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504-部活動不要論

昨日、Dさんと張り上げ配信でお話させて頂きました。またもう一度まとめたい衝動にかられたので、現状も含めて再度記していきたいと思います。


顧問をやりたがらない先生が増えている

今SNSで話題になっています。働き方改革に合わせて、部活動の顧問は業務外である、との声が徐々に大きくなってきました。安い手当、無くなる土日、ただでさえ、夜遅くまでサービス残業をしている先生方からしたら、まず減らしてほしいのは部活なんじゃないかと思います。当然です。

でも、それで最も被害を受けるのは選手なんです。やりたくもない活動を押し付けられている先生から、何を学べますか?そんな先生から、毎日数時間を奪われるって、大事な中学生にとってどれだけの損害になるか。

そんなわけで、顧問になりたくないと思う先生は、全力で拒否していただきたい。それが先生の為にも、選手の為にもなるのです。



部活動を存続させるには?

もし部活動を今後有意義な活動とするのであれば、今までの現状を変えなければいけない部分もあるでしょう。数点、あげてみたいと思います。

1.顧問の手当を上げる
先生に気持ちよく顧問についてもらう為の手段です。待遇の改善という意味でも必要だと思いますし、手当が出ている以上責任もでてくるんじゃないかと。
これの問題点としては、素人先生と経験者先生に差がつけられない事。はっきりいって、やる気が無い先生よりはやる気がある素人先生の方がはるかにマシですが、できるなら指導できる先生に教わりたいですよね。さらに異動も絡むと難しいところです。

2.外部コーチを頼む
先生ではない、指導者をお願いすれば、指導できる方に間違いなくお願いできるメリットがあります。ただし、部活動の時間だけで十分な報酬を得る事はおそらくできないでしょう。普段は昼間仕事して、そのあとに部活の指導をする、となると、時間にも制約がでてきます。部活動の意図と外部コーチの意図をしっかりすり合わせなければ、部活動としての活動にならない可能性も。

3.生徒主導で部活を行う
完全に生徒主導で部活動を行えば、先生の負担は大きく減るでしょう。自主性も生まれます。もしかしたら一番の理想の形かもしれませんが、実際は中学生に任せっきりになれば、まあうまくいかない部活が増えるのは目に見えています。先生が見守るだけの形、うまくとれればこれでもいいんじゃないかとも思いますが、指導を受けられないという大きなデメリットが生まれます。


それぞれメリットデメリットがあります。


活動自体を分けてしまえばどうだろうか?

バドミントンを強くなりたい選手はやはり信頼できる指導者に教わって、練習の量を確保したいと思っていると思います。そんな中、バドミントンをやってみたいと思って部活に入る選手もいます。

果たして、この方向性の違いを、同じ活動で満足させることができるでしょうか?

同じ活動で無理なら活動を分けてしまうのが手っ取り早いと思うのです。バドミントンをやってみたい選手、できるだけ上を目指して追い込む事を望む選手、違う場所で練習できれば、それぞれの希望を満たすことができます。例えば、部活動はバドミントンを経験するための活動にして、競技力向上を目指す選手は外のクラブで活動を行う、という形。それぞれの要望を満たすことができます。初心者は数多く羽根をコートで打てますし、経験者はその部活動の時間を勉強等にあてて、夜間のクラブ練習に備えることができます。

でもこれには大きな問題があります。それは「出場を目指す大会が同じ」という事です。

大会参加には、だいたい学校枠というものがあります。学校で何人参加ができる、というもの。つまり、大会には出られない選手がでてくるのです。どうやって決めるのかと言えば、それは先生が決める事にはなりますが、もし活動を分けたとしたらそれを先生が判断する事は不可能です。そもそも、現状でも先生が判断できない場合も多く、その場合はランキング戦という形で上位選手から出場枠を得る形になります。つまり、このままだと、部活動に参加していない選手が、試合に出る為に出場枠をかっさらっていく形になってしまうのです。これではいい活動とはとても言えないでしょう。

大会を分ければうまくいくのではないだろうか?

ならば、最初から目標となる大会を分けてしまえばいいのではないでしょうか。
2つの大会。上に繋がる今まで通りの大会に加えて、上位大会には繋がらない大会(交流大会とします)を行えば、出場枠問題は解消されると思うのです。基本的には同日、もしくはある程度合わせて大会を開催して、両方への参加は不可。現在ではサッカーや野球と同じような形にはなると思います。サッカー野球と違うのは、クラブ単位ではなく学校単位でやる事。つまり、部活動からでも通常大会への参加を目指すことはできますし、部活動に参加していれば、クラブにいっても交流大会に参加することができます。プレーしていくうえで目標が変われば、それぞれの大会を選択できるようにすれば、クラブと部活の関係もよくなって、選手も時間を確保できるようになるのではないでしょうか。

ちなみに交流大会は、クラス分けをしてできるだけ同じレベルの選手と試合できる形をとりたいですね。
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これで大変なのは、大会開催の手間。単純に2倍の大会運営が必要になります。でも、今は密を避けなければならない時代。二つに分ける事でそれも防げます。そもそも、上に繋がる大会に出る選手であれば、大変なのは組み合わせまでで大会運営自体はそんな手間もなく、むしろほったらかしでも進むでしょう。1日の試合数も抑えられるので選手の負担も減ると思います。

全ては選手の為に

目標の違う選手を広く見るには限界があります。実力の違いでモチベーションを持てない選手も。経験者がコートを占領して羽根を打てない初心者もいるでしょう。先生も、部活動中心にしなければいけないという固定観念もあります。選手だって必要な練習に時間を割きたいと考えるし、それは保護者だって同じこと。これらをクリアするためにも、これはあくまで一つの案ですが、バドミントンを広げる為に、そして選手のために、大人が知恵を集めて改善しなければならない時期に来ているのではないでしょうか。

ずれてるね。

プロ野球、実業団チーム等
オーナーがいて、取りまとめるところがあって、監督コーチを雇ったりドラフトで選手をとったり。
優勝を目指すチーム、表向きは優勝を目指しているけど育成をメインに行こうとするチーム等。

だいたいこんなイメージかな。財務状況は違えど、基本的にはこんな感じ。


では高校はどうだろう?

私立高校
力を入れている部活には選手を県外から入学させたり、監督の先生以外にコーチが付く高校も。先生の移動が基本的には無い為、指導技術のある先生が指導にあたる。

公立高校
各都道府県で違いはあるが、高体連の力によって、指導力のある先生が強豪校の顧問につくようになっている。移動はあっても指導が受けられる場合がほとんど。その高校で指定されていない部活には指導できる顧問が付かない事もあるが、ほぼ高校単位で決まっているので受験の時に考慮すればいい。



一個飛ばして小学校は?

ジュニアクラブ
基本的に学校と無関係。多少大変でも、遠くのクラブへ行くことも可能であり、選手の実力や目標に合わせてクラブを選択する事ができる。指導者、指導体系は変わらない事が多い。


では中学校は?

私立中学校
私立高校と同様。

公立中学校
学校単位で目標が決められているわけではなく、強豪校が数年で弱小校に変わる事も。指導できる顧問の移動によりそれは大きく変わる。当然他の中学校へ転校する事も難しく、部活から大会にでる以上、どんな顧問にもついていかなければいけない。



やっぱりね、選手を教える以上は指導力は必要なわけですよ、最低限の。かといって先生だってやりたい先生とやりたくない先生といる訳だし、そんな先生に教わらなければならない選手の気持ちも教育委員会は考えないといけないんじゃないかね。


せめて、各中学校の校長はその中学校の部活動方針を引き継ぐように先生に指導して、少しでもいい形を後に繋げるようにするとか。選手が先生の移動に振り回される現状ってどうなんでしょう?

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現状のままのもう一つの案として、部活動と大会参加を別にする、というもの。
各大会ごとにその学校の各競技登録者が大会参加セレクションを行う。部活動で練習している選手もいれば、外部クラブで練習している選手もいる。それらを、セレクションという形で主要大会前に集めて大会参加者を決める。
はっきりと「大会に参加する為には部活動には参加しなくてもいい」もしくは、「大会に参加する為には、最低月3回(指定日)の部活動参加を義務付ける」等にして、部活動へのしばりを緩くしたらいいのではないだろうか?
やりたくないって言っている顧問だって、人が減ればその分楽になるし、練習にもならない部活に毎日残る必要も無いという選手だっているだろうし。



そもそも中学校の部活で強くなっている選手がどれだけいるのか、確認した方がいいんじゃないだろうかね?



いろいろありすぎる。


なんだか噂によると、先生の間で「働き方改革」大きく猛威をふるっているらしい。
こういうのって、公務員が真っ先に動くものなんでしょうかね。


さて、部活動ですが、立場に寄って大きく違う事がようやく理解できました。


一般指導者
ほぼボランティア。
いろいろな考え方があるが、選手が強くなる事で喜びを得る事ができる。この喜びには、多数の意味があり、それは指導者個人に寄って大きく変わるが、基本的には選手、チームを強くする事に強い目的意識を持つ。


部活動顧問
仕事。
但し、本分は学業指導であって、部活動は補足的なものでしか無い。補足どころか、仕事の時間や余暇を費やさなければならない事もある。


つまり、学校と一般側で考え方が全然違うのだ。だから学校、部活、クラブ、どうしたってうまくいく訳が無い。PTAだって同じ事だろう。先生は仕事で保護者と話をしなければならないが、保護者は子供の為に無償で動く。仕事以外はほとんど子供の為に動くのが保護者で、先生は仕事として動く事になる。仕事として動いているのになんで時間外まで仕事をしなければならないのか、と思うのは当然の事。そして、なんで先生は非協力的なんだ、と思う保護者も当然の事。そもそも立場が違う。

どちらかの立場に合わせ無ければならない。
例えば、保護者と打ち合わせを多くする先生、例えば部活動顧問、副校長や教務主任等は手当を増やす代わりに時間外の打ちあわせに出なければならないようにする。無償と有償をはっきりすれば、仕事として動いてくれるだろう。
逆に、先生として、授業以外の活動には無償で参加しなければならない、と最初から決めてしまうのもいいだろう。先生になりたい人は多いが、これが嫌なら先生にならなければいい訳だ。


一般指導者も同様に、選手を1日見るごとに該当地域から手当てを出す事で、先生と同じ立場にしてしまう。PTA活動も同様にすれば、同じ立場で先生と話をする事もできる。こっちは無償で動いているのになんで先生は協力しないのか、と思う訳だから、保護者側も有償にしてしまえば、それこそ責任もって働かなければならなくなる。
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部活動やらなんやら、ごちゃまぜな話題にはなってしまいましたが、このブログを更新する時はだいたい言いたい事が言えない時のチラシの裏的なことだと思ってもらえると、少しは内容が見えてくるんではないかなと思います。
有償でしか動けない人は、教師にも保護者にも指導者にも向いていないんじゃないかなぁと、強く感じる今日この頃。



まず問題が中体連なのか、それとも教育委員会なのか。




過去の記事を読み返してみましたが、最初は
2010年1月
7年以上前ですかw

カテゴリを読み返して今を思った所で、結論は何も変わっていないということ。
私はさすがに関係者ではないので動かす力はありませんから、ここで何を言っても変わらないわけで。どうしたって愚痴っぽくなるのはご了承頂きたいところです。

この頃からあったのかわかりませんが、先生方の間で部活動顧問への問題を訴える方々はいたようで、時期的なものは把握していません。この活動はどちらかというと教師の地位向上、強制ボランティア状態の部活動顧問問題を改善しようというもの。直接的に同じ事では無いにしても、こういう問題があるから部活動は不安定な状態になってしまっているのでしょう。

先生方には、是非とも身内を動かす強い行動力を見せて欲しいと思います。

では現状どう改善されていけばよいのか。


・部活動顧問への正当な報酬の支払い
但し、専門指導技術資格の取得は必須。

・部活動への強制加入禁止、もしくは同好会活動の充実
なんとなく、なら同好会でいいのではないか。強くなりたいなら部活に入ればいい。そしてそこには指導があればいい。

・部活動廃止、学校施設開放
指導者として先生が付けないなら、他からの指導者で選手を育てられる環境が欲しい。もちろんこの指導者も正当な指導料を得るべき。

・外部指導員の充実
もちろん正当な指導料や指導資格必須。部活動を残したままであれば、先生の無駄な負担を減らすには他から人員を入れるしかない。

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先生への待遇と言う意味では、中学高校も変わりません。高校は公立高でも強化を重視している部分もある為問題ではありませんが、もっといろいろと考えて見なければならないでしょう。

泣きを見るのは選手なんですよ。ほんとに。

ツイッター、便利です。



よくツイッターで、部活動への取り組み方等の問題のツイートが流れてきます。
先生としても授業に専念できず、土日も無くなり、ほぼ無給状態の部活動が重荷になっているようです。



この状況、何とかしてほしい、です。



この何とか、とは、私のような立場からすれば、部活動に熱心な先生も、顧問が重荷になっている先生も、同じ先生なんです。先生方の間で真っ二つに分かれられても、結局しわ寄せがくるのは選手達。

・毎日練習があって、土日も試合や遠征が組まれる部活
・部活には顧問はほとんど来ない。土日もたまに練習があるだけ。

これが、同じ学校教育として行われているのが現状。授業内容は教育委員会から指導があるのかもしれませんが、学校で行われる、しかも基本全員入部させられる部活動に関しては方針がバラバラなのはどうなんでしょうか。しかも、顧問の移動でその部活がガラッと変わってしまうのが現状。学校の授業ならそんなことはありえないでしょう。

私がいいたいのは、部活動の顧問業務が違法だなんだというのであれば、早いところ教育委員会か中体連を動かすような活動をお願いしたい。中体連は部活動がどういうものなのか、再度明確にして欲しい。現行の部活動を本当に学校に括りつける意味があるのか、それをもう一度再検討して欲しい。もし括りつけるならば、しっかりとした方針と顧問への教育を行って欲しい。

そう願っています。

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中体連の問題だと私は思うんですけどね。




中学校では、新1年生の仮入部期間も終わり、本格的に部活動がスタート、となるわけですが、実際はそうもいきません。体育館スポーツではコートの取り合いで、1年生が体育館に入れる事が難しい学校も多々あるわけで。

そんな問題も含めて、学校の方針をまとめてみました。

完全年功序列
3年生から練習、大会出場を優先する。
メリット:3年間頑張った成果が大会出場という形で表れる(実力抜きにして)。
デメリット:経験者の1年生が試合に出られない。

実力主義制
ランキング戦を行い、上位者から大会に出場できる。
メリット:実力ある選手が試合に出られる。
デメリット:先輩から因縁をつけられやすい。3年間試合に出られない場合もある。

クラブ優先型
顧問から「外部クラブ優先可」の話がある場合。
メリット:クラブで練習出来る為、実力に合わせた練習ができる。クラブに行く選手が増えれば、クラブにいかない選手も羽根を打つ機会が増える。
デメリット:クラブ所属選手と部活のみの選手で壁ができてしまう。

クラブ否定型
部活最優先。クラブ所属自体も否定。
メリット:部活動での一体感が生まれる。
デメリット:練習になるのか疑問。

部活優先型
部活は優先だが、クラブの所属は可。
メリット:クラブ優先よりは部活の繋がりが保てる
デメリット:レベルの差が生まれやすい。クラブ所属しても、クラブで活動できる時間が短くなる。
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それぞれいろいろあるわけで。
あなたの中学校はどんな部活ですか?


恥ずかしながら嬉しくてついメッセージまで送ってしまいました^^



4月20日(月)TOKYO FM クロノス 7:20「追跡」
にて、部活動の顧問の先生の厳しい現状が紹介されました。

普段テレビ等あまりみないのでわかりませんが、この問題をメディアが取り上げてくれるのは非常に稀なんじゃないかと思ってます。

顧問の半強制的なサービス労働となっている部活動。この問題を教育委員会、もしくは自治体、それらが解決しようとしていないように思えるのが怖いところです。


今、本気で部活動に取り組みたいと考えているなら、私立の特化した学校にいくしかありません。でもそれを、小学生に判断させるにはあまりに酷。中学生にだって判断は難しいでしょう。素人の先生だって、やりたくてやっているんじゃないとするなら、やっぱり部活動なんて廃止してしまって、今の部活動はクラブ活動として時間短縮、放課後は学校を解放して外部指導員を自治体が選抜して各学校に派遣して選手育成を図る、そんな形にならないものかと考えています。
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この問題に関しては、まず部活動が多方面において問題だらけだと思うところから始めなければなりません。そうすればいろいろな意見も出るし、いい方向へ少しずつ向かっていくかもしれません。皆さんもぜひ一度考えてみてください。

コメント頂きました^^



    • 1. あああ
    • 2014年10月01日 23:20
    • 納得いかないのなら中体連の大会に出なければいい。中体連は学校教育の一環である事忘れないように!教育だから、地方によって考え方が若干変わるのは当たり前。
このようなコメント頂きました。

納得いかないのならでなければいい。
まさにおっしゃる通り。主催者の意図に沿わないなら出場する必要等ありません。
大会というものはまさにそういうものだと思います。むしろ、何故中学校の部活動でバドミントンを強くなろうとするのか、それに疑問を持っているのがこのカテゴリです。

例えば、中学生が参加できるオープン大会は探せばいくらでもあります。社会人相手に本気の試合ができると考えるなら大きなメリットがあるでしょう。高校へ練習しにいく、社会人相手に練習する、目標を中学生の大会で勝つ事じゃ無ければ、いくらでも上を目指す為の手段はあるのです。

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ですが、ちょっとおかしな点もあります。

教育だから地方によって考え方が若干変わるのは当たり前。
これには同意しかねます。バドミントンという種目、そして代表選手を決める大切な地区大会で、何故ルールが違うのでしょうか。運営上仕方ないもの(例えば短縮ポイント、低い天井での固有ルール等)は理解できますが、日本バドミントン協会の制定ルールと言っておきながら何故こうもルールが違うのか。教育というのであれば、一つの教科書の元に指導するものであって、その教科書の赤本をどう考えているのか。もし中体連が教育の場だからというのなら、何故各地区に統一の見解を指導しないのか。

若干変わる、との事ですが、若干ではないんです。
地方ルールでは、一歩間違えば失格なんです。規定外のウェアやアクセサリを着用して、もし替えのものがなければルール違反で失格になってもおかしくはないんです。それが、全国大会で認められていたとしても。


気に入らなければ出なければいい、おっしゃる通りだとは思いますが、この矛盾に対しての見解はどうしても腑に落ちません。中体連は各地区にどう指導されているのか、もし知っている人がいたら教えて欲しいものです。

中学校体育連盟バドミントン専門部



いろんな話を聞いていたのでいろいろと調べてみたのですが、さっぱりわからなくなりました。

中学生の各地区大会の要綱を持っている方、情報頂けると助かります。

・ウェアの規定(スリム禁止、袖なし禁止、ワンピース禁止、等)
・ウェアの着用方法(シャツをパンツに入れる、ハーフパンツ禁止、スコート禁止、等)
・ソックスの規定(色物禁止、スニーカーインソックス禁止)
・髪止めの禁止(黒か茶限定、髪型、結い方の規定)

もし、中学生の大会でこれらの情報がある方は、コメントやメール、ツイッターでもいいので情報頂けないでしょうか。
特に都道府県名等はいりません(もちろんあるとわかりやすいですが、個人特定につながる場合もある為情報だけでもいいです)。


というのも、私の知る限りでは各カテゴリの中で中学生が最も外見への可否が厳しく、それを確認する為に中体連のサイトを探してみたのですがありませんでした。代わりに写真が並んでいたのですが、それを見ると、明らかに私の知る地区での大会よりも規定がゆるいのです。

中学校体育連盟バドミントン専門部ギャラリー

このページの下の方に大会中の写真が並んでいますが、あなたの知っている中学校の地区大会と比べてどうですか?禁止されているウェア、着用物、着こなし等をしている選手がいませんか?

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私の考えとしては、常識の範囲内、ルールの範囲内でかっこいい、かわいい格好をするのはいいことだと思っています。メーカーはよりよく見えるようにウェアを作ったりアクセサリを作ったりしているのに、バドミントン用品として売られている物を着ける事を許さないのはいいことなのかと前から疑問に思っていました。

それが、全国大会では、写真を見る限り、、、緩いのです。これってどういうことでしょう?

全国大会に準じてやるのが地区大会のはず。全国よりも厳しい条件を突き付けている地方、地区大会。いったい中体連はどうなっているのでしょうか?

体罰は絶対駄目、と言いきれるものでもないだろう。




今大きなニュースになっている高校バスケットボール部の体罰問題。これについて、あなたはどう考えますか?

まず理由を考えてみたい。何故体罰にいたったのか。
本当かどうかわからないが、保護者やOBのコメントも数多く出ているようだ。基本的に顧問を擁護するコメントである。これからもわかるように、

・意味の無い体罰ではない

と言えるのではないだろうか。
意味の無い体罰というのは、

・選手が気に入らない

という単純な理由ではおそらくないはず。練習になんらかの支障があったか、もしくは戦術理解できなかったか、なんにしても「将来」選手が納得できる可能性が微かにはある理由だったと思われる。

その原因を解消させる為に顧問が取ってきた対策が、継続的に体罰だった。アメとムチで言うなら、直接的なムチを使う古典的な方法で部活動を行っていたのだろう。


私は、その手法は置いといて、しっかりと部活動を行う、選手を導く、そういう顧問の強い気持ちは間違っていないと信じている。今の部活動は全てのカテゴリでそれが欠けていると感じてならない。選手や保護者(もしかすると特に保護者なのかもしれない)は、少なからず指導を受けたくて入部しているはずだ。なのに、顧問は部活にすら顔を出さず指導もしない。大会に引率するだけといった無気力顧問がほとんどなのが現状ではないだろうか。確かに部活動生徒全員入部というような意味不明な制度がある学校も多いが、それすら問題の原因の一つとも言える。
こういった事件が大きく報道され、おそらくさらにそのような事例が増えるのではなかろうか。


では手法、手段、これはどうだったのかといえば、過去の軍隊式な締め上げは今の時代にはそぐわない。保護者やOBが擁護しているのは少なからず昔の人の意見であって、そのような顧問からの攻撃には慣れることは無いのではないだろうか。小学校からそのような指導がされているなら耐性はあるだろうが、前述したように無気力顧問が台頭してる世の中ではそこまで厳しくは無いだろう。指導方法はカテゴリが変わっても一貫しているべきである。それは技術だけであく指導方法もある程度縦のつながりを持たせなければならない。そういったやりとりが小中高で果たしてあったのか。問題は今回の顧問だけではないはずだ。

私だったら、バドミントンを多少指導しているといえどもここまで本気にはなれないだろう。やる気が無ければコートに入れない。ふてくされるなら体育館に入れない。バドミントンにのめりこみたい選手にはできるだけそのフォローをしてあげたいが、そこに集中できない選手には集中できるようになるまで待つしかない。せいぜい選手の集中力をそぐわないように練習に工夫するぐらいで、気持ちが付いてこない選手を殴ってまで練習させようとは思わない。そういう意味では、この顧問の方が私よりも遥かに選手を指導する気持ちは強いと断言できる。


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今回の件、手法、手段は思いっきり問題にしても構わないと思う。この顧問を擁護する気持ちは私は無い。だが、今の義務教育の部活動には、もっと問題にしなければならない事が山ほどあるはずだ。以前連続投稿させていただいた「部活動不要論」にある問題はまだ解決される兆しすらない。部活動を全て廃止し、校庭、校舎、体育館を開放し、選手を計画的に育てていかなければ五輪金メダルなど夢のまた夢の話でしかない。

第17回ヨネックス埼玉オープンジュニアバドミントン大会


5月14日(土)
男子:久喜市総合体育館   女子:アスカル幸手

5月15日(日)
久喜市総合体育館

小学生の学年別大会の詳細です。
今後の小学生大会(ABC、若葉、全小)を計る大会。

なんだか最近の小学生は、中高よりも大会が充実しています。必要な大会がある、作られる、というのはバドミントン環境としてとてもいいことだと思います。

逆に、中高はなんと閉鎖的な事か。必要な練習ができない、必要な大会が無い。学校活動だからといえばそれまでですが、何度も言うように、だったら部活なんて中途半端な活動は無くしてしまえばいい。
勝利至上主義になるのもどうかとは思いますが、選手を作れない活動に何の意味があるのか。目標を持てずに活動している選手(選手と呼べるかも怪しい)がどれだけ中高にいるか、それでいいとしている教育委員会は、いったいなんなんだか。

と愚痴っても変わることはないのでしょうが、小学生にとっての目標の為のステップ大会、連戦になる選手も多いかと思いますが、体調管理、そしてスキルアップに努めてください。

選手にとっての幸せなバドミントンライフを祈ってます。



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国を挙げての選手養成システム 「エリートアカデミー」は成功するか? ――アカデミー第1期生が、全日本卓球選手権で“表舞台”に登場


前回の記事を受けて、ツイッターより紹介して頂きました。ありがとうございます。

この記事では現在、卓球とレスリングが対象となっています。そして卓球の成果について掲載されていますが、大きな特徴としては「部活動に参加せず」という点。これについては大きく賛否が分かれるところでしょう。

というのも、富岡の中高一貫教育では、まずこれがうたわれていたのです。部活動に参加しないということは、大会に出ない、全中やインターハイには参加しないということで始まるはずだったのが富岡のバドミントン教育でした。そこに日本バドミントン協会等が全面バックアップをして、というはずだったのが結果として今の形になってしまったのです。


おそらくは、選手の目標やモチベーション、預ける家庭への説得であったり多方面からの圧力があったのでしょう。ただ、卓球ができてバドミントンができなかった理由の一つとしては、「世界」をどれだけ意識できたかにあると思います。世界で戦う為に選手を育成したかった卓球、なんとなく強化したいというところで終わってしまったバドミントン、この二つの差が協会の取り組み方の違いなのではないでしょうか。


バドミントンもそうですが、卓球もまだトップの中国と戦えているかと言えばそうとはいえません。今後、この協会の取り組み方の違いが大きく明暗を分ける可能性があります。選手を集めて年数回強化練習を行っています、果たしてこれだけでいいのでしょうか。本当に世界と勝負するつもりがあるなら、もっと多方面から情報を取り入れ、真剣に世界を取りに行ってほしいと願います。

部活動頼みではどうしようもありません。




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学校には指導者がいない。バドミントンを知らない先生が顧問になり、なんとなく羽根を打って終わる部活が、私の知っている限りでは8割以上になる。

まったく何も知らない先生が顧問になり、子供達の為に勉強に時間を使い、選手を育てるためにあらゆることに挑戦する先生がそこら中にいた時代も確かにあったが、今ではそんな、いい意味で熱い先生は皆無といっていいだろう。

少なくとも学校では部活動の押し付け合いが起こっていることは事実であって、新任の先生が見ているだけの部活になっている。


公立中学校においては学校を選ぶこともできず、その学校代表で戦うのにも関わらず、その学校はただの窓口としかなっていないのが現状だ。さらに、小学校では学校こそノータッチなものの、各クラブが指導者をお願いするのに動いて少なからず指導者(らしき方々)に指導を受ける事ができるが、その指導者ですら無資格。さらに中学校にあがると、指導技術だけでなく、指導熱意も無い先生に3年間教わらなければならない。

なぜこのことを日バ、体協、教育委員会は重く受け止めようとしないのだろう?10年後のメダル候補が、本当にこの中学校3年間のバドミントン選手としての無駄な時間で潰れていってしまっている。


おそらく話を聞けばこうだろう。
「部活動は学校教育であって、選手育成の場ではない」

だったら時間なんて拘束しないで早く選手を解放すればいい。学校単位の大会なんて無くしてクラブ選手権にしてしまえばいい。中学校が中途半端なことをやっているから、一番吸収の速い時間を無駄に使ってしまうのだ。

もしくは、私立中学校をしっかりとフォローすればいい。この私立中にはこういう先生がいる、そうなれば選択肢が広がるだろう。目当てで入ったら移動でした、なんてことがよくある公立中学校では学校選びすらままならない(むしろ基本は学区内通学だろう)。

部活動に期待して失望している選手を私は何人も(何百人も)見てきている。中途半端なこの状態こそ改善すべきだ。やるなら指導できる先生を育成して欲しい、やらないなら全て外に投げてしまえばいい。もっと学校がやるべきことは他にあるはずだ。

部活動の存在価値はなんだろうか

学校は部活動を行えるのだろうか

部活動と学校教育は別にするべきだ

部活で学校を選ぶのがどれだけ危険な事か

とにかく時間が無い

スポーツを発展させる為には




書きたいことがたまってきたので少しずつまとめようと思う。放置してしまったらごめんなさい。

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