またまた面倒になってきました(笑)。


「絶対勝ちたい」という気持ちを前面に出して、あまりにそれが強くて負け出すとふてくされるような、かなり面倒な選手がいます。指導者として注意はするものの、実はそういう気持ちの選手って誰もよりも熱心で、ふざけることはあるものの上達も早いもの。実際ものすごい速さでクラブトップまでのぼりつめました。私に与えるストレス以上にいい成績を出してくれて、私の体重を減らしてくれたトップ選手です。

その選手のプレーがまたガラッと変わりました。前までは「1点もとられない」という気持ちだったのが、緩い羽根で相手を回しだしたのです。相手に対して手を抜くと言うか、ふざけるというか、ラリーはとるものの見ていて不快になるようなプレーをしていました。


どうしましょう?


と言っても答えは決まっていて、放置。そのまま見過ごしました。
今、凄いレベルで技術が上がっていて、その技術を使いたい為のそういったプレーであり、その幅を大きく増やそうとしています。それを注意する事で止めたくはありません。いい方向に変化している、そういう捕え方をしながらも、内心はハラワタ煮えくりかえっている訳で。もっと相手の気持ちを考えてプレーすればこんなことにはならないんだけども、そんなことは大会では必要ない訳だし(そりゃ相手へのリスペクトは必要ですが、思いやりは必要ない訳ですしね)、勝つ方法、楽をする方法、そして強くなる方法を考えながら練習を繰り返していければ上達も早いのです。

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次はどうするか、と言えば、コートに入ってボコボコにして、それだけじゃ勝てないぞ、とアドバイスをしようと思ってます。まだ負けるわけにはいかねー(笑)。