多く作って上げられるような、そういう活動ができたらいいですよね。
コメント
コメント一覧 (5)
練習時間の制約によって時には指導もしますが
基本的にはコーチングを行います
私も中学生に教えてますが、選手が満足する形を目指してますが、難しいですよね。
私も、bonnyさんのコーチング論、聞きたいです。
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