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42-ジュニア_バドミントン


硬式テニスボール、100円ぐらいで売ってます。

捻転、腰から、まあいろいろな言い方がありますが、言葉で言ったって理解してくれません。だって子供だもの。
出来る選手は最初からやってるし、出来ない選手はどんなに振ったってなかなか身についてくれません。

ということで提案。

まずは野球のピッチャーのイメージで身体の使い方を覚えましょう。シャトル投げでもいいんですが、どうにもシャトルが軽すぎてあまり感覚がつかめない気がします。私は硬式テニスボール。体育館の端から端まで目一杯投げさせます。


ここで一つ一つ注意させます。

・左足を上げた時に右ひじを後ろ、左ひじを前にする。

1.そのまま左足を前に踏み出す

2.左肘を後ろに引く(胸を張る)

3.投げる

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最初の形、そして1,2,3をうまく貯めながら連動させる事で、強く投げる事が出来ます。




問題は、これをどうラケットワークに生かしていくかなんですが。。。

人数が増えてくると、必ずぶち当たる壁ですかね。




10人の選手が小学生でいたとして、果たしてこの選手にはどのような練習を積ませればいいでしょうか。
選手によって分けるか、それとも平等に扱うか、これはどのクラブもかかえている問題ではないかと思います。


案1 全て平等の練習を行う

まずクラブの説明の段階で「全ての選手に同じ練習をさせます」と説明します。そのうえで、このクラブ全体の目標、例えば「全小予選でベスト8に入る」とするならば、それを達成させるような練習量と練習の負荷で練習し続けます。その中で全小本戦で勝負できるような選手が出てきたならば、それでも同じ練習を繰り返すか、別のクラブに移ってさらに上を目指してもらうか、クラブ練習外の練習を進めるかを選手に促すようにします。
逆に、その全体練習についてこれないような選手には、クラブ退部を進める事も検討が必要となります。

案2 選手に目標を設定させて練習内容を分ける

選手にそれぞれ、ジュニアクラブなら小6の全小予選の目標を選択させます。
予選を抜けて本戦上位を目指すのか、予選の1勝を目指すのかで練習内容や日数、時間を変えていきます。目標を達成させる為の厳しい練習やトレーニングと位置付け、その目標に向かって選手をあおっていく半面、なんとなくの選手にはそれなりの練習をさせるため、クラブ内で大きな空気の差が生まれてしまう事が問題となるでしょう。

案3 指導者が選手に合わせて目標を設定し、練習を分ける

強い選手にはさらに上の目標を目指させ、逆に頑張っていても進めない選手には、手の届く範囲での目標を決めていきます。スイミングスクール等は結果的にこれに近いかもしれません。選手の意思が付いて来るか来ないかが最大の問題となりますが、やはり練習を分ける事でのクラブ内の空気の差は埋められないでしょう。

案4 クラブ3つほどで提携し、目標に寄ってクラブを変更させる

クラブの規模が大きいなら、クラブの練習日を完全に分けて、上位組の練習と中位組、下位組に分ける事で選手に合わせた指導を行う事が可能となります。下位の選手は上位に上がれるように頑張れますし、上位は上位でレベルの合った選手と練習する事ができます。問題はそれだけの指導者、指導場所が確保する事が難しいという点でしょう。私はこれがベストと考えますが、非営利目的でこれの実現は不可能でしょう。
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ざっとあげてみましたが、ジュニアのクラブ間移籍は以上のような問題点から当たり前と私は考えています。
コートサイドで座っている選手と、プレイヤーを食い入るように見ている選手、例えこの二人が同じレベルだとしても、私は同じ目標を持っている選手とは思えませんし、同じ練習をさせたいとは思えません。かといって小学生に目標を選択させても、果たしてそれが本当なのか、妥当なのか、計る事は難しいと考えています。

今のところは指導者が見ながら、選手に練習の差を与えています。悪く言えば贔屓ですが良く言っても贔屓して練習させています。難しい問題にぶつかりながらも、今後の事を考えつつ、最終的な目標に少しでも近づけるような補助ができればいいのですが。。。




実は更新意欲が無い理由に

・業爆
・体育館での充実感

があります。土日は目一杯体育館、平日も3日間は体育館。更新余裕がありません。


そんなこんなの指導中、再認識した事があります。

「選手は個別に指導すべき」

ジュニア選手は、良いところと悪いところがはっきり出る傾向にあります。シングルスで考えれば、A選手は羽根を打ちに行きすぎてプレーイングセンターの取り方が甘くなり、逆にB選手は、プレーイングセンターをコート中央に取るあまり強い羽根が打てなくなります。この二人に同じアドバイスは不可能。

優先順位もあります。
シングルスに出る選手ならヘアピンやロブを中心に指導していかなければなりませんが、ダブルスであればプッシュやドライブのようなショットで追い込む指導をしていきます。シングルスならセンターを取ることを教えなければいけないし、ダブルスなら一本のショットを強く打ちだす事を優先しなければいけません。
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選手の特徴、そして種目によって指導が大きく変わるのがジュニアバドミントンの指導法だと考えています。

指導者は、できるだけ的確にそれを見抜き、選手個人に合わせて指導しなければなりません。自分に言い聞かせて、良いところを伸ばしつつ悪いところを潰せるような、効率的で具体的な指導を心がけていきたいと思います。

すいません、基本性能ネガティブなもので。




例えば・・・


10-21での敗戦

相手から10点をどうやって取ったのか、そして21点どうやってとられたのか。
この10点を取るのは実はそんなに難しい話では無い。
「オンラインを狙い続けて10点入った」
「ネットインを狙い続けて10点入った」
というプレーが可能だからだ。

まずこの時、失点を考えてみる。21点の失点が上記のようなものだったら、狙った結果のぶれにより21点の失点につながったと考えられるだろう。

簡単に言えば、こんなプレーはするべきではないと言える。練習で確率を上げなければゲームで生かせるわけがないからだ。

つまり、失点を考えて上げる事で、練習の内容が見えてくる事になる。いいところが得点といえばそれまでだが、確率を考えたら決していいところでは無いとも言える。
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ゲーム練習では失点の内容を掘り下げたい。次の練習での底上げの近道は、失点から追いかけるべきである。

薬となるか、毒となるか。




打点を目一杯後ろにすることで、前方向のクリアではなく、上方向のクリアを打つ事が出来ます。簡単に言えば、一人で打ち続ける事ができます。

この練習をする時に最も注意しなければいけない点は、フォーム。ラケットの軌道が必ず真っ直ぐ弧を描かなければ意味がありません。例えば、上に打つからと言って上方向へラケットを押し上げればそれは逆効果。ヘッドが遅れながら真っ直ぐ振り抜くようなスイングを打点を後ろにして行います。

もし難しければ、二人でネットを挟んでショートサービスラインちょい外に立ち、そこでお互いに打ちあいます。打点をそんなに後ろにしなくてもいいので少し難易度は低くなるでしょう。

これのメリットは、ヘッドを後ろにしなければ上へは打ち上がらない点。ギリギリまでヘッドを返さず、スイングの軌道で振り抜く為、真っ直ぐ振れれば真上に打ちあげ続けられます。デメリットはフォームが最も重要なポイントであって、上に打つ事に頭がいってしまうと途端にフォームが崩れる恐れがある点です。これをやらせる時は、必ず指導者は最初目を離さないようにした方がいいでしょう。

選手によってはこの練習が不要であったり、逆に悪くなる場合もあります。
はっきりとは言えませんが、スイングの抜け、振りおろしが悪い、打点が狂う、といったような選手にしっかりとしたフォームで振らせれば、良い方向に向かうかもしれません。
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とにかく扱いが難しい練習ではありますが、一人練習も可能なので、うまく用途を考えて使っていけるといいでしょう。




ただただ、気持ちを鍛えるために、という理由では選手の力は引き出せません。
もっと具体的に。

例えば

「決勝ファイナル29-29、次の1点を確実に取る為にはどうすればいい?」

「1点取るのに5本打つとして、21点取るには105本、この本数を打たなければ1ゲーム取れない」


特に気持ちの甘い選手は、なぜこんな厳しい事をしなければいけないのか、休めるなら休んだ方がいい、さぼれるならさぼろう、手を抜こう、と考えがちです。

でもそれが、自分が勝つ為だったら?それを明確な具体例で餌をつるしたとしたら?選手はその為に自分で自分を追い込む事ができる、かもしれません。
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やらされたダッシュよりも、全力を出し切ったダッシュ、こちらの方が、確実に選手の力になってくれるはず。全力を出すのは選手ですが、指導者は少しでもその手助けをできたらいいですね。

です。




以上。


乱暴ですが以外にできてない場合があります。


スマッシュレシーブは下から上へ。後ろから前へ。そう教わるものだから、すくいあげるように打ち返す選手の多い事多い事。

別にスマッシュレシーブなんて打ちあげる必要は無いんです。高ければ尚更。スマッシュレシーブに必要なのはロブの技術よりもドライブの技術の方が近いと考えています。

ラケットを横に振り、打点を前にすればバックなら右側に、遅らせれば左側に。フォアならそれの逆方向に羽根は飛行する、この感覚で弾くように羽根を打ちだせれば、より攻撃的なレシーブが可能になります。

この考えを突く詰めると、より早いタッチで前で触る事がどれだけ重要かわかるかと思います。
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うまくいかないなら変えてみる、これを繰り返していい形を見つけていきましょう。

そんな練習ってしてますか?




スマッシュを速く打ちたい。
速いスマッシュをしっかり返したい。
厳しいコースに追い付くフットワークを身につけたい。

練習の目的はいろいろあると思いますが、意外に盲点なのが、

簡単なシャトルを簡単に返す

という練習してますか?
特に何も考えず、1分間ラリーが続けられますか?2分は?3分では?10分はどうでしょうか?

実はこれ、100%できなければならない事。届く位置、身体の回りに来た羽根を正確に返せなくて、どうして点が取れるのでしょうか。全力のスマッシュが5本中4本は決まるようになったとしても、5回に1回は失点しています。難しければ難しいほど確率は低くなります。だからこそ、簡単な身の回りの比較的遅めの羽根は10回中10回、思った所に返球できなければならないのです。

そしてこれ、最終的には無意識でノーミス、です。頭を使わず、身体をシンプルに動かしながらなんとなくシャトルを打ち返し続け、小学生なら飽きる手前、5分ノーミスでクリアぐらいでいいかもしれません。長ければ長いほどいいでしょうが、5分行くなら10分20分は簡単にでしょう。

特に怪我する要素も無い為、ダイナミックストレッチの代わりでもいいかもしれません。レベル差はある程度まで打てるならそれほど問題でも無いので、5分3セットで相手を変えてもいいでしょう。
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いかに集中せず、だらけて、そしてノーミスでいけるか、というところを目指してみましょう。

べた足は相当怒られました。



べた足を拒否するあまり、常に踵を上げてしまっている選手いませんか?

特に体重移動を行う場面では、踵を踏み込むようについた方が移動がわかりやすくなりますし、上に伸び上ることを防ぐことができます。

さらに、足を横についてストップをかける場合にも、踵をしっかりついて蹴りだします。この踵の使い方はあまり指導されることがなく、ほぼ選手のセンス任せになっている現状も否めません。むしろ、これをつま先を前にと直されてしまう場合も。
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つま先の使い方、そして踵の使い方、これをいろいろな場面を想定してのステップ練習やフットワーク練習を行って、ゲームに生かせる踵を作っていきましょう。

このブログを読んでくれている方ならなんとなく頭の片隅に残っているであろう、空振り選手の後日談です。




空振りがなかなか減らないこの選手も、練習を繰り返すうちに少しずつ空振りは減り、バドミントンらしくなってきました。

では、なんで空振りが減ったのだろうか?練習による技術力アップはもちろんですが、果たしてその技術はどの方向へ向かったのでしょう?それがいまいちわからないでいたのですが、一つの原因がスイングスピードだったのではないかという仮説に向かっています。

この選手、実は全力でラケットを振る事ができなかったので、最近になって強くラケットを振る練習を開始しました。全力というのは、体に対して全身を使ってできるだけ速いスピードでラケットを振る事。シャトルを引っぱたくことができず、シャトルを運ぶようにスマッシュを打っていたのです。そこで、強打の指示をだし、できるだけ強く振るように、それを重点に練習を進めました。

練習を繰り返せば徐々にラケットは振れるようになっていきます。ですが、今度は逆に空振りが増え始めました。スイングスピードが速くなったせいで、シャトルが落ちてくる前にラケットを振れるようになってしまったのです。



この選手がバドミントンを始めたころの空振りの原因は、明らかな振り遅れでした。ラケットを振り始めてからシャトルが落下してきて、インパクト時にはもう落下してしまっていました。それを治すために、もっと早いタイミングで振るように指導。たぶんこの期間が一番長かったと思います。少しずつ空振りが減ってきて、今にいたります。

最初、スイングスピードが遅く、自分のタイミングで当てることができなかった。そのスイングスピードに合わせて自分のタイミングを変えたが、そのタイミングでしか当てることができないようになってしまったのかもしれません。



ここからは推測でしかありませんが、最初の段階で、もしタイミングではなくスイングスピードを上げる練習をメインに行っていたらどうなっただろうか。選手によって違いはあるかもしれませんが、この選手に限って言えば、もしかしたらその方向の方があっていたのかもしれません。空振りに恐怖するあまり、タイミングのみに集中しラケットを振りぬくことができなくなっていた、としたら。

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現在、この選手はスイングスピードに重点を置き練習しています。自分の中のタイミングとスイングスピードが一致し、自分の持っているスイングスピードにタイミングを修正することができれば、やっと人並みのプレイヤーになれるのかなと。私が回り道をさせてしまった可能性がある以上、最後までこの選手に付き合ってあげなければいけない、と、ちょっとした意思表明でした。指導の怖さ、やりがい、必死に感じながら、私なりにがんばりたいと思います。

ビデオもいいけどおすすめはタブレット端末。画面がでかいので撮ったその場での確認がやりやすいので。




最近というわけではないのですが、ビデオもお求めやすくなってきて、タブレット端末も普及してきています。コートサードでの電子機器使用禁止なんてルールも追加されるぐらい一般的になってきました。

タブレット端末は練習でもかなり重宝していますが、使い方は主にフォームチェックです。選手に見せながら練習していますが、選手が最も理解しやすいパターンは、自分のフォームを見せて修正点を指摘するよりも、できている選手と並んで素振りやノックを行い、その選手と比較させながら見せると理解しやすいようです。

録画時に画面を固定すれば、選手それぞれの打点も確認できますし、下半身を撮れば足の使い方の違いもとても分かりやすくなります。これが一人の選手だけを録画して見せても、特に当該の選手にはなかなか何が悪いのか、何が違うのかがわかりにくいようです。自分の動きと正解の動き、これをできるだけ近い目線、タイミングで見せて理解を促すといいようです。

ゲームのポジション位置や配球の確認は、大画面でいろんな場面を想定しながらの確認がわかりやすいでしょう。
やってみたいのは、プロジェクターを持ち込んでビデオ撮影、即チェックなんですが、ここまでやるとしたら、たとえば合宿か、毎日同じ会場で練習できる高校体育館のように、準備時間、そしてチェック時間が取れる練習環境がないと厳しいでしょうね。合宿で午前中練習、昼食、食休み中ビデオチェック、午後練習、ここら辺が機材使用の時間の有効利用でしょうか。
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ちょっと逸れましたが、細かいチェックはタブレット端末で選手同士比較して、その場で細かく行えます。コマ送りの使いやすいアプリもありますし、使えるものはなんでも使って、選手の技術向上に生かしたいですね。

この二つの課題、非常に難しい。




出来る事を違うやり方で出来るようにする


例えばバックハンドのロブ、今しっかりと奥まで返す事ができているが、上半身が倒れて他のショットへ移行出来ない為フォームを修正したい。
これをやろうとすると、今までできているのにまた新しいフォームを覚えなければならない。そして、それができるようになるまで時間がかかる。簡単に言えば下手になる。身につけるまでは下手のまま。じゃあゲーム練習でどうなるかといえば、出来るやり方でどうしても打ってしまう。

この選手の葛藤、とても難しい。

無意識を意識する

よく「ぼおっとしていた」という反省点を聞く。前衛にいてシャトルに無反応でスルーしてしまった時の言葉。後は後衛でも、高く上がったロブに対してバックハンドで入った時。なぜフォアで入れないのかと聞くと、反応が遅かった、考えてなかった、と思考的な反省点がでてくる。

じゃあ意識させればいい。

でも、意識していないものを意識させるのには、頭の根っこを変えていかなければならない。できる選手は根っこから反応しているから特に考えていなくても動けるが、考えていない選手は、まず頭で考えさせてから反応させるところから始めなければならない。そして最終的には考えないで反応するところまでもっていかなければならず、まさに気が遠くなる作業となる。

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この二つの課題をクリアするのに効率よく行く方法、少しずつストックしなければ。

ぶっちゃけもうようわからんのですわ。



「腕を耳につけるように振れ」
これを忠実に守ると、肩関節が全然回らず力が入りませんが、おそらく30代以上の方はそう教わった事のある人が多いんじゃないでしょうか。

つまり、この指導法は間違っている、というよりは、こんな振り方はできない、という結論になっています。


ですが、これって本当に間違っているのでしょうか?
というのも、昔の選手はそう教わっているのにもかかわらず、ほとんどの選手が腕を耳につけて振ろうとはしていなかったのです。

なぜか。

それはできないから。できないということを、昔の指導者も多少は感じていたはずです。なのにそう教えていたというのには、この指導が問題ない、問題なかったという理由があったからではないでしょうか。

この指導を受けて打点を上げようとする、単純にこの行動のための言葉であって、実は腕を耳につけて振るという言葉の本当の意味はそういうスイングをするということではないのではないかと。


書いてて混乱してきましたが、野球選手の「月に向かって打て」と似たものがもしかしたらこの言葉には含まれているのかも(ちょっと違いますが)。
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月に2〜3回、初心者の子を見る機会があるたぬ吉ですが、その子たちのスイングを見て、この言葉って必要なんじゃないかなぁ、とため息をつきながら見ています。。。

相変わらずの思いつき。
近いうちに確認レポしたいと思います。




ダブルスのポジション、いわゆるローテーションのフットワーク練習です。

パターン1
ダブルスを想定して、コートに一人入ります。まずはサイドバイサイドの位置からスタートし、そこからはフリーで自分のイメージで動きます。

シャトルコースは4点。前2点後ろ2点。そこへのシャトルを想像して動いていきます。



自分側エンド、後ろへフットワーク
スイング、スマッシュを選択
ポジション、トップアンドバック後衛
エンド、後衛が取りに行く
スイング、クリアを選択
ポジション、サイドバイサイド
パートナー側エンド、前衛へ
パートナークリア、ポジションサイドバイサイド
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このように動きを一つ一つ確認してフットワークしていきます。

急ぐ練習ではなく、一個一個確認して動く練習になるので、初級者向け、ジュニアダブルス覚えたての選手向けとなります。パートナーが入っての練習法はまた次に載せたいと思います。


これから小学生、中学生ともに大会シーズンに突入です。



バドミントン、個人レッスンってあまり聞いたことないのですが、ジュニアレベルではどうなんでしょう?


ほぼ、チーム練習で行われていると思いますが、そうなると個人での考え方が重要になってきます。一つのノック練習を数名で回した時に、果たしてどれだけの選手がそれぞれの課題を持って取り組んでいるか、これは指導者が選手個人に強く意識を持たせなければなりません。

スマッシュ練習をするにしても、選手によっては打点、フットワーク、インパクト、振りぬき、さまざまです。それぞれの課題を持ってチーム練習を行っていかないと、選手個人の上達はありえません。どうしてもチームではみんなでまとまった練習になってしまいますし、それはしょうがないことです。そうすると、練習前に個人にアドバイスを行うか、ノートを取らせるか、そういったコート外での対応をしていかなければならないでしょう。


そこで、上記、個人レッスンってあまり聞いたことがないんですよね。コーチ料の問題もあるかもしれませんが、指導者一人で4人ぐらいなら、それこそみっちりと個人個人にアドバイスをしながら練習を見ることができます。需要が足りないのか、供給が多すぎるのか、そういったビジネスが根付かないのも、バドミントンの競技力の向上の妨げになっている可能性があるといえるでしょう。

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ビジネスとして一つの形ができないのは、日本ではバドミントンは企業スポーツの枠を超えてこないというのがありますが、それはまた別の機会に。


現状、選手個人の練習への取り組み方、課題は選手個人が考えていかなければなりません。指導者はそれの手助けにも時間を使っていくことになります。大変ですが、現状やるしかないですね。




みんなの力(時間)をオラに分けてくれぇ〜




まず初めに。

オンコート練習の日数と時間を計算します。

1週間のうち

4日 1日2時間 の練習。

1日の練習で、トレーニング系の練習はどれぐらいになるでしょうか。

・ダッシュ
・体幹トレーニング
・ステップ練習
・長距離
・腹筋背筋腕立て等

これらを1回の練習で30分やっているとしたら、

1週間で2時間をトレーニングに使っている事になります。

ですがこの2時間のトレーニングを別に済ませるとしたら、オンコートなんだから羽根打ちに使えますよね。


120分/7日=17.142分


つまり、1日15分から20分のトレーニングを各自行う事ができれば、オンコートでの30分のトレーニングは不要となり、その分を羽根を打つ時間に回せる事になります。
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ネットを張ったら羽根を打ちましょうよ、というお話でした。

得意不得意はいいんです。




シングルスとダブルス、どちらもバドミントン

私は普段からこう伝えています。得意、苦手はあってもしょうがないこと。

特に多いのは、ダブルスの選手にシングルスのゲームを組もうとしたときのテンションの下がり方。バドミントンでできないことがあるから練習しているわけであって、できるならゲームなんて組みません。シングルスにしてもダブルスにしてもそれぞれ違うプレーがあり、それぞれに生かすことができます。楽しみたいだけならゲーム練習だけしてればいい。強くなりたいというのであれば、嫌な練習が無くなってくるはず。

と言ってもきつい練習は嫌な練習にはなりますけどね。でもそれも心の持ちよう。嫌な練習を先々の為の考えてどれだけしっかり取り組めるか、が大事になってきます。


逆にシングルスの選手は、ダブルスのゲーム練習を入れた時に混乱することがあります。

シングルスでできるレシーブができない、後ろに下がれない、スマッシュが打てずドロップ連発になる、こういった選手がたまにいるようです。コート上にもう一人いるというだけで、意識がシャトルではなくパートナーにいってしまうのが原因の一つ。「シングルスと同じように動きなさい」というアドバイスはしているものの、慣れるしかない、と考えてしまっていいものか、指導者として悩んでいます。
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私自身、ダブルスでは何度もパートナーと交錯し、今まで何度ラケットを折ったことか・・・。そういった経験を積んだ結果と考えるならば、ダブルスでの恐怖心はしょうがない、慣れるまで繰り返していこう、と長い目で見ていく方がいいかもしれません。

そんな深い内容ではありませんし、忘れた事に書いている事の繰り返しでもあります。





「選手みんな、それぞれの感覚を持っている」


これを忘れてはいけません。

指導をするという事は選手を強くしていかなければなりませんが、この感覚を無視してしまうと選手は路頭に迷う事になります。
ある選手には「もっと打点を上げて」と伝え、ある選手には「肘位置少し下げて」と伝えます。選手個人の感覚を判断し、その感覚をできるだけ邪魔せず、尚且つ効果があるようなアドバイスを繰り返します。


これだけ聞くと非常に難しいですね。でも指導ってこういうものだと思ってます。


私ですか?私はそんな難しいことはできませんw

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ですので、簡単な言葉を選び、あとはできるだけ数多くシャトルを打たせるよう心がけています。選手の感覚を気にし過ぎて練習で混乱してもしょうがないですし、「強く!」もしくは「コントロール!」と声をかけ、後はそれぞれの感覚にできるだけ任せるような練習をしているつもりです。アドバイスはできるだけ少なめに。

「勝ちたい」

その気持ちがあるなら、選手は自分の感覚で強くなろうとしてくれるはず、そう信じて羽根を出しています。

最近お気に入りのパターンがあるのでいくつかご紹介。




・時間制限基礎打ち

指示は「○時までに羽根を打つ準備を終わらせよう」。選手はアップを自分で考えるようにさせます。これができれば指導者は楽。


・グループ分けノック練習

1グループ4人から7人。グループ内に上級者を2名以上入れ、ノック出しはその二人で回す。指導者がいなくても、コートとシャトルがあれば多人数の練習が可能になる。例えば、半面のノック練習なら、1面8人から14人。3面あれば42人もまとめて練習できる。


・練習最後のフットワーク練習

練習前半のフットワーク練習と意味合いは少し違う。自分でフットワークをいけるところまで行う。オールアウトに近いところまでフットワークでもっていければベスト。練習前半だと羽根を打てずに終わってしまうがそこで倒れても練習は終りだから問題なし。精神論に近いけど、やっぱり疲れた状態でどれだけ動けるかというのは練習でも取り入れていかなければいけないとたぬ吉は思うわけで。
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他にも独自の練習パターン等あれば、コメント頂けると嬉しいです。勝手に参考にしたいと思ってます。


大人になったら楽な方がいいんだけどさ。



カープ菊池選手。2013年はよく「ドーナツ型の守備範囲」と言われた。
ファインプレーが非常に多いが、まるでドーナツの穴のように正面のゴロをエラーしてしまう場面が目立っていた。守備がうまいだけに目立ったのだろうが、それでも多かった。

その時の話に、正面はボールが来るまで何をしていいかわからず考えてしまう、とのことだった。つまり、厳しいボールには必死に動いてボールに飛びつき、1塁に投げるイメージができるが、余裕があることで余計な事まで考えてしまうそうだ。

ジュニア選手でも、コート後方のシャトルに対してフットワークし打ちこむことができる選手、この選手の真上に羽根を上げたところ、打ちこむどころかラケットで羽根を当てに行ってしまい、なおかつフレームに当てるというプレーを連発していた。

コート後方であれば、下がる事で右足が自然に下がり、そこから前に行こうとすることで自然に身体が入れ替わる。体重移動もスムーズにできるが、真上に上がったシャトルは、まず右足を下げる事ができない、真上なものだからラケットでシャトルを迎えに行ってしまい、足がまったく使えないのだ。
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考え方を変えて上げるしかないかもしれないが、右足を下げて打つ、羽根に対してベストな重心、ベストな姿勢を取り、インパクトまでの時間を逆算して強打するのか当てにいくのか、これらを考えるのではなく、身につけなければならない。できない選手には、そういった意識の練習を繰り返していくしかないだろう。

強く打つにはどうしたらいいか、コントロールするにはどうしたらいいか、よく考えて練習していこう。

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