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42-ジュニア_バドミントン

いつも通り右利き前提で。



ぶっちゃけてしまえば、気になっていたので
「2013全日本総合 決勝MS」「2013YOJ 決勝MS、WS」
一時停止しながらみまくりました。

私の予想とは裏腹に、基本的には左足始動が9割5分。ほぼ左足から動かしていました。
特に、オープンに上げて真ん中でポジションを取った時の一歩目は左足始動。前だろうと後ろだろうと。左奥だけは右足を強く蹴って体を反転させる為右足始動になりますが、右足を着地する前に左足はしっかり動いているんです。右足一歩の間に左足を動かす事で移動距離を稼いでいるのでしょう。

左前に関しては私が見た限りでは
1.左
2.右(インパクト)
のみ。

特に気になっていたのは右前なんですが、ここもほぼ左足が始動となっていました。
右前で左足が始動するということは、おかしいのではないかと思っていたんです、私。何故かというと、

「右前に移動するのに、左足を動かすという事は、シャトルに体が近づいていない

ということになるんです。一歩目からシャトルに体を近づけなきゃと考えていた私にとって、ちょっとこれはショックが大きかったりします。
さらに観察しました。

1.左→右の2歩でシャトルに届く
2.始動の左が着地する前に、右は浮いている、もしくは右を出す準備が完了している

始動の左が右足を出す準備を兼ねていて、シャトルに間に合うように左足を始動させているようです。時によっては左足が右足を追いこす場合もあれば、左足着地前に右足が浮いている、つまり最初からほぼ両足始動を行っている事もあるようです。

遠い場合は左右の後に左右を組み合わせるようですが、この場面ですらあまり見る事もできませんでした。前へのフットワークは、男女とも、左右の2歩でほとんど完結しています。


ではジュニアはどうすればいいのか?

おそらくは2歩で届かない選手が多いのではないでしょうか。届かないならどうすればいいか。左足始動で歩数を増やすか、右足始動も覚えた方がいいか。

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どちらでしょうね。いろんなパターンとして、試してみたいと思います。

精神論大好物。




「できない」
・届かない
・打てない
・入らない

そう思った時点で練習の意味が無くなる。

少しでもいいから、希望を持って練習して欲しい。



おそらくこれを押し付けるだけでは精神論のみとなってしまうので、指導者としては希望を持たせるように練習していかなければならない。
選手に希望を持たせる方法はいろいろある。声をかける、ぎりぎり届く位置に羽根を出す、等考えれば結構でてくるだろう。

ここであえて一つ挙げるなら、

「次がある事を選手に理解させ、安心させる」

という手法を試してもらいたい。
何度か「この羽根を打てなかったら死ぬかもしれない」と思いながら練習すれば、危機感から集中力が生まれる、1球を大事に打つ事ができる、なんてことを書いたりもしたが、それはシャトルに集中させる手法で、どちらかといえば楽なショットに対して集中させる為の手段である。

今回の手法は、例えば届かない羽根をおっかけてなんとか打ち返すような、ギリギリの厳しい羽根を打たせるような練習に向いている。失敗を繰り返す時に、選手に気持ちさえあれば、少しずつ近づこう、一歩でも踏み込んでみよう、そういう気持ちの背中をさらに押す事が出来る。次がある事で少しずつ近づける。失敗しても大丈夫、この次こそなんとか届かせよう、その状況を作る為には、球数無制限のノック練習が向いている。選手が諦めるまで、しっかりと羽根を出し、繰り返しチャレンジさせる。気持ちが折れたら効果が無くなる為休憩、そしてしばらくしたら再チャレンジ、というように、選手の自主性にまかせて、できないプレーに取り組ませていきたい。
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飴とムチ、いい意味で使い分けていきたい。

オーバーヘッドストローク、ドライブ、レシーブ、全てにおいて。



利き腕の肩を下げてシャトルをインパクト。
このイメージの着地点は、重心の位置にあります。

オーバーヘッドストローク時に利き腕側の肩を下げると言う事は、そこに重心が移動するということになります。テイクバック時は後方に重心を持っていき、前方に移しつつインパクトする事になるので重心を後方へ持っていく為の一つの表現になります。

ドライブやレシーブでは、利き腕側を下す事で重心が前側になりやすくなります。さらに、その状態でラケットヘッドを上げれば自然とリストスタンドとなり、強い返球やコースへの打ち分けが可能となります。

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一つの表現として、特に重心の位置がおかしい選手には、「利き腕側の肩を下げて構える」事をアドバイスに加えると、良くなる選手もでてくるかもしれません。

選手によってアドバイスは変わると思いますよ、念の為。




ジャンプショット。後方へのフットワーク以外にもサイドショットや、ネット前のプッシュなんかでも、両足が宙に浮く事が多くあります。それがバドミントン。

このジャンプショットで最も意識するのは、ジャンプする瞬間でも無く、インパクトでも無く、着地を最優先させなければならない、のかもしれないというお話です。


ジャンプ前の踏切り、そしてインパクトはその都度変わりますが、着地後というのは基本的にセンターへ戻ろうとしなければなりません。つまり、バドミントンでのジャンプショットの考え方はどの位置で打つにしても全て同じ。着地後いかにしてセンターを取るかという部分にあります。頭のどこかにそれをイメージして跳ばなければ、センターに戻ることができません。

まずこれが一つ。
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そしてもう一つに、インパクトの安定があります。着地をイメージしてジャンプすることにより空中姿勢が安定します。そうすればインパクトが安定し、最終的に着地が安定していきます。

つまり、選手によって考え方は違いますが、どこか一つを安定させようとすればジャンプショットの全てが安定してくる可能性があるのです。その中のわかりやすい言葉の一つとして「着地最優先」となります。いろんな選手に試してきてみましたが、インパクトや踏切りよりも、着地を安定させるようなアドバイスが浸透しやすいように思います。

選手によって違いは多少でますが、「着地最優先」、ちょっとだけ覚えておくといいかもしれません。

反復練習、やってます?



例えば、

・手投げノック、足水平から一歩踏み出しのストレートヘアピンの練習

これを毎回練習で一人15分、1年間行ったとします。これは効果があると思いますか?


まず一つの考え方。
使う筋肉は強化されていくわけですから、ある程度(個人差があります)まで行った所で頭打ちになります。練習の強度は少しずつ成長に合わせて上げていかなければならないので、時間を徐々に増やすか、一歩の距離を増やしていかなければ効果は一定のところで上がらなくなります。


そしてもう一つ。
ストレートヘアピンも複数あり、打点の高さやスタート位置からの距離、角度と様々です。手投げとは言ってもまったく同じ軌道のシャトルはほぼありえない為、意識して変化を与えなくても効果はあり、選手のヘアピンの精度は打つほどに上がっていきます。


最後のお話。
ほぼ同じ軌道のシャトルをストレートに打ち返すだけの練習ですが、どの高さまで上がったか、どの位置に落ちたか、どのような回転をしてどのように弧を描いたのか、これらを選手が記憶し、自分の前のショットに常に挑戦し続ける事により、練習の強度は自然と上がっていきます。この取り組み方によって、反復練習が大きな効果を上げます。


3つ目を選手が意識できるなら、正直言ってほっといても選手は強くなるんですよね。強くなる為の意識改革、もしくは改革せずとも最初から身についている選手は成長が非常に早くなるでしょう。漠然と羽根を打つのではなく、1球1球シャトルに意思を込めて打つ事が出来るかどうか、といったところでしょうか。


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頭文字D、藤原拓海が豆腐屋の配達の手伝いで車に乗り始めたころにやっていた、ちょうどあんな感じでできるのがいいんじゃないかなと思ったりしてます。知らない人は特に気にしないでくださいませ。

「センスが無い」は、最終宣告ではない。




私も実は選手に「センスが無いな」という言葉を良く使うんです。はい、反省してます。本当です。

センスが無いからできない、というのなら、その無いセンスを重点的にトレーニングすれば、レベルが一気に向上する可能性があると考えられます。

私が良く言うセンスとは体の使い方がほとんどです。

・ヘアピンで、シャトルがシャフト付近を通過する(行きすぎる)。

・スイングに体重がのらない、捻転できない。

・足は出せているがラケットが前に出ていない。

・シャトルを頭の真上で捕えてしまう。

これだけではありませんが、選手によってはバドミントンと関係無い部分でのスキル不足が気になってしまいます。これらは、バドミントンの練習と切り離してトレーニングという宿題を課す事に寄って、大幅に、そして短期間でレベルアップする事があります。

・ヘアピンで、シャトルがシャフト付近を通過する(行きすぎる)。
シャトルリフティング。できるだけ体の遠くで捕えさせる練習。

・スイングに体重がのらない、捻転できない。
ボール投げ。キャッチボール。バレーボールでもいいし、テニスボールでもいいかもしれない。軽いシャトルはあまり向いていない。

・足は出せているがラケットが前に出ていない。
膝に体重をかけるトレーニング。

・シャトルを頭の真上で捕えてしまう。
キャッチボール。利き手でボールをキャッチさせる。


課題がバドミントンと違うところにあったとしても、それを指摘し、そして選手はセンスが無い事を理解し、それを指導者と共に向上させようとすることが重要だ。センスは作りだす事ができるはず。特にジュニアならなおさらだ。へこたれる前にやることは山のように残されている。
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技術を鍛えても、これが無ければ使えないのです。



ラケットワーク、フットワークに磨きをかける練習は日々繰り返している事と思います。
でも、何のために練習しているかと言えば、それは試合で勝つ為。

試合で勝つのにラケットワーク、フットワークの向上は必須ですが、その技術を生かすのに必要な要素として判断力があります。

判断力とは。

ネット前にふらふらと上がったシャトル。これがチャンスなのかどうかを判断する力。チャンスならプッシュにいって打ちこむ、チャンスじゃ無ければヘアピンやロブのように下からシャトルを拾ってラリーしていく。この判断を、ゲームで、一瞬で行えなければ、せっかくの技術の向上が生かせません。チャンスだと思ってネットにかけてしまうことももったいない事ですが、それよりも、チャンスの羽根をいつまでも下から取ってラリーを続けている方が進歩も無く、練習時間的にも最ももったいないプレーをしていることになります。本人にもミスをしている自覚が無い為、何度でもチャンスを見逃す事になってしまうのです。

判断力を鍛えるにはどうしたらいいのでしょう?ノックでできてもゲームでできない事は良くあります。経験を積む事に寄ってこの判断力も備わりますが、1本で勝負すると言う精神力もこの判断力には必要不可欠です。

これを取る、これで点を奪うという気持ちを常に持ち続けてゲームする、練習する事ができるならば、失敗の積み重ねによってこの判断力は磨かれていくのではないでしょうか。
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判断力は、ノックやパターンでは身につけるのは難しいかもしれません。不確定要素の強いゲーム、それもいろいろな選手とゲームし、さらにそこで1本にこだわり続ける事で少しずつ身についてくるはずです。

必要なのかもね。



裂けては通れないかもしれないセンスチェック。簡単に言えばバドミントンに向いているか向いていないかをチェックするというもの。これを作るのはとても怖いので、実を言うと触れたくない。前向きに考えれば、資質が不足している部分はトレーニングで重点的に上げなければならない、と考える事も出来るが、逆を言えば、他のスポーツの方が向いていることを宣告される可能性もある。

良い風に考えつつ、チェック項目についてはのんびりと思いつきでやっていくかもしれない。

前に聞いた話では、中国だと初めてラケットを握る子にコート中央に立たせて、ネット前にシャトルを打ちあげる。そのシャトルに対して、打てるかどうかではなく、走って高い位置でシャトルを触ろうとしたかどうかで選抜するらしい。下から入った時点で終了、って話を聞いた事がある。
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こういうチェック項目があれば、確かに不足部分はわかるかもしれません。個性、特性なんかも持ちあげられるといいんでしょうけどね。

まず羽根を見る。




凝視。羽根を良く見る。
その羽根をどこで捕えるのか。近くか遠くか。

「羽根の近くで取りなさい」

このアドバイスは、距離感が合わない選手に対してである。
まずシャトルを凝視したうえで、シャトルと体の距離を近くして打たせる。効率のいい距離というのもあるが、遠くなってミスするよりは近くでしっかりと捕えたい。

「羽根の遠くで取りなさい」

一つはヘアピン。ネット近くまで体が近づく事で次の羽根を追えなくなってしまう。ラリーを続ける為には体とラケットの長さを効率よく使いプレーイングセンターをできるだけコート中央に持っていく。
もうひとつはウエスタングリップの初心者。肘が縮こまり、顔の前でしか羽根が触れない場合のアドバイス。遠くで羽根を触らせる事でフォームを正常に持っていく。
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アドバイスはケースバイケース。真逆のアドバイスだからといって間違っているわけではない。選手に対して良い形に持っていく言葉は、それこそ千差万別だ。

センスが無い、向いていない、この言葉を回避できるかどうか。




バドミントンとは少し距離を置いて、基礎的な運動能力の向上はバドミントンに役立つのは間違いないが、果たしてクラブ等でこれに時間を割くにはどう考えたらいいのだろうか。もっと簡単に言えば、運動神経を上げる為の練習はどこまでチームとして行ったらいいのだろうか。

例えばステップ練習。多くのクラブが取り入れているが、できる選手とできない選手が同じ量をこなしても意味が無い。時間で区切るとしたら、その時間内の回数には個人差ができる。目標回数を選手ごとに設定しなければならず、そう考えていくとチーム練習というよりは、個人練習といった意味合いが大きくなる。

そうすると、チーム内練習2時間のうち、20分を基礎運動能力に当てて、各自必要なトレーニングを行うとした方が効果は上がるはずだ。各選手の練習メニューが必要になるが、自分を追い込む、上げなければならない運動能力を補うのに全体練習は時間がもったいない。

ここまで考えるなら、むしろチーム練習で時間を取る事自体がもったいないという考え方もできる。各自練習メニューを決め、それにそったトレーニングを10分でも20分でも行っていく。基礎運動能力なのだから、別に体育館でシューズを履いてやる必要もない。雨が降っていても、一畳のスペースがあれば体幹トレーニングもできる。

バドミントンに必要と考えられる運動能力向上の簡単なトレーニング例として、

・なわとび(瞬発力、筋持久力)
・体幹トレーニング(バランス、書籍等参考にしてください)
・キャッチボール(投げる為の体の使い方、キャッチする為の空間把握)
・ステップ系(瞬発力他)
・インナーマッスルトレーニング(バランス、怪我防止)
・低負荷筋力トレーニング(筋力、怪我防止)
・長距離、連続ダッシュ(持久力、筋持久力)
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チームとして充分に練習時間が取れないなら、これらの練習は各自練習外で行った方が効果的と考える。特にジュニアでは、これらが身についていない場合に致命的に出遅れる場合がある。そうなると、いつまでたっても上達せず、しまいにはセンスが無いと言われかねない。違うスポーツを選択した方がいい、とまで言われる場合もある(これは悪い意味では無く、いい選択をした方がいいという事)。バドミントンをしていく時に必要な基礎運動能力、チーム練習で出遅れない為にも、各選手が自分に足りないものを理解し、自分で課題を持って克服していかなければならない。

待っているだけで強くなれるのは全てを持っている選手だけ。そんな選手はそうそういないのだ。

こういうのは簡潔に。



・フットワークスピードを上げる
間に合わないから後ろで取ってしまう。ならば、フットワークスピードを上げる練習を繰り返す。さらに一歩目のタイミング、リアクションステップも合わせて向上させる。

・足を入れ替えさせる
後ろで取ってしまう選手は、後ろで取る事ができてしまう。それが問題なので、後ろで取らせない為に打った後の利き手側の足を強く前に踏み出させる。

・体を回転(捻転)させる
ほぼ足の入れ替えと同意。体の捻転が使えれば打点は自然に前になる。その為の方法として、左手の使い方であったり、右足の使い方だったり、選手にあった方法を見つける事が重要。

・正面でスイングさせる
利き手側の足を引くから利き手側の肩が後ろになってしまい打点が後ろになる。ならば、最初から体を正面に向けて、小さいスイングで羽根を打つ事ができれば自然と打点は前になる。
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強く打たせるのも、弱く打たせるのも、どちらも効果がそれぞれあります。選手にあった方法を見つけ、羽根をコントロールできる位置でインパクトできれば、ゲームで大きな違いがでてくるはず。しっかり身につけさせたいですね。

調べてみるとなんとも言えない結果に。




バドミントンで言うコンチネンタルグリップは、イースタングリップとウエスタングリップの中間と認識していましたが、テニスで言うコンチネンタルグリップは、バドミントンのイースタングリップ。何を言っているかわからないと思いますが、

無料Webレッスン講座 はじめてのテニス

テニスではこのようになっているようです。

何故バドミントンでは違うのでしょうか?もしくは私の思い違いで、実はバドミントンも上記リンク先と同じ?
詳しい方、コメント願います。


私の認識通りの、イースタンとウエスタンの中間がコンチネンタルだと仮定して、それで握って振りきってみました。



スピード、上がりますね。

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単純にスマッシュスピードが上がり、なんというか腕力がそのままシャトルに伝えやすいような、そんな感じです。

第一のメリットであるはずのフォアとバックの握り替え不要ですが、私のバックはイースタンで握り替え不要になるようなバックハンドなので、こちらは逆に打ちにくく感じてしまいました。やっぱり今までの経験が染みついている分どうにもなりませんね。

後衛でオープンでアタック出来る時には、ちょっと意識的にコンチネンタルで握り替えてもいいかな、とも思いつつ、早い展開で使うには慣れが必要なので実装は私には難しいかもしれません。

このグリップ変更で怖いと感じたのは、指導者の影響をもろに受けやすいというところでしょうか。私自身コンチネンタルグリップでバックハンドは打ちにくいと感じていますが、教科書にはフォアとバックの握り替え不要なのがコンチネンタルグリップとなっています。いかに柔軟に選手にグリップを考えさせる事ができるか、それが指導者の役目なんだと思います。

グリップについてはもう少し試してみたいと思います。もっとベストなグリップが見つかるといいのですが。

今風の考え方から少し逆行はするものの、やはり基本は下半身の安定。




あくまでなんとなく、下半身が安定しないなぁという選手には、試しに肩幅以上に足を開いて構える事を義務付けてみましょう。立ち方を見て安定しない選手は一歩目も遅く、フットワークスピードも遅い傾向にあります。ノックで羽根の位置が決まっている場合には特に問題は無いものの、ゲームやランダム性の高い練習になると途端に体が動か無くなってしまうように思います。

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といってもこれはあくまで選手に感覚を覚えさせるための手段。トナミ佐々木選手が「重心を高くして羽根までのスピードを上げる」という練習をしているように、実際重心はある程度高い位置からの方がスピードは上がるようです。ただ、これもできる選手の練習や考え方であって、重心が高いだけの選手はプレローディングの感覚もおそらく掴めていないことが考えられます。膝へのプレローディングを手っ取り早く覚えるにはショットに合わせてのジャンプになりますが、その時の重心が高いとそれですら下半身の安定を奪う場合があるようです。

昔ながらの練習で、下半身を下げる為にスタンスを広げる、そして感覚を掴むためのプレローディングをジャンプで行う、これらで一通りの感覚を覚えてから、重心を上げ、ジャンプしないプレローディングを覚えていく、というのも選手にとっては一つの方法と言えるでしょう。

もちろん例外はあるんだけどね。




リアクションステップ後の一歩目は、利き手側の足。

この話は基本であるが、私はある程度選手のやりやすい方と考えていた。
でも、ほったらかしていた選手がドロップに対してノータッチをし続ける理由を探していたところ、もうこれしか考えられなくなってしまった。
その選手は右利きで、どこへ動き出すにしても左足が始動足となっていた。前へ行くのに左足を動かしたところで、実は全然進んでいない。次の一歩は確かに大きくなるが、その一歩の為に遅れてしまっては意味が無い。

特に、利き手側前へ、正面へのフットワークは、利き手側の足を始動しなければいけないのではなかろうか。

他の場面でも、利き手側奥もそうだし、ラウンド側にしても体を入れ替える一歩目と考えるなら利き手側の足を動かした方がいれかえやすい(ラウンド側はいろいろな方法があるので一概には言えないが)。
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しばらくその選手には、リアクションステップ→右足、を繰り返して癖を付けてみようと思う。結果が出るのは何ヶ月後かわからないが、覚えていたら報告いたします。





やってみました。

早速悪い例と良い例にはっきりわかれるたのが面白いところです。

悪い例として

・筒をシャトルに対して押してしまう
・筒を持っている手を動かしてシャトルを入れにいってしまう


この練習のコツは、一番シャトルを筒にいれやすい場所に構え、その位置から筒(筒を持っている手)を動かさない事。低い位置なら体勢を低く、左右に動けばフットワークで体を動かしてシャトルを捕えます。

ここで筒を動かしてしまう選手は、シャトルを前では無く横で見てしまう事になり、そうするとシャトルとの距離感の把握が困難になりミスしてしまいます。リストスタンドしてシャトルを打ちにいく事もできず、ラケットで楽をしてしまう事に繋がります。
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顔の前でシャトルを捕える。その為に足を動かし体を動かす。この基本的な行動をする為の練習といってもいいでしょう。気分転換にも含めて、いいタイミングでこの練習を挟んでみると良さそうです。

正月でぼおっとしてて番組名すら微妙なんですが、多分「炎の体育会TV」だったんじゃないかと思うんです。




松岡修造氏がジュニア選手にボレーを教える時の練習で、ボールの缶を持たせて、投げられたボールをその缶でキャッチするというのをやっていました。

バドミントンではシャトルの筒が丁度いいかと思いますが、これって結構いろんなクラブでやっているんじゃないかと思います。でも多いのは、おそらく利き手と反対の手で持たせて、高いシャトル(ロングサービス)をフォームを意識させてキャッチさせる、というものでは無いでしょうか。

その考え方としてはラケットの長さがあります。利き手で持たせてシャトルをキャッチさせたところで、実際はラケットの先で捕えなければならず実戦的では無い、との考え方から、利き手と逆の手で捕らえさせるというところに落ち着いたんだと思います。

テニスにしたってラケットの長さがあるのは同じ。それを体の前でのタッチを意識づける為に行っていました。ラケットの長さを考える以上に、体の前でボールを捕える事は重要との考え方だと思います。横でシャトルを見るのではなく、前でシャトルを見て捕える。むしろバドミントンの方が利き手でドライブ的なショットを筒で捕えるような感覚は大きなポイントとなるような気がします。
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利き手、そして利き手と逆の手でシャトルを筒を使ってシャトルをキャッチさせる練習は、基礎的な練習にも、選手の気分転換にも、いろいろなバリエーションで積極的に取り入れると面白そうです。

これが視界から外れなければ、ショットは相当安定してくれるのでは?




お正月なので結論から。

・シャトル
・ラケット
・手首


以上3点。

シャトルから目線を外してはもちろん打てません。それを捕えるラケット。ここではラケットの面を確実に作る為にも視界の中で把握しておきたいのです。そして、手首。手首が視界から外れると言う事は、単純に大振りになっている証拠です。プッシュで大振りになると、ミスが増えます。プッシュは相手エンドへ叩きつけるショット。振りかぶって強く打ちこむよりも、できるだけ小さいスイングで捕えて、その中で強く叩くイメージを強く持つべきです。
その為にも、フォロールスルーからインパクトまで手首は視界の中に入れておきたいのです。
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プッシュでミスが多いと思う場合、この3点をもう一度見直してみてください。

忘れてたんですよ。なんかおかしいとは思ってたんですが。




スイングの注意方法でよく出てくるキーワード。

・打点を前にする
・体を使って打つ

この二つをクリアする為に、左手(利き手と逆の手)を使う事でうまくいく場合があります。


ある選手に、確かここでも書いたかもしれませんが1年ぐらい前には注意しているんですよね。プレーをマジマジと見て思い出しました。

左腕を引き過ぎるのはNGですが、引かないとうまく体の捻転を使うことができません。開いて閉じるという動作によってラケットを前に弾きだします。この開くの部分で左手を引き、閉じるの部分で左手を止めて、右手をスイングします。

つまりは、左手と右手の連動が体幹を使う事につながり、捻転をスムーズに行えるようになります。

足を入れ替えて打つ場合は左手をそんなに意識しなくても勝手に使えているのですが、足を入れ替えられない場合は左手を意識しなければ力の入った振り方が難しくなります。
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左手と右手の連動、このキーワードでスイング練習をしばらく進めてみたいと思います。

この3つは特に小さいころから伸ばさなきゃ話にならんのかもね。




・瞬発力

いわゆる神経系。脳で行きたいと思ったポイントにいかに早く動く事ができるか。練習方法はダッシュ、縄とび、ミニハードル、ラダー等。


・ラケット感覚

ラケットの長さ、打点。目の前のシャトルに対してどうラケットを使えばスイートスポットで捕えることができるか。初心者にはシャトルリフティングから始まり、ノック等で繰り返し体に染み込ませる。


・シャトル認知

相手から放たれたシャトルの落下地点をどれだけ早く認知できるか。プッシュでいけるのかヘアピンで返球なのか、ラウンドでスマッシュなのかハイバックでコースをつくのか、等の判断力も重要。ゲーム感もこれに近いと言える。集中力、周辺視等目からの情報を変換するので経験が必要とも言える。





この3点、練習では意識的に取り組むべきと考えます。
筋力、持久力、ショットコントロール等は後回しでもいいのかも。

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私は、あくまで私自身は、特にジュニアはラケットを短く持った方がいいと考えてます。




ジュニアの筋力では、ラケットを取りまわすのは難しく、少しでも扱いやすくする為にラケットは短く持つべきだと思っています。私自身でさえ、レベルが上がった試合ではスピードに対応する為に短く持って振り遅れないように対処します。

先日、打点がずれている選手を見たのですが、気が付くとラケットを長く、グリップの下の方を持っていたので、動かしやすくする為にグリップの上の方を持てと指示しました。すると、何故かますます振り遅れるのです。


長く持った方が振り遅れない・・・。これはいったいどういうことなのでしょうか。。。



推測ですが、

・ラケットを動かす方法がわからない為、長く持ってヘッドの重さを使っている
・回内、回外を使えない

まだはっきりとはわかりませんが、ラケットを長く持つメリットが、シャトルを遠くへ飛ばすという事以外にあるのかもしれません。
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・・・困った。。。

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