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502-コーチ日誌

写真?ねーよ。ぐろいし。



寒くなってくると、指が切れるんですよね。
今日は親指が切れました。ノック上げだけだからまだよかったのですが、これがプレーすることになると、人差し指の爪が親指の切れ目に突き刺さり激痛と共に出血して血染めのグリップができあがるという。。。そのうち人差し指も切れてもう地獄絵図ですね。

もう文章だけで充分グロい。。。

真剣に瞬間接着剤を試そうかとも思いましたが、思いとどまって絆創膏1枚巻き。これが一番フィーリングが変わらないです。ちょっと弱いので大会中だと数枚使う事もありますが。
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ついでに、ガット張りでも切れた傷にストリングがめり込んだりするんですよね。なんとかならんものか。


やっぱり指導者は選手としての技術はあった方がいい。と思う。




私の指導者は中高共に、競技経験の無い指導者でした。
両者共に全国レベルの選手を多く輩出し、ナショナルチームにもOBOGや後輩がいます。
とても熱心な指導のもと、強いチームを作り上げていった方でとても素晴らしい指導者だと思っています。

それを踏まえまして。


今、私が選手(といっても年一回の全日本シニアを目指すレベルですが)兼指導する立場にたってみて、やはり指導する上で選手としての技術はあった方がいい、そう思えるのです。

たぬ吉は上記のような環境だったので、精神論根性論大好きな指導者です。大会で勝つには気持ちは必要、それを鍛えるのは練習であって、その練習でそういった練習に取り組めなければ大会では結果は出せません。現に私自身技術は教わっていませんが、それなりの成績を残すことができ、今にいたるわけです。


ですが、今ジュニアを指導するにあたって、非常に間違った方向に進んでいる選手が多いのです。
「遠くに飛ばすにはどうしたらいいですか?」
との質問に、
「そのフォームじゃとばねーよ」
と答えたくなる事が多々あります。それぐらい、明らかに違うのです。
そんな時どうするかといえば、選手としての自分の身体をどう使っているのかをその場で確認し、見せたりコツを教えたりする事ができます。これには危険な面もあります。それは、自分の感覚とその選手の感覚、身体、筋力全て違うため、経験を教える事がかえって仇となることもあるからです。
但し、そんなレベルではなく、根本的にずれてしまった選手には、やはり経験と感覚を教えてあげる必要性もあると思うのです。
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選手経験の無い指導者の方も、矯正の方法はかなり蓄積されているのではないかと思いますが、それでも、選手一人一人の個性はあまりにも複雑で、指導経験のみでは対応できない部分もでてくるのではないかと思えます。自分と照らし合わせて、「肘の前後が少ない」とか「右膝を高めに」とか、そのような細かい対応は選手としての下地があるからできるものもあるのではないでしょうか。



正直言って、センスのある全国トップレベルの選手を指導するのであれば、実は選手経験はあまり関係ないかもしれません。選手は勝手に上位選手から技術を盗み、それをあっという間に自分のものにします。つまり必要なのは、集中力と練習負荷、配球の指導、そして練習相手です。では、地区大会レベルの選手をどう県大会レベルにもっていくかといえば、それは一つ一つの矯正の為の選手目線の技術なんじゃないかな、と。

何が言いたいかと言うと、本当に指導って大変だなという実感と、選手経験無しの指導者には本当に頭が上がりません、という事なんですが、伝わるように書けていないような気がしてなりません。。。

ゲーム相手はいいけれど、他の選手を見れなくなるのが難点。



時々、ゲーム相手の為コートに入ります。
クラブでトップ選手の相手をする為には、練習相手を呼ぶか、自分で相手するしかないのです。

シングルスの選手なら2対1で入れる方法がありますが、ダブルスだとそうもいかない。中学生ぐらいだと3人コートに入れても機能しないし。

そこでコートに入る訳ですが、ダブルスで相手をするとなかなかうまくいかないもので。足で勝負できるシングルスと違い、ダブルスは経験と正確性と球筋。中学生が良い勝負をできる芽は無いのです。早くたぬ吉のダブルスを脅かすようなダブルスを作りたいものです。

試合相手をする時に選手は何パターンかに分かれます。
簡単に言うと、どの時点で諦めがでるか。1ラリー毎にもありますが、例えば、1ゲーム失って2ゲーム目がからっきしダメになるとか、それが最初の数点で追わなくなるとか、これが逆に後半に燃え上がるとか。
相手をしていて楽しいと感じるのは徐々にペースが上がっていく選手ですが、これは非常に稀。だいたいは意気消沈していく姿を見て悲しくなるものです。
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これがダブルスとなると話が変わるのか、もしくは選手の意識が高いのか、1ゲーム目、2ゲーム目、そして3ゲーム目と徐々に点数が増えていくのですが、テンションが上がっているようには見えず、良い羽根がきているようにも思えないのに何故か取られる点数が増えていく、という事があります。
こちらの疲労もあるかもしれませんが、おそらく、無意識のうちのダブルス慣れが生まれてくるのではないかなと。これは選手の意識が無ければ期待はできませんが、ゲームをこなすことでどこに何がくるのか、次のプレーは、と経験値が瞬間的に上がり、点数を奪っていくのではないか、と良い方向で考えたりもします。


基礎練習、パターン練習も大事ですが、やはりゲーム練習でしか得られない技術や経験も、あるのでしょう。大事なんだろうな、ゲームって。

ほんとお恥ずかしい。




いたるところで、広島という字がおどっていますが、私としては中村選手を無事クジで引き当ててくれて、本当に嬉しいです。坂倉選手と競い合っていくのか、もしくはサードコンバートなのか、気になるところです。

今年の全小は広島なんですね。その前の地区予選、今回の関東予選、初めて県外の大会に選手の付添で行ってきました。自分自身の試合はそれこそ数えるのも面倒ですが、選手の付添となると勝手もわからず戸惑いばかり。どっしりとはなかなかしていられませんね。

結果は、二日目どころか初日午前中には全日程終了。早々に帰途に着きました。メンタルでボロボロになっていく選手を見るのは本当に悲しいもの。それを鍛える為にはやはり経験も必要で、対外試合って大切なんだなぁと思わされた次第。かといって、いろいろと準備大変なんですよね。
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広島行きを決めた選手は是非とも頑張って頂きたい、と共に、是非マツダスタジアム行って記念撮影をお願いします、私の代わりに。カープグッズを身につけているバドミントン選手が増えたら、嬉しいなぁ。。。

喜ばしい、が、なぜ?






ここのところ、急に選手が声を出すようになりました。簡単なゲーム形式の練習ですら声を出す選手に正直戸惑いつつも、声を出すのが当たり前に育ってきた私としては、懐かしい感じも。これが一時ではなく、当たり前になって定着するといいのですが。

私は、声を出す事には肯定的ですが、強制は、というと否定的です。

声を出す事で、緊張をごまかせたり、力みの軽減(これは誘発の危険もありますが)も計れ、大会でもいい方向へ向かいます。
同時に相手威嚇へのフォルトの指導は、例え声を出せなくともですが、しっかりと行っています。
これは、フォルトを取られた時の心の準備という意味が強く、万が一取られた時のシミュレーションを常にしておくように指導しています。

大会だけ声を出す選手もいますが、練習でやっていない事をやるということはどこかで歪みが出るもの。普段から大会の準備が出来ているか、と言うことは、普段から目標うぃ意識して練習している、と言うことに繋がるはず。

強制する事で出せない選手を出すことに慣れさせる、ともいえるのですが、やらされる練習よりやる練習、強制されるより自主的に声を出して欲しいもの、、、というのは、もしかしたら指導者としての逃げ、、、かもしれませんね。。。

羨ましいじゃないかこのやろう。。。



学校は夏休みだそうですよ。羨ましい。。。

こんな時にバドミントンの事しか考えられないのは指導者だからでしょうね。私が子供の頃は、昼前まで寝て、遊びに行って、暗くなる頃帰ってきて、疲れて倒れるように寝て、を繰り返して、宿題が終わらないと嘆いていたものです。


さてさて、指導者になってそんな経験を懐かしむ事も無く、勉強もバドミントンも頑張りましょうと教えるのはどうかと思いますが、この夏休みにオンコート時間を増やせるのは専業の特権、ほとんどのクラブは通常練習なんじゃないかと思います。

そうすると、やはりここは選手の自主性にかけたいところ。

午前中の涼しいうちに家の前で素振りやフットワーク、これを1時間でもやる気持ちがあればこの夏大きく変われるのではないかと思います。それを昔の私のように好き勝手過ごしてはこんな大人にしかなれない訳で。
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自由に使える時間をどう使うか、私はやりたいようにやってしまったわけですが、選手たちに、この時間を「バドミントンに使いたい」と思わせるような指導ができていればいいな、とふと考えてしまいます。「ぬるい」と言えばそれまでですが、少しでも大事な時間を使いたい、と思ってくれているなら、指導者としてさらに気が引き締めていけそうです。

今回珍しく私も3連休でした。




今は上位クラブの状況がサイト、ブログ、フェイスブック等でわかってしまうご時世となりました。
どこも頑張ってますね。

私も実は、こっそりクラブを立ち上げて2年目、目一杯練習を入れながら、今日は一部練習試合に参加してきました。
普段練習中は見れない選手の姿が見れて、良くなる選手もいれば悪くなる選手もいたり、今後の練習の課題づくりにとても有意義な1日となりました。

ところで、他のクラブの状況も、1日同じ体育館に入れば見えてくるわけで。


ゲームのアドバイスもいろいろと聞こえて来たり、時には相手選手からアドバイスを求められたりと、指導者としてもとても刺激になります。体育館の外から罵声が聞こえてきて、内心ドキドキもんでしたが、それが超有力選手だったりして、こりゃうちも厳しくいかなきゃならんかな、と少しの間でも心が揺らいだり。
各クラブの選手を眺めているだけでも、やはり特色ってでるもので、技術指導もいろいろと考えなければならなさそうです。にほんブログ村 その他スポーツブログ バドミントンへ


私の刺激と選手の刺激は違うはずですが、果たして今日一日でどんな刺激を持ちかえってくれたでしょうか。また明日からの変化に期待したいと思います。

世間では4月29日からとの声も聞かれますが、小中学生は1,2日学校がありますので!



おかしい事が判明。
普通に3日から7日まで全て練習が入ってしまった。なんでだろう。なんでこんなミスを犯したのか。

なんかこう、この日とこの日と、合同練習やら空いてる体育館とったりしたら、気が付いたら全部練習となってしまいました。


こんなはずじゃなかった。。。


今更後悔しても遅いわけで、GWは体育館で堪能しようと思います。
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ちなみに、まだ張上げ地獄は何故か継続中。1日数本が舞い込んでおります。。。

値上げしてでも張りたくなかった。。。




月曜日5本
火曜日2本
木曜日2本
土曜日3本


ほぼ中学生。大会近いとこうなるんですかね。
大会前に張り替えたくなるのか、大会前で力が入って下手切りするのか、練習に熱が入って打つ量が増えるのか。
なんにしてもこのモチベーションは大事にしたいところですが、これって受験の一夜漬けに近いものがあって。やっぱり普段の練習で何をやってきたかが大事であって、おそらく勉強よりも身に着かないんですよね、運動は。

とはいってもこれがあるから頑張れるわけで、現に頑張ってしまって切っているわけですからね。頑張って張り替えましたさ。
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おかげで私のラケット2本まだ張っていないわけですが。。。こっちのモチベーションは削り取られました。。。

嬉しさ半分悲しさ半分。




この子は気持ちが変われば絶対に伸びるのにな。。。
注意してもなかなか前向きにならない選手。ふざけにはいってしまうと、もう練習には身が入らない選手がたくさんいます。

それを良い方へ向かわせる方も指導者の役目でしょ、と言われれば頭が上がりませんが、だからってこっちもいっぱいいっぱい。なんとかしたくてもなんともならなかったんですよね。


それが大会でいい成績を残す事でガラッと変わるもので。練習態度どころか、球筋まで変わってくる訳で、指導者の立場っていったい。。。


ま、下地を作る事には少しでも貢献できていたかな?と考えていくしかないですね。大会がきっかけで芽が出た、と。指導者としてどうなんだと言われそうですが、私それぐらいしかしてないんだと思ってます。

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指導者としてはいろいろな考え方があって、どの考え方も否定するつもりはありませんが、やっぱり練習するのは選手で、成長するのも選手、大会で頑張るのも選手。指導と言われるほど私は選手を導いてはいないんだろうなぁ、と思います。とりあえずはこのまま、進んでみようかと。

こんな感じで今年1年も引き続き頑張ろうと思います。

さてさて大事な冬季も過ぎてしまいますね。




28日午前練習

29日〜2日休み

3日初打ち
4日第二回(?)初打ち

5日休み

6日夜練習
7日午前練習
8日午後練習
9日午前練習午後練習試合

頑張りました。。。(私も頑張ったんですよ。。。)


と言う事で、大事な冬休みが終了しました。
冬、体温が上がりにくい冬は、しっかり基礎トレーニングが積める季節。
この季節にいかに身体をいじめていけるかが、選手個人の春からの成長に大きく繋がっていきます。
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コンディションの調整も大事な季節ですし、バドミントンの技術を磨く為にも今は身体をしっかり作ってほしいです。中学2年生、あと6カ月で総体予選。受験勉強ではありませんが、まだ間に合います。頑張って練習していきましょう。

ちょっと疲れました。




本当は、指導者はコートに入らない方がいいんでしょうね。

全体を見渡しつつ、コーチや選手に注意をしていけるような環境を作るのには、それなりの選手レベルが必要だとは思うんですが、ジュニアチームではそれは難しいし、初心者が入るこの時期は尚更。

そうやって一人に集中してしまうと、ついつい回りを見失いがち。

そんな時にふざけ出す選手達。

見てなかったのが悪いとはいえ、、、疲れました。マジ疲れました。。。。。

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練習したくないと思ったのは久々です。。。。。。。

正月も禁酒予定。がんばります。




ここぞとばかりに練習予定を年末にかけてびっちりいれてみました。といっても、公共の体育館は28日まで。つくづく、体育館を(ある程度)無理に使える部活が羨ましい。

全国小学生バドミントン大会が行われている中、一大イベントを打つことになりその準備でいっぱいいっぱい。
なかなかまとまりませんが、無事1日終わるようにがんばっています。

セキはそれなりに落ち着き始めましたが、だるさはなかなか抜けませんね。といっても禁酒の効果はなんとなくですが実感しているようなしていないような。

「酒は毒」と強く思いこむことで、逆にそれを飲まない事が身体に効いていると言い聞かせてます。プラシーボ効果ですね。

年末年始、アルコールを身体に入れないようにがんばりたいと思います。あとは年明けの試合に向けて、自分の身体も戻しつつ動かさないと。
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あとちょっと。がんばりましょう。

どうしたらいいのでしょうか。




1.やめてもらう

2.興味を持たせない指導者が悪い

3.様子を見る

4.ほったらかす

5.怒る

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あー、もうわかんねーーーー。

てへ。




そういえば、



ハイクリア教えるの忘れてたw


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ごめんな。。。

たぬ吉のとこにはいろんな選手がいまして。どこもそうでしょうけどね。




選手にはいろんなスイッチがついてまして、それを探してあげるのも指導者としてはなかなか大変なところ。

練習へのスイッチは、休憩をする、練習内容を変えるという方法でスイッチを切り替える事ができます。


ですが、

「プレー中にスイッチが切れる」

というのには本当に困っています。

特にダブルスで陥る事が多いのですが、羽根が真上に来ても追えない、構えていて余裕があるのに振り遅れる、落下地点に入れない、等の意味の不明なミスを繰り返します。

観察して見ると、ダブルスで自分がサーブを打つ時はとりあえずスイッチが入ってその後のプレーもいいのですが、パートナー絡みのサーブの時にそのようなプレーが多くなるようです。声をかけても治らず、怒っても治らず、結局指導者のストレスがたまり続けていきます。つらいのは選手だとわかっていても、このストレスからは逃げられません。


なんとかラリー前にスイッチを入れて、ラリーが終わるまではスイッチを入れ続ける事が、なんだか変な目標ではありますが、取り組まなければいけないようです。

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選手に毎回「オン」「オフ」を意識させてみたり、ルーティンを取り入れてみたりと試行錯誤してますが、良くなる方法を模索しつつ、技術を選手がゲームでだせるようしてあげたいものです。


人数が増えてくると、必ずぶち当たる壁ですかね。




10人の選手が小学生でいたとして、果たしてこの選手にはどのような練習を積ませればいいでしょうか。
選手によって分けるか、それとも平等に扱うか、これはどのクラブもかかえている問題ではないかと思います。


案1 全て平等の練習を行う

まずクラブの説明の段階で「全ての選手に同じ練習をさせます」と説明します。そのうえで、このクラブ全体の目標、例えば「全小予選でベスト8に入る」とするならば、それを達成させるような練習量と練習の負荷で練習し続けます。その中で全小本戦で勝負できるような選手が出てきたならば、それでも同じ練習を繰り返すか、別のクラブに移ってさらに上を目指してもらうか、クラブ練習外の練習を進めるかを選手に促すようにします。
逆に、その全体練習についてこれないような選手には、クラブ退部を進める事も検討が必要となります。

案2 選手に目標を設定させて練習内容を分ける

選手にそれぞれ、ジュニアクラブなら小6の全小予選の目標を選択させます。
予選を抜けて本戦上位を目指すのか、予選の1勝を目指すのかで練習内容や日数、時間を変えていきます。目標を達成させる為の厳しい練習やトレーニングと位置付け、その目標に向かって選手をあおっていく半面、なんとなくの選手にはそれなりの練習をさせるため、クラブ内で大きな空気の差が生まれてしまう事が問題となるでしょう。

案3 指導者が選手に合わせて目標を設定し、練習を分ける

強い選手にはさらに上の目標を目指させ、逆に頑張っていても進めない選手には、手の届く範囲での目標を決めていきます。スイミングスクール等は結果的にこれに近いかもしれません。選手の意思が付いて来るか来ないかが最大の問題となりますが、やはり練習を分ける事でのクラブ内の空気の差は埋められないでしょう。

案4 クラブ3つほどで提携し、目標に寄ってクラブを変更させる

クラブの規模が大きいなら、クラブの練習日を完全に分けて、上位組の練習と中位組、下位組に分ける事で選手に合わせた指導を行う事が可能となります。下位の選手は上位に上がれるように頑張れますし、上位は上位でレベルの合った選手と練習する事ができます。問題はそれだけの指導者、指導場所が確保する事が難しいという点でしょう。私はこれがベストと考えますが、非営利目的でこれの実現は不可能でしょう。
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ざっとあげてみましたが、ジュニアのクラブ間移籍は以上のような問題点から当たり前と私は考えています。
コートサイドで座っている選手と、プレイヤーを食い入るように見ている選手、例えこの二人が同じレベルだとしても、私は同じ目標を持っている選手とは思えませんし、同じ練習をさせたいとは思えません。かといって小学生に目標を選択させても、果たしてそれが本当なのか、妥当なのか、計る事は難しいと考えています。

今のところは指導者が見ながら、選手に練習の差を与えています。悪く言えば贔屓ですが良く言っても贔屓して練習させています。難しい問題にぶつかりながらも、今後の事を考えつつ、最終的な目標に少しでも近づけるような補助ができればいいのですが。。。

やってみるもんですね。




強打できなかったり、それが特にゲーム後半になってでてきてしまう選手を目一杯あおってみました。ゲーム後半を意識するにはそれだけ練習であおらないと。

と思ってやってみたわけですが、その選手の特徴がわかりました。


疲労なのか精神的なものなのか、煽り始めて徐々に、プッシュを強打できなくなりました。今回の強打とは、強いスイングでシャトルを下へ打ちつける事。これができなくなったのです。

疲れで足が動かなくなった、と言えるかもしれませんが、この後「しっかり打ちこんでみろ!」とキレて激励してみたところ、スイングスピードは若干早くなったのですが、全てエンドアウトになってしまっていたのです。

強く振った事でエンドアウトするということは、下に打ちつけられていない事。それができないということは、つまり打点が後ろになってしまっていたのです。精神的か疲労か、足のせいなのか目のせいなのか、そこら辺までははっきりつかめていませんが、練習後半、身体を追い込んだ後に打点が後ろになっていってたのです。打点が後ろだからラケットが振れない、振れないから強打が出来ない、振ったところで軌道が水平にすっ飛んでエンドアウトになる、まったくの悪循環であって、本人はまったく気が付いていないところが大問題。
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これから、何故後半に打点が後ろになるのか、どうしたら解消できるのかをいろいろと試してみなければなりませんが、一つ、指導者として前に進めたような気がしています。声をかけるだけでなおるならいいのですが、今後試行錯誤していこうと思ってます。


甘かったわ。




本当に甘かった。
今まで精神論大事だなんて言っておきながら、本当の意味で精神を鍛えるような練習まで突っ込んでやることができていなかった。

落合元監督の話に、限界は指導者が決めるものではない、というのがあった。それはプロの選手の事なので、果たしてバドミントンのジュニア選手にあてはまるかどうかはわからない。だけど、目標があって、それを目指しているのならば、自分がどれだけ動くことができるのか、どこまでがんばれるか、勝つためにどれだけ自分を追い込めるのか、それは選手に任せていいのかもしれない。

息の上がった選手を見て休憩を挟む、集中力が切れてきたから練習を変えて気持ちを入れ替える、この指導者の判断はどうなのだろうか。体調?疲労?集中力?目標に向かわせるのであれば、何か考え方を変えなければならないのではないだろうか。


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この記事についての考え方はいろいろあると思います。

・ジュニア選手にはバドミントンを楽しませることがベスト
・選手の体調管理が最優先
・選手のモチベーションも指導者が考えていく必要がある

これらもとても大事な事だと思います。これらを最優先にして、選手が目標にたどり着くことができないとしたら、と考えると、もっといろいろな方向性、手段を指導者も考えなきゃならないのかもしれません。極端なことも含めて。


精神論精神論と連呼しながら、本当に心を鍛えるような練習に進めていなかった、のかもしれないなぁ。

心技体。




ちょっと滝に打たれて来い。。。


そう思わせるような選手いませんか?

このメンタルは非常に扱いが難しいところです。


たとえば私のように経験則で、

「勝てると思うから負けるんだ、勝つと思ってプレーしろ」

と選手にはよく伝えますが、果たしてこれが、その選手のメンタルにどう影響するのかわかりません。私は良い考え方だと思っても、その選手にとってはマイナスに働く可能性もあるでしょう。真逆に

「相手なんて弱いんだ、なめるぐらいな気持ちでやれ」

とアドバイスしたほうがいい選手だっているでしょう。ダブルスだったらパートナーに聞こえないように違うアドバイスをする、なんてことも検討しなければならない場合も?

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ってことは、やっぱり選手自身が考えて、選手自身がゲームに強く望めるようにしていかなければいけないということにつながります。普段からゲームで勝ち負けにこだわり、21点をどういう気持ちで臨めば先に取ることができるのか、常に考えさせなければなりません。

練習用の練習であってはならない、それは技術だけではなく、心、メンタルに対しても言えることです。ゲームを意識させる、試合を意識させる、大会を意識させる、勝利を意識させる、目標はバドミントンがうまくなることではありません、大会で納得する結果を残すことです。そのための意識改革、練習への取り組み方を考えさせなければいけません。

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