おめでとう、本当におめでとう。


バドミントンの全種目において、ミックスで日本人が上位に入る事はありえない、と思ってました。池田潮田がミックス専門で取り組んだところで、もちろん日本では勝ててたとしても、世界に出ればトップレベルには程遠いのが現実だった。

その理由として、私の中では「ミックスで男子は破壊的なアタック力が無ければならない」との考えがあり、それが池田選手にはなかったからと思っていた。池田選手、潮田選手共にコントロールタイプである、と。

では今回渡辺選手はその「破壊的なスマッシュ」をもっていたかと言えば、決してそうとは言えない。この時点で私の考えは浅はかだったと言える。
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しいていえば、左利き特有の球筋からのスマッシュが相手にとって嫌だったのではないか。そして、その渡辺選手の攻撃を起点として躍動したのは、東野選手である。はっきり言って、ここまで女子選手が目立つミックスダブルスは珍しい。これは、東野選手のポテンシャルももちろんだが、それと同じぐらい、渡辺選手の有効な攻撃があってこそだろうと思う。

今回のミックスダブルスの優勝は快挙とかそんな生易しいものではない、言葉がみつからないくらいとんでもない事である。今後の日本のミックスダブルスを大きく変える優勝であることは、間違いない。







ただ、今回のXD優勝は本当にすごい事なんだけど、

あのトップランクの全英OPで、

MD 銅メダル
でも充分凄いことだし、

WS ベスト8に日本勢3人 + 準優勝
これもとんでもないこと。

WD ベスト4に3ペア + 準優勝
だってありえない。

これにXD優勝、これらがこの全英OPで全て同時に起きたなんて、もうどう表現したらいいかわからないんですけど。わかってくれないかなぁ、このとんでもない快挙を。