ああ、またやっちまったよ。


スピンサーブはスタンダードになりえない、という話の前に、まずはスピンサーブとは?

ラケット面をスイング方向に対して斜めにし、コルク部分を揺らしながら(回転させながら)シャトルを飛ばす事によって、羽を回転させてシャトルの軌道を変化させる、もしくはサーブレシーブをコルク部分にヒットさせないようにするサーブ、である。


あってる?


回転、カット等いろいろな手法があります。シャトルを持っている手でシャトルに回転を与えて打つという手法は、大分昔フォルトと聞いたような気がしたのですが、記憶違いかも。今はいいという話も。

ラケット面をずらす方法も色々とありますが、たぬ吉が今たどり着いたのは、ラケット面の4時から7時の方向へ向かって羽を滑らせるイメージを持ちながら、ラケットを右上へ掬い上げるというもの。

イメージ湧きます?詳しく聞きたい人はコメント下さい。伝わるかわかりませんが、別記事アップします。


で、タイトル。スタンダードにはならないとしか思えません。

それはリスク。トップ選手ですら打ち損じがあります。サーブ権があった昔ならまだしも、サーブのミスは失点です。簡単に相手に1点上げてしまう事になります。サーブは「入って良かった」ではダメ。しっかり入るのが当たり前でそれからの勝負にならなければいけません。並の技術では、入るか入らないかの勝負しかできず、それで勝利に近づくかといえばそうはならないでしょう。


ではリスクを下げればいい。もちろんそうです。このスキルを上げれば、試合で優位に進める事は可能でしょう。

ではいつ、どれだけ練習するのか。やり方を教わる事は出来ますが、それを自分のものにするには練習が必要です。

いつ練習しますか?

適切なのは、休憩の合間、ダウン中等になります。他にもやらなければならない事が山ほどありますから。

でも、その時って通常のサーブ練習や、ヘアピン練習の方が有意義だと思いませんか?

スピンサーブは、別に必殺技じゃないんです。普通に返球は可能ですから(もちろん通常サーブよりはミスのリスクは上がりますが)。リスクが高く、決定率も高くないスピンサーブにどれだけ時間を割く事ができるか?たぬ吉は効率的に良くないと考えます。

ただ一つ言えるのは、スピンがかかる、かからないは別にして、9割その打ち方でサーブを入れる事が出来れば、ゲーム練習でのスキルアップは可能かもしれません。たぬ吉もその方向で進めていますから(笑)。

ただスタンダードには、きっとならないだろうなぁ。