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31-技術 全般

このブログを見ていて疑問に思ったことはないだろうか。

「意識する」

「イメージする」

この二つの言葉が大変多くでてきていると思う。私が記事を書くときにももちろん使っているが、実際に指導しているときも非常に多く使う言葉である。これで個人が特定されてしまうのではないかというほど自分でもよく使うと思っている。

この意味についてを記したことが無いと思うので補足的に述べてみたい。

まずは「イメージする」という言葉だが、これはとにかく羽根が飛んでくるのを指す事が多い。素振りをする時にシャトルがどの高さで、どの場所に、どんな速さで飛んでくるのかを頭の中で思い描き、それを捕らえる。そしてそのショットでシャトルはどこへ飛んでいくのかをしっかりと理解する。それが「イメージ」だ。バドミントンという競技では、同じ事は二度と起こらないといってもいいほど全てが変化する。立ち位置も違えば相手も違う。数ミリのずれが手元で大きなズレになる。シャトルも同じ力で打ったところで状態により変化する。それらに対応する為には現実を越えるぐらいの「想像力」が必要になる。それをイメージできて練習できれば、初めてそれらに対応できるようになる。単純に「ゲームをイメージして」とよく使うが、できるならゲーム中の複雑な変化までイメージして欲しいと願っている。例えば、サーブ練習、29オールでどのようなサーブがだせるのか、28対29の時は?逆に0対0の時は?全て同じ心境にはならず、どの場面でもかかるプレッシャーが違う。ここまでではなく、これ以上を考えてこそ、本当のイメージであると思う。

次に「意識する」だが、これは普段考えていないことを考えながら動く事である。例えば筋トレの時に負荷のかかる筋肉を強く意識する、インナーマッスルトレーニング時にも、普段の動きではほとんど気にしない筋肉や間接を意識して動かすことにより効果が大きくなる。素振りでは、「イメージ」とは別に、肘の高さはどの程度なのか、テイクバックはどれぐらい取ればいいのかを意識する事により自分のフォームを見直すことができる。これらを繋げるのは「無意識を意識する」という事である。普段自然に行っている呼吸すら、意識することにより見直すことができる。足を動かす時に膝に集中していれば、自分の感覚で膝の角度や体重の係り具合をチェックすることができる。頭の位置、体の向き、ラケットの面、人差し指の位置、一つ一つを練習で全て「意識する」事は決して無駄にはならない。

長くなってしまったが、意識してイメージして練習をすれば、時間に対する効果は相当大きくなるだろう。

A.ドライブタイプ
B.レシーブタイプ
C.カウンタータイプ
D.アタックタイプ

この話題のコメントをsakuさんより頂きました。
長くなりそうなのでそのまま記事にいたします。

>ちなみにたぬ吉さんはどのタイプに当てはまるんですか??

パートナーによりますが、相方がアタッカーならDの球作りタイプですが、基本的にはAが主体、スマッシュを綺麗なカウンターで取るよりも、少しづつ有利にしていく方が好きですね。

>Aタイプの強豪になるとドライブでレシーブしても2本目を
>後衛が前に出ながら速いタッチで球を沈めて、そのまま前衛に入り、
>前衛が後衛に回るといったローテーションで続けて攻撃されてしまい、
>こちらは攻守を交代できないまま、一方的に攻められてやられること
>があります。

後衛が速いタッチで球を沈める事ができるので、やはりレシーブが若干浮くのでしょう。このレシーブを浮かせないようにするのも一つの技術ではありますが、それよりも「そのショットはどんなに頑張ってもいいレシーブができない」と開き直ってしまってもいいかもしれません。つまり、相手のショットが上手だと認めてしまいます。まずはきっちり返して揺さぶりながら、きっちりレシーブできそうなシャトルを待ってみてはどうでしょうか。

>一応、Aタイプの強豪と当たった時はドライブでのレシーブは諦めて、

そうですね。相手の得意分野でわざわざ勝負する必要は無いでしょう。

>なるべく私の方にスマッシュが来るように上げさせ、私がスマッシュ
>を前に落として前に出てペアに打たせるDタイプに切り替えます。

私もそういうプレーが大好物です^^

>私のペアは攻撃に自信があるので、Dタイプでもそこそこ機能します
>が、相手のスマッシュを全部ネット前に落とすのは難しく、やはり
>ジリ貧の展開になります…。

はっきり言うと、これはしょうがないかもしれません。スピードバドミントンが主流になっている以上、先に攻めた方が有利に働きます。前述したように、例えば0:10で不利になるショットはどう頑張っても有利にできませんが、次のショットで2:8に、その次のショットで4:6に、少しづつ有利にしていく事は可能です。一発で考えず、少しづつ有利にできるように我慢しながら、最終的には10:0で有利になれるようなラリーを心がけています。

>CタイプかDタイプが強豪のAタイプを崩す良い方法はありませんか??

まずは何度も書いたように、全てのショットを一発で有利にしようというのは難しいので少しづつ崩す、もしくは甘く入ってくるのを待つ事が必要になります。
崩す方法は相手によるとは思いますが、まずは後衛のバックハンドで羽根を触らせます。これで大きく有利に働く場合が多いのですが、そこは相手も考えているのでなかなかうまくはいきません。そうすると、一度フォア側に振ってみたり、フェイントを入れたりと、その一回前のショットである程度崩しておく必要がありますが、狙うときにはエンドではなくハーフに「落とす」ではなく、ハーフに「突く」イメージで打てるといいでしょう。
崩す為にはまずは角度を潰さなければいけません。どんなトッププレイヤーでも床付近からいいショットは打てないので、相手に高い位置で触られないように、少しでも低い位置で触らせるようにしていくと、徐々に有利に傾いてきます。速いシャトルで返しても、次のシャトルを高い位置で触られては意味が無いので、時にはわざと遅いシャトル、中途半端なスピードのシャトルを使ってシャトルの起動をお辞儀させられれば、徐々に相手は角度の甘いショットになってくるので、そうなればより前で触ることにより相手の攻め手を潰すことができます。


これらはほんの一例であって、万人に通用するパターンでは無いと思われます。いろいろと試してみてください。きっかけになれば幸いです^^

同種はまとめたので、今回は異種のタイプを。

A.ドライブタイプ
ペアとしては似た選手のダブルスになる。攻める事を重点に置くが、攻め方の特徴として相手を奥に押していく。ヘアピンでは無くプッシュ、ロブではなくドライブ。相手のコート中央から奥で勝負していく。ラリーのペースは最も速く、早い。

vs B.レシーブタイプ
ゲームがかみ合わない。早いテンポに持ち込もうとするドライブタイプに対して、大きく時間をかけてくるレシーブタイプ。だが、現状の道具であったり主流のプレイスタイルを考えるならばAが有利となる。大きく返せないようなスピードで押し込んでしまえばレシーブタイプでは何もできない。一度差し込まれてしまえばレシーブタイプはなす術が無いだろう。レシーブタイプは、忍耐強くノーミスできっちり上げつづけなければならない。

vs C.カウンタータイプ
元から早い展開を想定しているCのカウンタータイプ相手には押し切るのが難しい。押し押しだけではそれを待っているCにはいずれ交わされてしまう。このタイプを突き詰めるのならばAタイプは分が悪い。Aが上げないように注意して押し切れれば良いが。おそらく得点の取り合いになっていくだろう。

vs D.アタックタイプ
いかに柔らかい羽根を多用してくるDに対してもう一本攻める羽根を作れるかどうかにかかる。先にあげた方が相当不利に働くが、Aなら一度上げさせてしまえばアタッカーにシャトルを集中させることにより仕事をさせなくするころができる。Dタイプでは上げさせて、そこからようやく自分たちのプレーになる為、若干厳しいか。突っつき合いの勝負では二人揃っているAタイプが有利なので、Dがいかに1対1の前衛勝負に持っていくかにかかるだろう。

バドミントンアカデミー
ルルク氏講習会

バドアカ様は早いとこここのカテゴリへ載せなきゃならないと思ってたんだが、大御所過ぎてついつい。また後日ゆっくりと紹介を。

というわけで、今回気になったルルク氏のお話である。日本にも度々来ているようで、ヨネックスオープンにも出場されている名選手である。読んでもらえるとわかるがダブルスプレイヤーで私のイメージでは強打に加えて速い回転で打ちつづけることが出来るプレイヤーであると、私が誉めてもどうしようもないが、動画はいろいろと転がっているので見て欲しい。2007のヨネックスオープンジャパンの決勝は見落とせない。

話がそれたが何がいいたいかというと、

「別に変わったことをしているわけではない」

ということだ。これは非常に簡単でわかりやすいが、大きな問題点も抱えている事になる。

おそらく今のある程度上位の中学、高校以上では、全て経験のある練習だと思う。それほど特別な練習ではなく一般的な練習方法である。隠しているかどうかはわからないが、おそらく隠す必要も無いのでこれがある程度のインドネシアの練習であり、やはり上位においても変わらないだろう。

じゃあこの練習をやれば世界トップレベルになれるのかといえば、それが非常に難しい問題だ。この練習を世界レベルでやる為には、それこそ身に付けなければいけない技術が山ほどある。つまり、これをやるから強くなれるのではなくて、この練習方法は、より上の技術を持つ選手が行えば、より強い負荷がかけられる練習なのだ。よく言えばレベル相応に合わせてできる練習とも言えるが、悪く言えば技術、意識がかけてしまえばまったく意味の無い練習となる可能性が高い。

前何かの記事で読んだが、埼玉栄高はゲーム練習が中心と載っていた。もちろん正しいかは不明だが。強い選手を集め、その中で淘汰を繰り返すからこそ生きてくる練習であり、意識付け、イメージが欠けてしまうとこの練習は時間の無駄になってしまうのだ。ノックのように速いスピードを故意に起こせるので指導者としては言わなくても負荷はかかるが、例えば3人で練習をした時に一人の意識が欠けていれば、あっという間に練習負荷は落ちてしまう。

非常に、特にダブルスにはいい練習ではあるので、例えば部活等でやる場合には練習前にしっかりと頭を使って練習の意味を理解し、その上で自分を追い込むように練習しなければならないと思う。ルルク氏の「MOVE!」という単純な言葉には、もっと深い意味が隠されているだろう。



蛇足であるが、私の今までのイメージは「インドネシアの選手は基礎打ち、アップは適当だ」と思っていたのだが、今は違うのかな?

本編に入る前に補足。タイプにより参考選手を載せてしまったが、そのペアがそういうタイプ、ではなく、どちらかというとそういう戦略をとる場合が多い、という意味に捉えて欲しい。守備だから攻めない、という訳ではなく、得意なパターン、多様するパターンと受け取っていただけるとありがたい。

A.ドライブタイプ vs A.ドライブタイプ
早い展開の勝負は必至。その中でいかに焦らずに羽根を捕らえるかがポイント。速い羽根を早いポイントで速く返す事ができたペアが主導権を握る。引いた瞬間ラリーを取られる。シャトルを置きに行かず、多少浮いても速い羽根を心がけて少しでも相手を後方で勝負させなければならない。逆に後方で勝負してはならない。

B.レシーブタイプ vs B.レシーブタイプ
守備専門といえども攻めなければラリーはとれない。打たされるスマッシュは効かない為、少しでも相手を追い込むショットを使って打っていく事が必要。ドリブンクリアだったり、低めのレシーブで相手のショットを乱していかなければならない。打たされるスマッシュでは特にノーミスで打ち続けられるショットを。

C.カウンタータイプ vs C.カウンタータイプ
打ち切られてはもちろん駄目だが、まずは相手に気持ちよくスマッシュを打ってもらう。打たれているように見せて、実は打たせてあげている状況をいかに作れるかだ。打たせるスマッシュはカウンタータイプにとってもってこいの羽根、自由自在に操る事ができる。相手もそれを狙っているわけだから、誘われているのか、例え誘われたとしても相手の考えと違うショットを打てるようにしていければ自ずとラリーは見えてくる。

D.アタックタイプ vs D.アタックタイプ
これはとにかく前衛勝負。前衛に入るプレイヤーがいかに相手をネット下で触らせることができるかが重要。とにかく細かく動いて少しでも早く羽根に触れ主導権を握る。ここではスピードは不要で、とにかく早さが最重要ポイントだ。前衛が勝負に勝てば、後は打たされようが何しようが後衛のアタックを生かす事ができる。とにかく低く低く、というショットを相手が我慢できなくなるまで打ちつづけていかなければいけない。

ダブルスのタイプを分けて、それによる展開をいくつか記す。選手名は管理人の独断と偏見によるので意見反論は受け付けない。

A.ドライブタイプ
ペアとしては似た選手のダブルスになる。攻める事を重点に置くが、攻め方の特徴として相手を奥に押していく。ヘアピンでは無くプッシュ、ロブではなくドライブ。相手のコート中央から奥で勝負していく。ラリーのペースは最も速く、早い。
日本ユニシス:坂本池田

B.レシーブタイプ
相手にスマッシュを打たせてゆさぶっていくタイプ。これだけで勝負できるペアはそうそういないし現在では希少価値が高い。これを入れた訳は後程。カウンターも打たず、こちらからのスマッシュも無くロブ、クリアを使ってコート後方で勝負(?)する。

C.カウンタータイプ
まずは相手にスマッシュを打たせるところからラリーを作っていく。速い羽根に対して緩急をつけて揺さぶり、自分に有利なラリーを展開していく。Bから攻撃に転換していくのがこのタイプ。
トナミ運輸:舛田大束

D.アタックタイプ
基本的には相手を揺さぶるのではなく、自分から有利なラリーを作っていく。同じようなペアでは成立が難しく、アタッカーとコントロールプレイヤーのペアに多い。カウンターでラリーを作らず、相手にきっちり上げさせるところから展開するので、レシーブでは結果的に柔らかい羽根を多様する。
NECSKY:前田末綱

これからどう展開していくかは次回の記事で。

メリットではなく、デメリットから上げるのがネガティブクオリティ。

・「ラケットを構える」を「ラケットを上げる」と勘違いしてしまう

ジュニア、レディースの初心者に多く見られる。ハーフにふらっと上げてしまったのにも関わらず、ラケットを上段に上げてしまう。次のシャトルはスマッシュやドロップと容易に予測できる為、それをレシーブできる場所にラケットを構える事が理想。

・移動が遅くなってしまう

人間は手を上げながらは走らない。だいたいは肩を脱力した状態で床を蹴りながら走る。ラケットを構えて(上げるに近いかもしれない)走ると、だいたいはフワフワと上下に動きながら移動することになり、結果的に移動スピードが遅くなる。打った後にすぐ構える事だけを考えているとこうなってしまう。クリアを追いかける時にバンザイして後ろ走りになってしまうのはこれが原因かもしれない。

クリアが来る→ラケットを構える→移動が遅くなり届かない→上半身でごまかす(バンザイ)→追えない

これを

クリアが来る→移動する→構える

だと、後ろ走りにもならないかもしれない。

・力が入りすぎてしまう

構えることを意識するあまり、力が入りすぎてスイングがスムーズにいかなくなる。初速が遅くなり、振り遅れて、腕力で羽根を飛ばそうとしてしまう。脱力からのスイングの方がラケットも出しやすく、最終的なヘッドスピードは上がっていく。固くなってしまうと、ヘッドスピードはあきらかに鈍る。

・構えた後のポジションチェンジで出遅れる

前の項目と関連するが、構えることにより移動スピードは遅くなる。そして、力が入る事により一歩目が遅くなる。サイドバイサイド時に構え、クリアを打たれた時に追えなくなるのはこのパターンも考えられる。


構える事による弊害は間違いなくあるように思う。特に初心者は「すぐ構えて!」と教えられるが、正解でもあり、実は間違ってもいるのかもしれない。場面をしっかりと分けて、構える、構えない、どう構えるかを考えなければいけないのかもしれない。

今ひとつの問題に直面している。

ラケットは構えるのが正しいのかどうか。
ラケットを上げる場面、下げる場面は今考えているよりも、もっと複雑に変化しているではないだろうか。
もっとラケットを下げておく場面を作らなければいけないのではないか。
ラケットを常に構えておいてはいけないのではないだろうか。
構えることの弊害を理解する必要はあるが、これの理解をどの程度広めるべきなのか。構えない事を指導したときの弊害があるのではないだろうか。

次ぎあたりは、この4パターンのメリット、デメリット、理由をわかる範囲で述べたいと思う。だが、たぬ吉もこれだけ迷っている為、どの程度、どういう記事になるのかさっぱり想像もつかない。

たまたまミクシィに書いた文章が使えそうだったので、更新意欲が若干落ちぎみな為そのまま転載します。自分の書いた記事だし問題ないっしょwww

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よく言われる基本は、初動は小さく、最後を大きく、です。車のギアと同じで、止まっているものを大きく動かすのはとても力がいるので最初は小さく、ですね。

それと、プレローディングだったかな?筋肉が脱力している状態ではなく、負荷がかかっている状態のほうが早く強く動き出せます。よくホームポジションで相手に合わせてジャンプして、というのがこれで、ジャンプの着地で両足に負荷がかかり、その後の一歩目が早く踏み出せます。

ですが、ジャンプということは宙に浮いているのでこの間は身動きが取れません。相手のフェイントに対応しにくくなりますので、相手に合わせて沈み込むようなイメージを作った方がいいでしょう。ただ、これは感覚が難しいので、最初は相手ショットに合わせてジャンプ(相手のショットとジャンプの着地を合わせる)から初めて、徐々にジャンプを小さく、最後には飛ばずにタイミングを合わせて沈み込むような感覚に直していくのがいいかもしれません。

もう一つ、初動には意外にラケットポジションが絡んできている場合があります。例えばフォアにガッチリ構えた時にバック側に飛んできたりするだけで一歩目が遅れます。ラケットを上げていると自然と重心も上がりやすくなるのでやはりこれもバランスが悪く一歩目が遅れる原因ですね。初動が遅いということは、スマッシュのレシーブのような足をほとんど動かさないプレーではなく、ドロップを拾いに行ったりクリアを追っかけたりといったプレーが想像されます。そういったシャトルに対してはラケットを上げて構えるのではなく、ラケットを下げて構えた方が重心が下がり、結果的に早く移動することができます。

後は自分にあったスタイルを見つけてみてください。

トリックプレイ ざっと挙げてみよう
・背面レシーブ
・股抜きレシーブ
・スマッシュ→空振り→バック
・エンドライン付近からアンダーストロークのドロップ
・リバースヘアピン
・ハイバック→空振り→フォア振りぬき
・各種フェイント

結局はこんなのを挙げても実はまったくの無意味だったりする。場面でできることは違うし、これに限定されないからトリックプレイになるのだろう。


本当にたまたまなんだがトリックプレイ集も貼って置く。

上記のサイトは偶然で、とりあえずWikiでもトリックプレイの欄を見てみようかなと思ったらでてきたサイト。

そのトリックプレイだが、本番、練習では無く大会での使用は非常に困難である。
・気持ちの余裕
・技術の余裕
・勝利への余裕
この3点が揃っていないと難しい。焦った状態では変則打ちを考える余裕も無く、厳しいシャトルに対して変な打ち方をしている余裕も無く、勝利を得る為にはもっといい選択肢があるだろう。

トリックプレイを練習する必要は無いのかもしれない。だが、これができるようになる事で一つの重要な技術の習得ができたことになる。それは、

ラケットフェイス(面)の使用法


である。トリックプレイに共通して言えるのは、無理な体勢であったり羽が見えなかったりすることだ。つまり、そんな状態できっちりと羽を相手コートへ運ばなければならない。面をしっかりとどんな体勢でも作れるということがとても大事なのだ。面が作れなければシャトルを捕らえてもコントロールできない。きっちりとコントロールする為には、やはりラケットフェイスをはっきりと常に認識し続けなければならない。

結論として、トリックプレイがある程度できるようであれば、ラケットフェイスの扱いもある程度は習熟しているという事になる。

前にも言ったように、これを実際の大舞台で使うかどうかというのは話が別である。勝つための最良の選択肢はトリックプレイよりも確実なショットであることが多いからだ。それでも、こういう遊び心は必ず持っておきたい。直接的ではなくても、きっと別な技術でプレーに役に立っているはずだ。

シングルプレイヤーとダブルスプレイヤーは、技術面と精神面で分かれると思う。技術面はおいておくとして、精神面に着目してみたい。

勝負強さは今回は触れない。ではどんな精神面かといえば、それは考え方になるわけだが一つの例を挙げよう。

相手から普通にドロップが返ってきたときに、

1.自分の体勢を一番に、ベストのショットを返す
相手からショットが放たれた瞬間、自分のフットワークスピードで辿り付けるポイントをイメージし、楽な体勢で打てるポイントにラケットを差し出す。これがいわゆるシングルプレイヤーの思考。自分の体勢と相談する為、アタックポイントは床に近づく。

2.とにかく早く、早いタッチで返そうとする
焦る、といえば全てのダブルスプレイヤーの反感を買いそうだが、少なくとも焦って打ちに行く気持ちは必要不可欠だと私は思う。自分の体勢がどんなに不利でも打ったシャトルコースにより有利を保つ。アタックポイントはより高く、より前で。

これが全てではないことを前提に、例えば1の思考でダブルスをすれば、打点を下げてフェイントをかけたり、無理にいかずに確実に返球していくことになるが、それではダブルスのメリットを生かせない。自己犠牲でパートナーに任せることができない。2のプレイヤーがシングルスをやれば、体勢は崩れ、次の羽根を追う一歩目は1のそれよりも遅い。いいようにやられてしまうのはその為だ。

これを分けているのは、やはり相手からショットが放たれた瞬間のイメージだろう。普通のドロップに対して、打点を高く前でイメージするのか、もしくは低い位置で確実に返そうとするのか、どちらをイメージしているかでシングルス向きかダブルス向きかが分けられる。両方やるには考え方は変える必要がある。


なんとなくシャトルを追っかけている選手は論外という事を付け加えておく。

もしかしたらmixiで初めてかもしれないが、非常に面白い展開の話になったので触れさせて頂く。

スマッシュの重さとは何か。
選手としてやっている以上、これは確実に存在すると思っていたが、具体的にははっきりとわからなかった。ある特定の選手のスマッシュは重く感じるという事は間違いなくあるわけだが、それがなんでかまでは深く考えていなかったのだ。

以下mixi転載(一応名前は伏せますか)


A氏
 テレビで言ってましたが「重い」ってのは、科学的にいうと、そんなもんはないんだそうです。ようするに早いか遅いかのどっちかだけだそうですよ(^^;)

B氏
物理的にも『重い』という解答はないと思えます。
『重い』と感じる理由としては、レシーバの方がミートスポットから僅かながらズレてショットしたためだと考えられます。
ということは、相手スマッシュについていけてないことになります。

たぬ吉
非常に興味深いです。
野球でよく漫画であるのは、回転数の違いで重い球軽い球になるという話ですが、実際のところどうなのか気になりますしね。
B氏の言うように物理的に重いと感じるのはスイートスポットのズレだとすれば、同じスピードでもそれをずらす何かがあるのではないかと。
手元で変化するのか、もしくは初速と終速の差なのか、それとも単にスピードの僅かな差なのか、はっきりすれば狙っていわゆる「重いシャトル」を打つことができるかもしれませんね。

C氏
重力は関係ないですかね?
角度のついたショットほど、
重力の恩恵がありそうに思えますけど。

B氏
ずらす何か・・・それは空気を裂くシャトルの流体が関係したいると思われます。
打つ衝撃は数グラムのシャトルに衝撃を与えて面から離れて打ち放たれます。
その際に、何枚かある羽のうち、1、2枚でも0.0数ミリでもずれたりすれば
流体が乱れシャトル自体にブレが生じます。そうしたブレもズレの原因です。
また、そうした乱れにより失速を起こし、空気抵抗、及び重力により
シャトルは地面に落ちますし、シャトルコック方向が地を向けば
シャトル側面にも空気がぶつかり、より失速を起こして地面へと垂直に落ちようと落下していくのです。
また、カットスマッシュなどの面でシャトルを切りシャトル自体に回転を与える場合、これも流体が関係していると思います。切った方が失速が早いと思いでしょうがカットスマッシュが早いと思う感覚がありますよね。あれは重力を上手く乗せているからではないかと思います。そうしたことで地面に着くのが早いので早く感じるのです。
あくまで物理的に見て言っているんですが・・・しかも実験とか検証してはいないので、上記で述べた流体に対しては、あくまでも俺の見解でありますので、・・・すいません><

D氏
昔は私もスマッシュが重いって言われました。
たぶんシャトルの開き具合が違うんだと思います。
体重を乗せて振り抜くと開かず重く感じる。
逆に弾くような打ち方をすると速くても羽が開くので軽く感じるのではないでしょうか。
まずはフォームを見直してみてはどうでしょう?

以上(問題あったらすぐ消します)

まとめると、

・物理的にはスマッシュに軽い、重いは存在しない
・スイートスポットからずれることにより生じる感覚ではないか
・シャトル特有の羽根のブレから起こるスピード、移動方向の変化によるものではないか
・羽根の開き具合による加速度の変化か


ざっと上げられたのがこんなところだった。おそらくではあるが、思った打点で打てない場合が重く感じるのだと思うが、手元での変化とは経験上違うような気がする。そう感じることは確かにあるのだが、それは羽根が潰れたり、折れたりした場合限定で起こるように思う。

では何かといえば、通常よりも違う軌道を描くスマッシュではないかと思うのだが、実際重いと感じるときは、打った後に重かったというよりも打つ前に差し込まれている事が多い。そうすると、打ち方によって羽根の開き具合がどれほど変わるかわからないが、羽根を壊れると言う意味ではなく潰すスマッシュは失速具合が少なく軌道が変わり重く感じるのではないだろうか。

とすれば、どうしたら羽根は潰れるのだろうか。軽いとはいってもシャトルの重さもあり、それに負けないスイングとシャフトの硬さ、それを可能にするヘッドの重さ、そしてストリングに触れた瞬間のシャトルの保持時間、いろいろ考えなければならない。
(シャトル保持時間、柔らかいシャフトの方が長くなるのか?そうなってくるとますますわからん。。。)

これも推測にしか過ぎない。羽根を潰して飛行するスマッシュは物理的にありえるのか。どのような条件を満たしたときにそうなるのか、超スローカメラで偉い先生方、解析してくれないだろうか。この話題、しばらくこっそりおっかけてみたいと思う。

せっかくコメントを頂いたのですが、実は2つ過去ログがありましたので、ご確認くださいませ。

「 【スマッシュ】スマッシュを速くする方法 」

こんなタイトルで載せていますので。



というのも不親切なので、いろいろな方法を考えてみたい。

1.スイング方法を変える
現時点でのスイングに問題があるのであれば効果大。速くするだけであればより大きく、より速く振れば理論上スピードは上がる。

2.タイミングを合わせる
いわゆる「どんぴしゃ」で当てられるようにする。スイング時のトップスピードでシャトルを捕らえられる事が大切。

3.フォロースルーをしっかりと取る
1に含めてもいいが、一応大事なので分けてみた。ラケットを真下に振りぬくようなフォロースルーを取ると、スピードが上がるかもしれない。

4.利き手側の足を最後まで出さない
よく、足をしっかりと踏み出して、と教える方がいるが、間違いがある。手と足が同時にでるようではラケットスピードが上がらず、力も入らない。下半身は上半身の力をギリギリまで貯めて、シャトルを捕らえる瞬間に解放するイメージ。よって、利き手側の足は、スイング後に前に出る。

5.インパクト時に握りこむ
基本。

6.アウター、インナー共に鍛える。
重い負荷で鍛えるアウターマッスル以外に、きっちりとインナーマッスルを鍛える。これにより故障も減るし、使えるアウターマッスルの量が増える。

7.シャトルの後ろへできるだけ早く入る
万全な体勢で打つことがとても大事。


思いつきだとこの辺かな。まだまだあるし、気になる方はコメントへでもどうぞ。

スピードバドミントンが主流になっている昨今、いかがお過ごしでしょうか。

ダブルス、シングルス、どちらでもセンターラインを狙うという考え方が徐々に広まりつつある。これについてぐだぐだと考えてみたい。

まずはシングルスである。
シングルスにおいてのセンターとは、相手真正面である。つまり、スマッシュ、クリア、ヘアピン、どのショットを打とうともセンターに打つと言うことは相手に一番近いところへ打つということになる。これがどんなメリットがあるかというと、次のショットが相手がどのコースへ打とうが、距離的に半面分動けば取れるコースに配球されるのだ。サイドへ打った場合は、一番の最短距離はストレート側になり、そこを意識して守らないとエースを食らってしまう。ストレートを意識すれば逆サイドが空いてくる。この現象が起こらないのがセンターへの配球となるわけである。
ここで盲点となるのが、どんな状況でセンターへ配球すればいいかだ。最低限行わなければならないのは、相手がシャトルに触る前にはプレーイングセンター付近には戻るということである。センターへ打つという事は、相手にとっても動かず打てる、そして、距離も短い、よって時間的に早いタイミングで返球される。これを考えずにとりあえずセンターに速い羽を返すと自滅してしまう。

次にダブルスにおいてのセンター狙いについて考えてみよう。
シングルスと大きく違うのは、相手がいないところへのショットになるところだ。つまり、対戦相手から遠いところへ羽を打っている。さらに相手の間では「お見合い」「ラケットクラッシュ」を狙える。そしてシングルス同様にセンターからサイドへの距離が短い(サイドから逆サイドという羽にならない)為、前衛も触りやすい。ダブルスにおいては、特にデメリットも無くどんどん狙っていくべきコースだ。
あえて言えば、少しでもコースがずれるとサイドと違ってとても楽なコースになってしまう。意識して練習していく必要がある。

シングルスとダブルスでは同じコースでも考え方が違う。理解したうえで使っていく必要があるだろう。

処理方法とメリットデメリットを記す。

1.ハイバック

1-1.早いタッチでのハイバック
ドリブンといえどその軌道はドライブよりも高く、ハイバックのベストのスイングでは届かない。ジャンプで打点を稼ぐ、さらに肘も伸びた状態でシャトルを捕らえなければならない。

メリット
・早いタッチなので、相手にプレッシャーをかける事ができる。
・ハイバックで入りながらも攻めに回れる。
・多少甘くても、相手に詰められる事は少ない。
・ドリブンクリアのスピードの反発力が使えるので、スイングができなくても面が合えば速い打球を返す事ができる。
・ハイバックなので戻りが早くなる。

デメリット
・相手のドリブンクリアに対して素早く反応しなくてはならない(後述のラウンドよりは若干遅め)。
・速い羽に合わせるのでタイミングが難しい。
・ゆっくり入るよりもミスが増える。
・速い羽を早いタッチで返す為、次の羽も速くなる。

1-2.遅いタッチでのハイバック
羽が落ちるのを待って打つハイバックは、いわゆる効率のいいスイングでの返球が可能である。だが、ドリブンクリアゆえに、一歩間違えばシャトルに追いつかないということも。

メリット
・ゆっくりとシャトルの下へ入れる。
・シャトルのスピードが無い為、しっかりとシャトルを捕らえやすい。
・ハイバックなので戻りが早い。
・相手の位置等を確認して打てる。

デメリット
・シャトルは落下運動を始めている為、理想的なハイバックのスイングができなければシャトルを飛ばす事が難しい(相手からのシャトルの反発がつかえない)。
・エンドまで飛ばす事ができなければ、相手に前を中心に張られてしまう。

2.ラウンド
より攻撃的なラウンドでの処理。強く打つには必要だが、リスクも大きい。

メリット
・基本的に、バックよりも強い羽が打てる。
・ハイバックを使わずに済む(修得技術が少なくても返球できる)。
・より早いタッチで羽を捕らえる為、相手にとっても早い羽が返球できる。

デメリット
・ハイバックよりも、体をコートサイドへ動かさなければならない為、プレイングセンターへの戻りが遅い。
・上記により、ラウンドで届かない場合があり判断が難しい。
・体をサイドへ目一杯移動し、尚且つそれを強打、そして返球された場合は相当苦しい。
・強打した場合はそれがエースにならないとラリーが切れてしまう。


考察
もちろんドリブンクリアのコースにもよるが、体の軸の位置やシャトルのスピード等を考えれば、できるだけハイバックで早いタッチで行うのがいいのではないだろうか。ショットはクリア、ドロップでも、タッチが早い為相手にプレッシャーをかけやすく、プレイングセンターにも戻りやすい。面を作るだけで楽に羽を飛ばすこともできる。タイミングを覚え、ハイクリアなのか、軌道が低いのか、素早く判断する必要がある。

その1も技術カテゴリにあるので探してみてね。

その2
インパクトの瞬間から腕から肩にかけて下方向へ強く振る!

信じるも信じないもあなた次第www

パートナーがシャトルを打ったなら、次のシャトルは自分で取るように考えよう。

その為には次のコースを読み移動しなければならない。それが例えパートナーの正面だったとしてもそう考えるべきであり、パートナーの前に入ればいい。

だいたい相手はいないところを狙おうとする。パートナーが後ろでスマッシュを打てば、その前か、もしくはクロスの前、クロスの奥である。そのシャトルを全部取ろうと考えるのがダブルスの考え方の第一歩である。
もしパートナーがヘアピンを打ったならば、逆側の前、後は後ろに振りたくなるものだ。それをしっかりとカバーすると考える事がとても大事なのだ。
もしそこで相手がパートナー正面に羽を返したならば、また次のシャトルに対して同じ考え方をすればいい。

そうすることで、ラリー中は思考が止まることが無くなり、徐々に相手のコースがわかってくる。その為の考え方であり、だんだんと効率良くポジションをとれるようになるだろう。

パートナーを信じることはどうなんだろう、と前に書いたのはここからきている。パートナーを信じるのではなく、常に次は自分だと考えていく事がダブルス上達の近道である。つまり、信じない、後衛にいれば前衛をカバーし、前衛にいれば、後衛逆側に注意する。信じていてはできないことである。

フットワークを使った後に強い羽は打ちにくい。打った後にすぐ動いて打つ羽根に力はなかなか乗ってくれない。なら、二人で交互に打つぐらいのダブルスの方が、いい羽がいきやすくなる。本当に、単に訓練だけではなく実戦でもこう考えたほうがいい場合は多々あるのだ。

打った後に左足で床を蹴る。

この感覚、人それぞれだしわかりにくいだろうなw
気になる人はやってみよう。当たるも八卦当たらぬも八卦。

ミクシィコミュ:バドミントンダブルス部 より

私も一票書き込んでいるわけだが、「パートナーとの信頼」がずらっと並ぶ。
奇麗事が嫌いというわけでもないはずだが、一体ダブルスでの信頼とは何なのだろうか。

正直言うと私は信頼はまったくしていない、というわけではないが、実際のところ、信頼できるほどパートナーとダブルスの練習をしてはいない。社会人となれば固定ペアで行くほうが珍しいし、可能なのは実業団ぐらいではないだろうか。

では信頼できるほど練習しているペアといえば、それはほとんど学生ではないだろうか。ほとんど毎日顔を合わせるわけだし、練習量も多いだろう。つまりは、あの書き込みはきっと学生メインなのではないかとの推測が成り立つ。だが、ここで問題が出てくる。

「信頼できないから組めません」

という事はありえるのだろうか。信頼が一番であればその一番が欠けていた場合はどうなるのだろうか。ダブルスで顧問から組めと言われた場合は拒否するのか、信頼しないままダブルスをするのか、疑問である。

天邪鬼的に否定的な事を書いてしまったが、自身の経験から信頼はさほど必要ないと考えている。だいたい学生の頃は、少しでも強くなる為に練習をしていたわけで、このペアと頑張ろうと考えた事は一度も無い。もちろん一つの大会ではそうなるが、私はパートナーへの信頼が重要ではなく、このパートナーと勝つ為にという事を考えて試合をしていたように思う。

どうも信頼という言葉は、パートナーに頼る事をイメージさせられる。サービスを決めてくれるという信頼、レシーブをミスしないという信頼。もちろん考え違いなのかもしれないが、信頼してもパートナーは実力以上の事はできない。どうにもこうにも100%以上の事を期待することが、信頼という言葉に含まれているように思えてならない。

私のダブルスの考え方は、実はそこで書いたレスは

「楽をすること」

なのだが、それはまず、100%の実力を生かせるようにゲームを作る事が重要になる。単純に、スマッシュが速い選手でも、連続で打つことが苦手な選手もいれば、スマッシュ自体が嫌いな選手もいる。レシーブから攻めに回るのが好きな選手もいる。どんなに上手な選手でも下手な選手でも、得意な分野と苦手な分野は必ず存在し、それに対してフォローをしていく。それができればパートナーは気分よくプレーでき、結果的に「楽することができる」のだ。それは決して頼るのではなく、お互いがお互いを使い合ってダブルスが成り立っていくのだと思う。

最後に信頼の意味を検索してみた。
(名)スル
信じて頼ること。


頼って望んでばっかりじゃだめなんじゃない?

前回のプレッシャーとは違い、今回は、対戦相手にあたえるプレッシャーである。

1.声
2.シャトルのスピード
3.ラケットの位置

とりあえず大きく分けてみた。

1.声
 ここを見ている人ならわかると思うが、相手に対する威嚇行為はフォルトの対象である。だが、ここであえて声と書いたのは、
・フォルトをとられるまではフォルトではない
・威嚇ではない方法で威嚇する
フォルトの1点を取られるまで声を出すということは、決して私は不当とは考えない。自己暗示も含めて声は出すていくことが大切だと思うし、あまりに不快ではなければ、審判も威嚇とは考えない。相手に向けてではなく、ダブルスではパートナー、シングルスでは味方コーチや観客に向けるという方法もある。

2.シャトルのスピード
 大きくハイクリア等を打った時に、絶対的なシャトルのスピードが出せれば、それは上げるという行為を相手はプレッシャーに感じる。結果、無理に上げない羽を増やしていくとミスの可能性が上がってくる。上げた後の力み、スマッシュ以外の対応の遅れもうまれる。単純に、スマッシュが早いというだけで、これだけ大きな効果がある。

3.ラケットの位置
 例として、ヘアピンを打つ前に、必ずラケットを立てた状態で入る。そこからヘアピンの体勢に移ることで相手のヘアピンへの動作が一歩遅れる。ドライブを打つときに大きくラケットを後ろに引くことで強振の可能性が生まれ、やはりそこからの一歩は遅れてくる。フェイントとはまた少し考え方が違い、相手に常に強い羽を意識させることにより、柔らかい羽が生きてくる。


相手にいろんな形でプレッシャーをかけていくことにより、相手のミスを誘い、自分のペースでの展開が可能になってくる。やはり、ここらは基礎打ちの時点から意識しなければ身につくものではない。常に相手にプレッシャーをかける方法を意識しながら羽に触れる事が重要だ。

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昨日と変わらず7位。ここからは難しいんだろうな。皆さんのおかげでここまでこれたことに凄く感謝します。リアルタイムで上がったり下がったり(まだ下がってないけどw)を見ていると、このブログの動きに感動したりとか、とにかくいろいろと面白いwww

またよろしくね。

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