中高生は引退、となる時期。受験がんばれ。


同じネタを繰り返す、それがたぬ吉クオリティ。



ダイハツ・ヨネックス オープンジャパンが開催されています。ダイハツ、ありがとう。

世界トップ選手のゲームが日本で見られる、それが毎年。これってとても幸せな事ですよね。バドミントン選手にとっては、夢のようなゲームがちょっとがんばれば見られる訳です。東京オリンピックが来年ありますが、それはまた別の話。ダイハツと、一応ヨネックスが頑張ってくれているからこそのこの大会。ありがとう、ダイハツ。


そんな訳で熱い試合が繰り広げられているわけですが、老害のたぬ吉としては、シャトルの渡しかたはどうなのかと。
いや、いいんですけどね。別に。ネットの下からピッと羽根をだそうとも、相手がネットにかけた目の前のシャトルをスルーしてサーバー位置にに向かうのも。いいんです、本当に。
これが本当にいいと思うのは、やはり最後の握手。準々決勝の桃田VSギンティン。壮絶な試合後の相手を称える握手。これがあるから、この2人は全力を出し切って正々堂々戦ったんだなと。全てはこの握手、相手を称える、相手に感謝する握手が、たぬ吉が指導しているくだらないマナーなんて消し飛ぶわけです。


この二人も、試合中は、相手のミスショットは拾いにいかないし、ネットのシャトルはラケットで転がして渡します。つまりはそんな、昔の人間が気にするマナーなんてむしろマナーでもなんでもないんじゃないか、そう思える二人の戦いでした。



でもね、これが、男女差を語ると叩かれるでしょうけど、特に女子選手、最後の握手もほとんどスルーに近いような握手を見ると、試合態度とか、今までのゲーム中の行動が気になってしょうがなくなるんですよね。勝てばどうでもいいのか。負けたからくだらないのか。



一人の選手がいて、そこに相手選手がいて、審判がいて、指導者がいて、両親がいて、応援してくれる観客がいるわけです。最低でも相手がいなければ試合にならない、審判がいなければ正しいジャッジにならない、指導者がいなければこの場にも立てないし、両親がいなければこの場には立てなかった、そして観客がいなければこんな盛り上がる試合にはなっていない。


全てに感謝してバドミントンに取り組んでほしい。そう年寄りは思うのです。


特にジュニア選手、この試合本当に勝つ意味があるのか。相手を蹴落としてでも勝たなければならない試合ってどれだけあるのだろうか?これがたとえ、全国大会決勝だとしても、心から相手に感謝すらできない勝利ってどれほど大事なのだろうか?と思う訳です。

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全てに感謝する気持ちさえあれば、マナーなんていらない、老害が考えるシャトルを返球する手順なんていらないんです。でも、その感謝の気持ちを教えるのは、ジュニアの時に、最初の握手であって、シャトルの返球方法であって、最後の握手なんです。世界大会がどういう風に行われていようとも、たぬ吉は、昔ながらのマナーを教えなくなる事は無いだろうなぁ、と思っています。