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103-「バド漫画」を生暖かく見守る

週間少年マガジンで卓球の漫画始まった。


あれ、面白い?面白くない?

卓球ド素人の俺だけど、へぇ〜、卓球ってこんなテクニックあるんだぁ、こんだけ厳しい練習しているんだなぁ、がんばれちっちゃい奴(よく見てないから名前までは覚えてないがwww)、うまくなる為にこんだけの練習を卓球でもしてるのか、・・・・・

もちろん俺少数派かもしれないけれども、あの漫画が卓球をやっている人から見たらどう思うんだろうって考えたりするし、例えばスラムダンクだって「あんな高校生いねーよ」って言っておきながらもバスケ選手ももちろんそうじゃない人も熱中したもんだ。あの漫画をスラムダンクあたりに比べるのは酷かもしれない(スポーツの普及率から考えて)が、それにしたって同じスポーツ漫画として並べられると思うんだよね。

ほとんど同じ時期に始まって、球とラケット、何回描かれている?もし、何も知らない人が読み飛ばしたとして、その人には何の漫画として残る?少なくても大和にはそれがあった。ほとんどのスポーツを題材にした漫画にはそれがあり、スポーツ漫画が好きな人にはそこがツボだと思う。

よっぽど「スマッシュ!」よりも、マガジン巻末の「もう、しませんから。」の方がバドミントン漫画だったよ、ほんと。


こんな辺鄙なとこでうだうだ書いてもストーリーは「たまたまバドミントンをしちゃってるラブコメディー」は変わらないと思うが、これからもあくまで「生暖かく」見守っていきたい。こんちくしょー。

ああ、もうなんつーか・・・。

とりあえずはシャトルとラケットと足のバランスはとても参考になるかもしれんね・・・。


例えば、むかーしの漫画だったらさ、、、


雨対策として晴れているのに校庭に水まく監督がいたりとか
でっけー初心者がダンクだけできたりとか
小学生がすげー勢いで人を吹っ飛ばしたりとか
体にバネつけまくって筋トレしたりとか


それが最近の漫画だったとしても、


無駄に折鶴折らせてみたりとか
不良っぽいのがスゲースライダー投げてみたりとか
ボール打ったら地球壊れたりとか


まぁそれぞれにそのスポーツとその漫画の特色がでてると思うんだけど、今のまま進むなら、きっとそれって卓球だろうがテニスだろうが水泳だろうがなんでもいい漫画なんだろうなーと思えてくるんだよね。前作ではこんなこと感じなかったけど、どうせそういう路線ならもっとメジャーなスポーツでやったらいいのにと本気で思うわけさ。

たぶん、この路線は変わらないだろうけど(むしろ急に変えても不自然なわけで)続くなら長い目で見てみたいとは思うけども。。。

「スマッシュ!」単行本第一巻11/17発売

だそうだ。

どこまで掲載されるのかさっぱりわからないが、例えば、

・練習のしごきの理由
・いきなり高校入学
・団体メンバーの矛盾
・いきなり新入生練習?

ああ、もう支離滅裂なんかな?このままバドミントン部でのラブコメディーで進んでいくのだろうか。。。それなら練習だなんだかんだは関係無いかも知れんけどもさ。

さてさて練習風景がでてきましたな。もっとページを割いて欲しかったが、こういう展開ってことは、今後はあまり期待できないのだろうか・・・。

というわけで、練習風景の1コマである。

5対1

のシーンが描いてあるが、申し訳ない、これはたぬ吉まったく見たこともやったことも無かった。通常2対1、3対1の時もあるが、5対1とはこれはいったいどのような練習を想定しているのだろうか。

考えられるに、「1」はスマッシュ無し。残りはネチネチと動かしまくる、というところだと思うが、正直言ってこれに5人は必要ない。4人でも多いぐらいである。「1」を振るには3人で充分だ。5人もいては振る方の練習にもならず、コート外でダッシュでもしていた方がまだマシである。

では、このパターンでどのような練習なら有効なものになるだろうか。
考えられるものの一つに、打つ場所の指定というものがある。5人に番号を振り、その順番にシャトルを返すのだ。もちろん5人の方はどこへ打っても構わない。ど真ん中へはスマッシュ、もしくはドライブで返していかないと、あんな場所へクリアを打ってしまってはリターンで決められることは間違いない。
番号順に打つのではなく、随時指定していくという方法もある。5人のプレイヤーは、打つ瞬間に番号を叫ぶ。そして「1」は、その叫ばれた番号の場所へ返していくという練習だ。

ただ、それにしたって「5対1」はどうなんだかなぁ。。。

これからはなんとなく技術的な話題が増えそうな予感。。。

団体戦のメンバーが発表されたわけだが、シングルス3人、ダブルス4人の発表。
高校生の大会だと(高校生だよな?)インターハイは2複3単、選抜なら2複1単、国体だと2単1複、それぞれの最少人数は4人、5人、2人である。実際はほとんど単と複を兼ねて試合に出る為、最少人数、もしくはそれに+1人ぐらいがレギュラーであり、それ以外は試合では使ってもらえない。今回補欠という話も無く3単と2複を選んだのであれば、それは超有力高で選手層の厚さが伺える。それにしては入学したてをダブルスに使うのはどうかと思うわけだが。。。ん?もしかして個人戦?とも思ったが、それにしたって高校生は単複兼ねて出場する。ここらへんについても、コミックが出たら一度しっかりまとめた方が面白いかもしれない。だが、それまで連載が続いているのか心配な状況になってきた。微妙に後ろ気味なんだよね、掲載ページが。。。


今回の技術ネタ。「ゆうひ」のプレーしか無いのがまた残念ではあるが、彼女の打ち方はシングルスとしてとても向いている。一本を強いシャトルを返すのではなく、フットワークを最小限に抑えてプレーイングセンター(ホームポジション)に戻る事を最優先している。そのコマは、スマッシュをクロスにリターンする場面だが、脚が手前にあり、そこから打点が遠い。ダブルスならば、ここよりもさらに羽に近く脚を出し、強く打つ、もしくはフェイントを掛けていくというプレーだが、いいシャトルを返す=リターンされると早い。このような省エネ的なプレーはシングルス独特の球回しを意味している。ダブルスが今後描かれるかわからないが、こういう選手は基本的にダブルスを苦手とする。使い分けられる選手はあまり見たことが無い。そういう器用な選手として描くのかどうか、今後をチェックしたい。

バドミントンのプレーが描かれるとネタがとても楽だ。

今回は「ゆうひ」のプレーから2コマ。

・プッシュ
前に詰めてスペースに決めるコマがある。きっちりと右足(利き足)が前に出ているのがわかる。プッシュでネットに引っ掛けないコツの一つがこれ。足が出ないと打点が下がりネットにかかってしまうのだ。足をシャトルよりも前に出すぐらいで丁度いい。

・スマッシュレシーブ
左側(何度も言うがゆうひは右利き)のスマッシュかな、それをレシーブしているシーン。左足にしっかりと体重が乗っている状態が描かれている。尚且つ、上半身は崩れずシャトルをしっかり見れる状態で打ちにいけている。下半身で上半身を安定させるいい例だ。


漫画家はバランスを考えるプロなのかもしれないし、作者がバドミントンをよく知っているからなのかもしれないが、とにかくそういった細かい点がきっちりと描かれている。今後、羽を打つ場面は注意して見ていきたい。

なかなか技術ネタを探すのが難しい展開になってきているが、せっかく羽を打っているので意地でもバドミントンに結び付けたい。

顔にシャトルがぶつかりそうになり、それをラケットの面で防ぐシーン。これについていろいろと考察していきたい。

まず、どんな場面だったか。シングルスでこうなるパターンというのは、
A ヘアピン(きっついやつ)
B ヘアピン(奥にも逃げられず、とりあえずシャトルを打った感じ)
A プッシュ(ボディアタック)
正直言ってこれぐらいしか考えられない。シングルスで、ドライブをヤマはって前に詰めるとか、そんなプレーは実戦ではありえないし、基本がセンターである為、前に張り付くこともあまりない。前におびき寄せられつつ、甘いシャトルしか返せない状況を作ってしまった、もしくは、相手がうまいことそういう状況を作った、といえる。

次に、女の子のレシーブ方である。とっさではあるが、ラケットを顔の前にだすということは非常に大切だ。身を守るという意味ではもちろんだが、それ以上に、もし返せるのであれば返したいという意思があれば、どんな状況でも、相手の打点からネットの上を通り、その延長上にラケットを差し出すことができる。ヘアピン後のネット前のプッシュではそのパターンが大変多く、ましてや膝をついている状態ならばほとんど顔の高さがそれとなる。そういう意味でも非常にいいプレーをしている、といえるのだ。

逆に攻める側はどうだろうか。スマッシュやプッシュをボディに狙うというのはよくあるが、この場面からすれば、シャトルをきっちり運んであげる事でそこからのフットワークは不可能といえる。相手にリターンの可能性を残してしまったという意味で、この攻め方はいただけない。ゆるいシャトルでも、きっちりと奥に返すのが最良の選択だろう。


では、もしこのシャトルが当たってしまったらどうなっていただろうか。この手の事故はバドミントンでは珍しくなく、ほとんどがダブルスの場合ではあるがプッシュが前衛に当たってしまうことがある。これのスピードは反応できるものではなく、とんだ方向が目であればこれを避ける方法はほとんど無いだろう。

そして、これはボクシングのパンチと違い、シャトルコックが目の骨部分よりも小さいのだ。つまり眼球に入り込んでしまうような状態となる。網膜はく離や白内障、その他いろいろな症状により失明も考えられる。もしそのようなことになってしまったら、即病院へ行くべきである。症状がほとんど無かったとしても、状態が悪いことになっていることもよくあることなので、一度確認してみるのが望ましいだろう。



次回は、もっと楽に技術ネタに触れられるネタを心底望む。。。強引過ぎてちとつらい。。。

不要。以上。

今度はちょっとした突っ込みを。

昔は、各部活動に推薦枠というものがあり、例えば野球部で9人、柔道部で3人、というように、各学校の力の入れ方により顧問の先生の裁量で推薦入学が可能だった。本来なら公立の高校では入学勧誘というものは無いはずだが、このやり方では裏側では積極的に行われていた。

現在では、スポーツ推薦のような形はとられず、あくまで中学校が推薦を高校に出し、それに対して高校が判定するという形。学校同士でなかなか顧問個人の裁量は入りにくくなっている。

都道府県によって違う場合もあるかもしれない。その高校が私立であればこの矛盾はまったく問題なくなる。

以上、来年高校受験をする人は、先生によぉく話を聞いてから推薦を出してもらうようにしよう。

なーんだ、今週もねーじゃん、と思いきや、最後に隠されてた技術、というかバドネタを二つ程。

まずは顧問特別メニューと称したいらない新入部員を辞めさせてしまおうという練習方法。この漫画で今後どう進んでいくかわからないが(まぁベタベタなわけだが・・・)、実際の中学高校ではどうかというと、これは「ありえる」のだ。

実際のところは、顧問が部員に求めているのは「技術、体力」ではなく、「やる気、精神力」の方だ。部員が多いところでは30人を超える。それを、少ないコートと練習時間で強い選手を育てるには無理がある。そこでよく行われているのが、1年生は延々とダッシュ、外走り、筋トレといった練習メニューを8割にしてしまうのだ。それを乗り越えて(だいたいは、GW前後に勝負は決まる)ようやくきちっとしたバドミントンの技術練習に入っていく。

そこで投げ出すような選手はついてこれない事がほとんどだろうし、やる気が無い態度は伝染する恐れもあり指導しにくくなる。そこでこういった練習で「ふるい」にかけていく。顧問の先生としては、基礎体力の確認と向上、選手選別もできて一石二鳥。若干技術は遅れるが、それでも大勢でイモ洗い状態の中練習するよりはよっぽどましである。

漫画を見てバドミントンをやりたいと思った中3年生と小6年生、こころして選択してもらいたい。


あとついでに、主人公が素振りを回数指示されて律儀に行っているコマがある。このコマでの手の向き、結構重要なので参考にして欲しい。こうならない人は、ほとんどの場合がウエンスタングリップで握っている、もしくは回内が使えていないかのどちらかである。右利きの場合、スイングすると、回内をしっかり効かせた後は手のひらの部分が体に対して右を向くのだ。そのカットが1コマ載っているので探してみて欲しい。
ちなみに、ラケットの角度は気持ちずれているので、あくまで手の向きだけを参考に。


これからバドミントン部が始まると、意外とこういった技術ネタがでてきそうな予感もする。いい方向へ進んでくれることを、一ファンとして願っている。

技術ネタ無し。このままいくと、別にバドミントンなんていらねーじゃんと思えてくる。。。

週間少年マガジンに、バドミントン漫画の連載が始まった。以前、「やまとの羽根」を某誌にて連載していたが、いきなり廃刊となってしまい、中途半端に打ち切られてしまった。今回はそういった事は無いと思われるが、人気がでるかどうか、期待したい。

作者:咲香里
上記は作者のホームページだが、まあなんというか、紹介しておいてなんだが、バドミントンを愛している少年少女は見ないように(いわゆる18禁)w。変わりに、こちらをお勧めする。いろいろなバドミントン関連の情報が載っているので、漫画以外にも読み応えのあるサイトである。

話を戻そう。
例の漫画で紹介があったプレーについてである。描写としては、「打つ瞬間にラケットを止める、そこからラケットを一旦引いて打ち出す」というものである。

このプレーがどうか、といえば、漫画といえどとても実戦では有効なプレーだ。一度ラケットを止める事により、相手の足が一瞬止まる。その後、相手の動きを確認しながらシャトルをスペースへ運んであげる。ここでカテゴリ分けしている、小学生、レディースにこれをやると、ものの見事にひっかかるのだ。これは、筋肉の発達と経験不足が大きいのでは無いかと思う。いわゆるフェイントにひっかかるということは、一度足を止めてまったく別の方向に動きを変えなければならない。その為にかかる足への負担は大きく、普段からそれを想定しなければ、なかなかできるものではない。頭の切り替えも難しい。予想したシャトルの落下点とはまったく別な方向にシャトルが飛んでいくわけである。全身の動きを全て新しい方向へ変えなければならないのだ。たいがいは、一つの方向へ向かってしまっているので、これも、普段から逆へ移動する練習をしていなければ、その方向へ一歩でも踏み出すことができない。

では、どうすればこのプレーができるのか。それは、上半身ではなく下半身が大きく関係してくる。どんなフェイントでも実は共通している点があり、それは、相手が思っている方向とは違う方向へラケットを振り出すという点である。つまりは、それだけ時間がいるということである。時間とは、ラケットがスイングしだしてからヒットするまでの時間で、この時間が長ければ長いほど、いろんなフェイントが可能になる。この時間を作り出すのが、下半身なのだ。

簡単に言えば、必要以上に足を出す、必要以上に早く落下点に入ってあげればいい。それができば、ラケットや体の動きでいろいろなフェイントをかけることができる。これが、全てのプレーでできるなら、それが一番いい。

では、レシーブする側はどうすればいいだろうか。それは、相手のラケットの動きに惑わされず、ラケットの面をしっかりと捕捉することである。いわゆるリアクションステップ(後日説明)のタイミングを遅らせて、ギリギリまで判断を待つ。そうすることにより、シャトルの方向だけに反応するようにする。
もう一つは、ひっかかっても追うという方法がある。これが、レベルアップには一番で、前述したように、足への負担、逆をつかれたときのリカバリー、最短時間での移動、これらを鍛えるには、とにかくシャトルを追うという気持ちが必要だ。はっきりいって間に合わなくてもいいのである。動いてとろうとする体の動きが、徐々にシャトルへの距離を必ず縮めることになる。そして最後にはリターンが可能になる。

逆にそうさせない為には、厳しいコース、速いシャトルで相手を追い込み、相手のプレーの幅を狭めていく。その為により速いフットワークとラケットワーク、そして頭を使った配球を鍛えていかなければならない。

相手とのそういったやりとりが、バドミントンのゲームであり、面白いところなのだ。

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