難しい事で。



クラブによって指導方法は違うもの。そのお披露目が大会となるわけですが、大会にいくと、
「たぬ吉さんとこ、みんなフォームきれいだよね」
と言われます。

内心とても嬉しいわけですが、嬉しい中に悲しい事が2点。
・多分、全員では無い
・そもそも、練習でフォームなんて教えていない
つまりは勝手に強くなっている選手がそう見えるだけ、との結論です。たぬ吉の功績はほぼ、0。

大会に出れば、注目されるのはやはり勝ち進んだ選手になります。勝ち進める選手なんて1クラブで極一部。その極一部の選手はそりゃある程度のレベルにはあるわけだから、フォームだって汚いわけじゃないのは当然。それを見て、「フォームきれいですね」となるわけで、おそらくは全体的なものではないのです。
フォームを教えるのにも疑問がありまして、例えばたぬ吉が指導料もらって2、3人を2時間、フォーム見てくれと言われれば見られるかもしれませんが、10人〜20人を見たとしたら、とてもじゃないですが、個人的にフォームなんて見ていられません。だいたい、2時間でフォームなんて修正できるものじゃないし、継続的に見ていかなければならないわけでして、それこそ残念ではありますが人数をこなせなくなってしまいます。それに、体格に個人差がある以上、全員同じフォームを目指すのは不可能、基本的におかしいところを注意する事ぐらいしかやっていません。


そんなやりとりがあって、ふと考えたのが、

「フォームが先か、実戦が先か」

ここで言う実戦とは、動いてシャトルをとらえて打ち返す事です。

「フォームが先」
とした場合、ではその教わったフォームが、様々なコースやスピードで飛んでくるシャトルにどこまで使う事ができるでしょうか。おそらく、その覚えたフォームを生かせるポイントは極僅かです。そこまで対応できるフォームを教えるとしたら、莫大な時間がかかる事になるでしょう。

「実戦が先」
になると、身につけた打ち方が理にかなっていない場合修正しなければいけません。覚えたフォームに修正が必要になるなら、できるだけフォーム優先して練習した方が効率がいいかもしれません。

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たぬ吉としての見解は、バドミントンはきれいなフォームを競うスポーツではなく、動いて羽根を数多く打ち返すスポーツです。打ち返す為にフォームは大事ですが、それよりも動いてシャトルを捕える事が最優先。まずは実戦を覚えて行った方が、モチベーション的にも継続しやすい気もします。その実戦の中で修正しなければいけないフォームを絞り、集中して修正していく、こんな方法を取っています。

これのデメリットは、やはり染みついたものはなかなか治らない事。特にバックハンドの癖や、フォアのがっつりウエスタンには手を焼いているのが現状でしょうか。




個人差をどこまで考えるか、多人数の中どう進めていくか、いろいろと課題だらけではありますが、少しでも選手上達の近道になる方法を模索していこうと思います。