ゲーム相手はいいけれど、他の選手を見れなくなるのが難点。



時々、ゲーム相手の為コートに入ります。
クラブでトップ選手の相手をする為には、練習相手を呼ぶか、自分で相手するしかないのです。

シングルスの選手なら2対1で入れる方法がありますが、ダブルスだとそうもいかない。中学生ぐらいだと3人コートに入れても機能しないし。

そこでコートに入る訳ですが、ダブルスで相手をするとなかなかうまくいかないもので。足で勝負できるシングルスと違い、ダブルスは経験と正確性と球筋。中学生が良い勝負をできる芽は無いのです。早くたぬ吉のダブルスを脅かすようなダブルスを作りたいものです。

試合相手をする時に選手は何パターンかに分かれます。
簡単に言うと、どの時点で諦めがでるか。1ラリー毎にもありますが、例えば、1ゲーム失って2ゲーム目がからっきしダメになるとか、それが最初の数点で追わなくなるとか、これが逆に後半に燃え上がるとか。
相手をしていて楽しいと感じるのは徐々にペースが上がっていく選手ですが、これは非常に稀。だいたいは意気消沈していく姿を見て悲しくなるものです。
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これがダブルスとなると話が変わるのか、もしくは選手の意識が高いのか、1ゲーム目、2ゲーム目、そして3ゲーム目と徐々に点数が増えていくのですが、テンションが上がっているようには見えず、良い羽根がきているようにも思えないのに何故か取られる点数が増えていく、という事があります。
こちらの疲労もあるかもしれませんが、おそらく、無意識のうちのダブルス慣れが生まれてくるのではないかなと。これは選手の意識が無ければ期待はできませんが、ゲームをこなすことでどこに何がくるのか、次のプレーは、と経験値が瞬間的に上がり、点数を奪っていくのではないか、と良い方向で考えたりもします。


基礎練習、パターン練習も大事ですが、やはりゲーム練習でしか得られない技術や経験も、あるのでしょう。大事なんだろうな、ゲームって。