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33-バド論

武井壮さんのLIVE切り抜きより。

バスケ選手の「トレーニングはどのようなものがいいですか」的な微妙な質問に対して。

トレーニングメニューを組む事で、そのトレーニングをするトレーニングになっている。時間の無駄。と切り捨てている。この話は、本筋を読もうとすればするほど難しいところに突っ込んでいる気がする。


トレーニングでスクワットというメニューがあったとすれば、それは結局スクワットをするための練習に過ぎない。足のここを鍛えたいからスクワットをするわけであって、スクワットが大事なわけではない。


まとめようにも、なんだか矛盾する文章になってきた。



ここでは、体幹トレーニングについても述べていた。

体幹トレーニングは、中間層のトレーナーが考えたもの。それをトップアスリートが取り入れたら、競技力が向上した。これは当たり前の事。足りないトレーニングをやったからそれによって筋力が刺激、強化されたから。体幹じゃなくて、筋肉に刺激や筋力をつけたから競技力が向上した。



だんだん混乱してくる話だが、バドミントンならサイドステップが重要でトレーニングに取り入れていたとして、それはサイドステップの練習をしているだけになってしまう。どのタイミングでサイドステップを使うのか、そのサイドステップはどういうものでなくてはいけないのか、単純にサイドステップということではなく、そのサイドステップで何をしたいのかまでを考えなければ効率が悪い、と言い換えられるだろうか。



これを突き詰めてしまうと、「全力でゲームするのが最善」となってしまうが、武井さん自身は「毎日ウェイトをやっていた」と話す。全力でゲームする以上に効果的な負荷をかけるのがトレーニングの最大の目的。
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さて、何かをつかんだはずで書き始めたこのブログ記事だが、まとめようとしたらさっぱりまとまらないままになってしまった。私の中では結構つかめたのだが、果たして今後これをうまくアウトプットでいるかどうか。記事にできないのではなかなか難しいかもしれない。


ああ、またやっちまったよ。


スピンサーブはスタンダードになりえない、という話の前に、まずはスピンサーブとは?

ラケット面をスイング方向に対して斜めにし、コルク部分を揺らしながら(回転させながら)シャトルを飛ばす事によって、羽を回転させてシャトルの軌道を変化させる、もしくはサーブレシーブをコルク部分にヒットさせないようにするサーブ、である。


あってる?


回転、カット等いろいろな手法があります。シャトルを持っている手でシャトルに回転を与えて打つという手法は、大分昔フォルトと聞いたような気がしたのですが、記憶違いかも。今はいいという話も。

ラケット面をずらす方法も色々とありますが、たぬ吉が今たどり着いたのは、ラケット面の4時から7時の方向へ向かって羽を滑らせるイメージを持ちながら、ラケットを右上へ掬い上げるというもの。

イメージ湧きます?詳しく聞きたい人はコメント下さい。伝わるかわかりませんが、別記事アップします。


で、タイトル。スタンダードにはならないとしか思えません。

それはリスク。トップ選手ですら打ち損じがあります。サーブ権があった昔ならまだしも、サーブのミスは失点です。簡単に相手に1点上げてしまう事になります。サーブは「入って良かった」ではダメ。しっかり入るのが当たり前でそれからの勝負にならなければいけません。並の技術では、入るか入らないかの勝負しかできず、それで勝利に近づくかといえばそうはならないでしょう。


ではリスクを下げればいい。もちろんそうです。このスキルを上げれば、試合で優位に進める事は可能でしょう。

ではいつ、どれだけ練習するのか。やり方を教わる事は出来ますが、それを自分のものにするには練習が必要です。

いつ練習しますか?

適切なのは、休憩の合間、ダウン中等になります。他にもやらなければならない事が山ほどありますから。

でも、その時って通常のサーブ練習や、ヘアピン練習の方が有意義だと思いませんか?

スピンサーブは、別に必殺技じゃないんです。普通に返球は可能ですから(もちろん通常サーブよりはミスのリスクは上がりますが)。リスクが高く、決定率も高くないスピンサーブにどれだけ時間を割く事ができるか?たぬ吉は効率的に良くないと考えます。

ただ一つ言えるのは、スピンがかかる、かからないは別にして、9割その打ち方でサーブを入れる事が出来れば、ゲーム練習でのスキルアップは可能かもしれません。たぬ吉もその方向で進めていますから(笑)。

ただスタンダードには、きっとならないだろうなぁ。

IMG_0796
平成18年、今から12年前は、過去と現在どちらに近いのだろうか。

日本開催のユーバ杯、期待されていた日本女子は決勝トーナメント1回戦で沈んだ。

見るべきはオーダーである。
オランダのトップシングルス、アウディナを森選手がファイナルで金星をあげる。かなりの格上なだけに大きく日本に傾いたはずだった。

シングルスが終わって2対1。日本はダブルス専門の2ペアを残し万全。かたやオランダは、シングルスで競り負けた2選手がダブルスを兼ねてきている状況。
日本は勝利を確信していた、その状況でのダブルス、2敗。
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この時代、決して過去といえる時代では無い。シングルス、ダブルスが専門な事が一般的、オランダのオーダーが異質だったのだ。

未だに私の中にはこの試合の印象が
根強い。シングルス、ダブルス、専門で育てる事にどれだけの意味があるのか。
ましてや、ダブルス専門で学生まで過ごす事で、どれだけの成長機会を逃しているのか。

「これはもう過去の話だから」

そうはっきり言える日が来るまで、私はシングルスを中心に指導していく事をやめないだろう。

「シングルスもダブルスもバドミントンなんだ」

バドミントンにふれる以上はこの言葉をかけつづけると思う。



時々ふと思いつくわけですが。


いまだに答えが出ませんが、シングルス向きの選手とダブルス向きの選手。少し思うところがあると、ちょっと書きたくなるもので。


技術やら体力やらいろいろあるとは思いますが、今回の注目点は「目」。視力です。

視力と言っても静視力ではなく、かといって動体視力ともちょっと違う、「距離感」です。

自分の打った羽根がどこまで飛んでいっているのかを把握する能力はシングルスプレイヤーにとっては必須と言えます。いくらシャトルの温度の番手があっていたとしても、毎回、もしくは1日の中でも、1試合の中でも、いろいろな影響で距離が変わってくるシャトルの飛び方。これを合わせる技術もバドミントン選手にとっては必要ですが、なかでもシングルスではこれが勝敗に直結します。

コートを一人でカバーすることになるシングルスは、数十センチ手前で羽根を触られるだけで急に厳しいシャトルが返球されることになります。こうならないように羽根を奥までコントロールしなければいけませんが、実は、これに気が付けない選手もいます。自分の出した羽根の距離が掴めないと、何もできないまま、なにが起こっているのかわからないまま敗戦することもあります。

ダブルスも必要なものは必要なんですが、甘い羽根を出すと飛んでくるのは基本スマッシュ。打たれる事がわかっていれば多少甘くても返球できるのがダブルス。ドロップも範囲がせまく、距離感よりも早く構える事だったり、相手のショットに反応する方が重要と言えます。

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この距離感、コーチングで注意をさせる事から初めて、たまに時間がある時は羽根を打たずに落下地点を確認、そういった地道な作業で少しずつ向上を目指していきましょう。何もしなくてこの距離感を持っている選手は、シングルスにも向いている選手、と言えるかもしれません。



梅酒1杯目。




相手を見てプレーしよう。
序盤で相手の弱点を見抜いてそこを攻めよう。

よくこんな話を聞きますが、では、自分の事は見えていますか?

例えば、相手の弱点がわかったとして、そこを狙う技術が無ければ何もできない訳で。技術を身につけるには普段の練習な訳だから弱点がわかったところでそこを使う事が出来ない事も充分考えられます。

そんな悲しい状況のときこそ、相手では無く自分を見つめなおしてはどうでしょうか。


もしそれが練習であれば、自分の弱点はどこか、そこを徹底的に潰すように練習を進めていきたいところです。



では大会だとしたら?

もし大会なら、まずは一通り打って、何がどうできるのかを把握します。それには、普段、練習で自分が何ができているのかを確認しておかなければなりません。そのできている自分の技術の中で、その大会当日、何が良くて何が悪いのか、それを認識します。スマッシュの角度が良いならどんどん打っていきたいし、クリアが良かったとしても、それが右サイドなのか左サイドなのか、ドリブンなのかハイクリアなのかで大きく状況は変わります。
その日、自分のいいものがわかればそれを中心にゲームを組み立てることができます。
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相手を見る事も大事ですが、まずは自分を見つめなおしてみてはいかかでしょうか?

失点をなくさねば、エースショットがあっても勝てない。




簡単な失点は相手に楽をさせてしまいます。なんせ、相手にとってみれば何もしていないのに点数が入ってくるわけですから。確実に相手コートにシャトルを送り込む事ができないと、いつまでたっても「点数は取れるけど勝てない」というパターンに陥ります。

長いラリーの1点と、サーブミスの1点、チャンス球をネットに引っかけての1点、これらは全て同じなんです。簡単なプレーを簡単にこなせるようになるだけで、点数は大きく変わってくるもの。相手よりも点数を多く取る為には、まず相手に簡単に得点させないプレーを身につけるべき。

そうなると、練習すべきはクリア、ロブ、ドライブといった地味目なところをしっかりと確実に行えるようにしなければいけません。守りのショットがしっかりと上がれば相手から厳しいショットを打たれる事も少なくなるでしょう。きっちり打たれる事は相手にとっても嫌な事なんです。

これらの守りのプレー、実は攻める一つ前のラリーになります。しっかり守れればチャンスはきっときます。まずは守るようなプレーをしっかり練習して、試合に備えてみてはどうでしょうか。
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ついでに言うと、スマッシュとかって何もしなくても勝手に練習するものだったりするんですよね。楽しいし。
地味な練習は意識的にやらなきゃなかなかできないもの。意味を考えて、効率も考えて練習メニューを組みましょう。

今日の練習での考察、です。




スマッシュ練習を行いました。
両サイドからセンター狙いでスマッシュを打つ訳ですが、1セット目のばらつきよりも2セット目の方がばらつきが少なくなりました。さらに3セット目はもっとまとまるように。

この事から、大会等での羽根打ちのアップは非常に重要であって、強さ、コースには特に注意してアップした方がゲーム序盤のショットコントロールの乱れが少ないと考えられます。

そしてもう一つ。

今回は練習中盤でのスマッシュ練習でした。つまり、身体の準備はできているということ。身体の準備ができていた状態でのこのばらつきということは、1試合分攻め方を完全に変えてみたら相手のショットはばらつく可能性が高くなるのではないか、と思う次第で。

1ゲーム目序盤はフォア奥中心、後半からバック奥を使いだし、2ゲーム目からは低めのロブを多用、3ゲーム目にいったらセンター奥も合わせて使っていく、というようなゲームプランを立てる事で、相手のミスを誘発できるのではないかということなんです。
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実際は、ばらつきを少なくする練習をしっかり行っていきたいところですが、ゲーム練習時にプランの指示を与えるというのは相当効果があるんじゃないかと思ったりしています。

ワンパターン、駄目、絶対。




全日本シニア、今日までお疲れ様でした。
私は昨日早々に終わったわけですが、やはりこの大会はとても刺激になります。

少しずつ、次に生かせるものを思い出しながら、来年に繋げていきたいと思います。

引き出し。
例えば、クリア。
ドリブンクリアとハイクリアが打てます、というだけでは少なすぎます。

・ストレートクリアが打てる(右側、左側)
・センターへのクリアが打てる(右側、左側)
・スマッシュに見せてクリアが打てる

これ以上にも引き出しは持てれば持てるだけいいでしょう。

簡単に上記3点、「できるよ!」と言う人は多いはず。特に難しい技術ではありません。
ただ、ここで大事なのは、ゲームのラリー中に使いこなせる事。

基礎打ち、練習でできても、試合、ましてや大会、今回だったら全国大会でそれを使いこなす事ができるか、という点がとても大事になるのです。練習で出来ている事、持っている技術、これをどれだけ試合で出せるのかに着目して、さらに技術練習を繰り返していきましょう。
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ちょっと来年目指してマジがんばります。

ツイッターでぶっちゃんから情報を頂きました。




プレローディング
動き出す直前に筋肉に負荷をかけて、初動を早く強く行えるようにする為の準備行動。リアクションステップ。センターで相手が打つショットに合わせて着地する事でプレローディングをする方法が一般的。

この話にも時代がありまして、

ジャンプしてタイミングを合わせる>着地してタイミングを合わせる>ジャンプせずに(高く飛ばずに)プレローディングする>プレローディング時に片足で着地する

大雑把にこんな流れがあります。昔はとりあえず相手に合わせて飛べ、から始まって、飛んだらフェイントにひっかかるとか、最終的には遅れて着地して動き出すとか。
ただ、これは指導の方法の言葉で、実際選手は最初から着地で合わせていたりと勝手にやっていたりするのが今までのパターンでした。

私もこの流れだと思っていたので、ぶっちゃんさんの

「奥原が片足着地から両足着地に変えた」

というのを逆に片足に変えたのと勘違いし、今更?とか思ってしまったのですが、見事に逆で、片足から両足に変えたというのです。


片足で着地をするメリットは、動き出す方向への荷重移動がスムーズなこと。予測が外れると一歩遅れる事になりますが、すでにバランスは崩れているので強く床を蹴ることができ、逆方向へ動き出せます。それを防ぐために若干遅れ気味に着地してコースをしっかり限定させるのがポイントです。

これを両足に戻した理由とは?ここからは推測なわけですが、

・相手がその片足着地を確認してコースを変えられた為、相手に読めないようにフラットな両足着地にした。
おそらく足位置を見たというよりは、身体の傾きを見たんじゃないか、というのが私の予想。

・遅れて着地する事自体のデメリットが大きかった。
早く羽根に追い付く手段として、両足着地の方が早かった。

・足への負担が大きかった。
ファイナルを戦うとして、厳しい戦いでは片足着地の負荷が大きかった。
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いろんな予想はしてみましたが、世界トップ選手がどんな世界で戦っているのか、非常に気になるところです。企業秘密的な部分もありながらも人材育成の為の情報公開も必要な訳で難しいところですが、この結果がわかるのはもしかしたら数年後かもしれません。
こちらはいろいろと試しながらやってみるしかなさそうですね。

ふと、気になるものなんですよ。




相手からの返球のコース、わかりますか?
よく「何が返ってくるかわからない」と質問があるんですが、基本的には技術でなんとかなるところを教えている事が多いです。

例えば、

・相手が足元から打ってくるショットは必ずネットを通って浮いてくる。
・コートサイドに強いプッシュを打って相手が追い込まれれば、次はストレートでしかリターンされない。
・コート後方へ追い込んだ時は、クロスクリアはほとんど無い。

ここら辺は、技術による要因が大きいと思います。自分が打ったショットの技術が高ければ高いほど、次の相手のリターンコースは限定される為、コースが読みやすくなります。
その結果、次の準備が容易となり、優位にラリーを進められます。

そして次に、「経験」。私の経験はほぼダブルスメインなのでそっちの話が主になります。

・打点を若干落としたネット付近からのショットは、ほぼストレートロブ。
・後方への高いショットで相手の足が止まったらドロップ。
・スマッシュはサイドに打たれる。
・サーブのプッシュはスペースに打たれる。
・バックハンドドライブはストレートがメイン。
・コート後方へは、追い込まなくてもクロスクリアはほとんど無い。
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なんだか書けば書くほどオカルトチックなものも増えてきましたがwww
例えばスマッシュ。基本サイドラインなんですが、センターやボディへのスマッシュも間違いなくあるんですが、「これはサイドへのスマッシュだろ」と思って構えていると、サイドにくるんです。フォームを見ているのかその前の配球なのかはわかりませんが、なんとなくわかるんですよね。やっぱり経験なんだろうか。
ちなみに私、自分のクロス側に羽根が行った時はクロススマッシュしか考えてません。クロススマッシュを考えてポジションを取っておくと、大抵羽根はストレートにいくか、もしくはクロススマッシュが来るか、なんですよね。じゃあ他のが来たらどうするの?と言われると、どうしているんでしょうね?www

毎度のことですが、右利き。


 

初心者にありがちな指導に、右足を出して打ちなさいというものがあります。
右利きの選手は右足の上にラケットがあるので、右足を出せばラケット位置も簡単にシャトルに近づきます。そうなれば拾えなかったシャトルも拾えるようになってくるので、基本的な考え方となります。

右足を出していない選手はまだまださぼっている、と言えますね。右足を出せるように頑張って練習していかなければいけません。


では次。右足を出す事でさぼっている選手、いませんか?

前述通り、右足を出す事はラケットをシャトルに近づける最適な方法。ではこの右足を出す事で、簡単にシャトルを打ち返そうとしていませんか?右足を出せばシャトルに届くから、という覚え方だと、もしかしたらフットワークによってはもっと良い羽根を打ちだす事ができるのにそれをやらずに打ち返しているだけになっている可能性があります。右足を出したからいい、シャトルに届いたからいい、ではなく、そこからどんなショットを打ちだせるかで、もっと身体をシャトルに近づける事が必要な場面もあるでしょう。最後の右足一歩も、その前にもっとフットワークできていれば届かなかったシャトルも届くようになるかもしれません。
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フィニッシュが右足を出して打つ事だとしたら、それまでは両足をしっかりと使って動き出さなければいけません。右足を出す事を覚えた後は、両足をしっかり使うフットワークを身につけましょう。





ってことは、もしかしたら、右足を出して打てっていう指導は後回しにした方がいい場合も?ちょっと考えねばならんかね。 

広島vs巨人戦をAMラジオで聞いてた時の昌さんの言葉。


 

「自分の調子を確認するのにチェックポイントを持っていた方がいい。多くではなく少ない数の方がわかりやすくていい」 by 山本昌


プロの言葉は重い、です。

皆さんはどうでしょうか。
フットワークやスイングのチェックポイントを普段の練習から確認して、大会等でそのチェックポイントを確認しながら自分の調子を認識し、悪い部分は修正していく、という方法です。人によってそれぞれですね。

私の場合は、

基礎打ち時
・ドロップ練習でカット、フラット、リバースの切れ具合を確認する
・スマッシュレシーブの球持ち感、レシーブ位置の確認
・スイング後の右足の出し方
 
ゲーム時
・右側のサイドラインにどれだけ近くスマッシュを打てるか
・スマッシュを打った後に2球目、3球目をどう打ちこむ事ができるか
・前衛でどれだけ羽根を触れるか
・サーブ後の1本目をどれだけ触れるか

思いだすとこんな感じですが、果たしてどれだけ確認作業を意識しているかは微妙なところ。ついつい認識が薄れてしまいがちですね。
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自分の調子、しっかり確認してベストを目指しましょう。

 

最近よく特集されていますね。



奥原選手の幼少期。テレビでよく放送されています。
ユニシス初期の大怪我からの復活もそうですが、踵の裏のズルむけ写真は本当に痛々しいもの。

あの1000本という途方も無い数の反復練習が今の奥原選手の元を作ったのでしょう。

では、あの反復練習、誰でも可能なのか、やりきれば奥原選手に近づけるのか、という問題がありまして。


実はというほどでもありませんが、奥原選手、末っ子なんですね。姉、兄の影響でバドミントンを始めたとのこと。
ではこの二人はどうだったのかという疑問が残ります。

・姉、兄は希望選手と同等の練習を行ったのか?

・行っていないとしたら、なぜ行わなかったのか?

これらは山口茜選手にも言える事です。確か山口選手も兄が二人いたと思います。兄二人の影響でバドミントンを始めるところまではよしとして、この兄二人は山口選手と同等の練習をしたのかどうか。


練習量と言うのは、体質によっては増やせない場合もありますが、多くは「精神力」が影響します。踵がむけるほどの練習量、はっきりいって普通ではありません。でも、それを可能とするのが強い気持ちなんじゃないかと思います。奥原選手、山口選手の兄弟にそれが無かったわけではなく、おそらくこの二人が異常なまでの強い気持ちがあり、それに指導者や両親が答えた結果、と考える事もできるでしょう。



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ここまで書いておきながら、奥原選手のお兄様はしっかりインターハイベスト8(16?)ぐらいのかなりいい成績を残しています。近いものがあったのかなぁ。。。

いろいろとごちゃまぜてみました。




アップ
練習前の体温上昇を計り、練習で動ける身体の準備をする事。

ランニング
アップとして全身運動のランニングを行う。
ただし、アップとは別にランニングが重要だとする話も。

トレーニング
体幹、スピードアップ、筋力等の向上を目指す為の練習。持久力の向上は、あまりトレーニングとは言わない。

ステップ
フットワークをよりスムーズに、複雑に足を動かせるようにするトレーニングの一種。
スピードを上げる為の練習と、アップを兼ねたランニングの意味合いを持たせたステップ練習もある。

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まず練習をする前にはアップはどんな形にしろ行いたい。それは練習を全力で行う為。
アップの方法として、ランニングやステップ練習を取り入れる方法が一般的だが、なんだったら鬼ごっこでも充分アップになる。アップとして行うトレーニングは、最大筋力を上げるためのトレーニングだと疲労で練習にならなくなる可能性もあり注意が必要。

アップは身体を温めて全力を出しやすくするもの。その方法としてメニューを組んで行ければいいだろう。

だいたいこんなんだろうか。



net


作ってみて、基本的な考え方は、できるだけ下で、できるだけネットから遠くで触らせるという事が基本。
黒線付近では危険度が増し、赤線下で相手に触らせるようなショットを目指していく、というところ、です。

前にも作ったんだけど、このネット付近はまだ何か考えなければならない事がありそうな気がしてならないんですよねー。赤線は直線でいいのだろうか?ネット付近はもっと高い位置まで安全なんだろうか?

もしかすると、

net2


こんな感じのような気も。ネット付近は少し高くても安全、だよなぁ。。。
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どうしたもんでしょうね?

臆病、ともまた違う。




試合を見てて思うのが、自分のショットが相手にとってどれだけ効いているのかわかっていない選手が多いということです。

ゲームに勝つのに大きく分けてしまえば二つの方法があります。

・11−11、15−15あたりからスピードを上げて引き離す。
・0−0からプレーを変えず最後までできる事をやり続ける。

途中からテンポを変えて攻めていくのは、相手にスピードを変えて追い込んでいけると言うメリットがある半面、こちらのミスも増える可能性があるというデメリットがあります。そういう意味では0-0から淡々と、練習でやったことを繰り返す事していくプレーの方がそういう波は少ないと言えるでしょう。

試合で勝ちたいなら、こういった流れを考えながらゲームを進める事も大切な技術なんですが、良くいるのが、前半いいプレーで押し込みながら後半自滅していくという、上記2点のどちらにも当てはまらないプレーで負けを繰り返す選手です。このパターンも二通りの考え方ができます。

・11−11、15−15あたりからスピードを上げていくも、練習以上の事をやろうとしてミスを繰り替えす
・0−0からプレーを変えず攻めていたが、後半そのプレーが継続してできなかった

後半からテンポを変えたい、という願望は、前半のプレーがよっぽど苦しかったと言えるでしょう。勝ちたい気持ちはあっても、このままでは勝てないのではないかという不安から、「自滅」を繰り返してしまいます。これは、相手が楽をしているのではないかという不安から生まれる自滅になります。

例えば前半11-11あたりまで持っていけたのであれば、それは引き離せなかったのでは無く相手を追い込めた結果のオールだと考えて欲しいのです。つまりはそれを繰り返せば20-20まではいける、さらに相手が嫌がっているなら20-17ぐらいの点数にはなるはず、と思って欲しいのです。

無理をすればひずみがでます。不安になればショットが乱れます。オンラインを狙えば半分はラインから外に出るでしょう。同じ事を繰り返す恐怖、練習通りを目指せず練習以上を目指してしまう心境、これらはミスの誘発にしかつながりません。
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同じ事を繰り返す強い気持ち、練習を引き出す冷静な心境、それらを目指して試合に臨めるようにするには、普段からどれだけ追い込んで練習しているか、にもきっと繋がってくるでしょう。練習時の思考、本当にそれでいいのか、よく考えて練習に臨めるようにしましょう。

確か巨泉さんだったと思うんですけどね。10年以上も前の話で記憶が無いのです。





「300ヤードを越えるショットが打てるドライバーと、長い距離でも沈める事が出来るパター、どっちが欲しい?」

という質問に、

「それよりも3m以内に寄せられる8番アイアンが欲しい」


みたいな答えを言ったのが、確か大橋巨泉だったような、違ったような。



想像はつくかと思いますが、

どんなに素晴らしいスマッシュが打てたとしても、それを打つ為のロブやクリアを上げさせなければなりません。
確実に決められるプッシュがどんなに上手くても、ネット前に浮かせるように相手に仕向けなければいけません。


フィニッシュ等の練習はノック等でできますが、この繋ぎというのはノックでは認識しにくく、オールショートやフリー練習で繋ぎを意識して練習してか無ければ身に付きません。

・角度
・ネットからの高さ
・スピード
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この3点を納得いくようにコントロールして、サーブレシーブからフィニッシュ手前までのつなぎの練習、これを繰り返し行いましょう。配球は人それぞれ、いろいろと研究してみましょう。

昔は、ほぼ毎日プロ野球中継を地上波でやっていたもんなんですが。



チャンネル競争に負けていつも野球を見て、そのまま父の影響でアンチ巨人になったのはいい思い出と言えるのでしょうか。


野球のバッターを見てみましょう。


見ました?


フォームはいろいろなんですが、膝が曲がっていない選手、いないはずです。
DeNAの中村選手が若干棒立ち気味ですが、そこからステップする為の立ち方で、スイング時は踏み込んで膝が曲がり腰が入った状態になっています。


より強く、より遠くへ打球を飛ばす為に力を入れる為には、下半身から始動して捻転し、スイングに力を伝える。ピッチングだけでなく、バッティングも結局のところは一緒なわけですね。

そう考えていくと、ゴルフのスイング時も、突っ立っている選手はいませんね。下半身の力を伝える為の姿勢、なんとなくイメージ付けられるでしょうか。
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強く打つ為には身体をどう使ったらいいのか、その答えはバドミントン以外のスポーツにもたくさん埋まっている事でしょう。


投手起用法
MLB 中4日 100球交代
NPB 中6日 120球交代

チーム差はありますが、一応参考にしてください。




こんな話題でカテゴリはバド論。前から気になっていた、筋肉疲労回復の個人差についてです。

プロ野球のピッチャーには故障の話は切っても切れません。

日本でほとんど故障の話が無かった田中投手、ヤンキースに移って半年で故障してしまいました。
ほぼ同じ起用法をされている黒田投手は、故障とは皆無。
先発投手で100球交代といっても、この100球はなんとなくであって、厳密に何故100球なのかはわからないらしいのです。

中日の岩瀬投手。故障しやすいと言われているクローザーですが、まさに鉄腕を地でいっています。
同じ中日でも中継ぎの浅尾投手は、故障離脱後は怪我との戦いになってしまっています。
広島に移籍して大ブレイク中の一岡投手。オールスター前に故障。活躍するということは使われると言う事。やはり故障に近づくのでしょうか。


プロ野球のピッチャーと言えども、身体の疲労に関して言えばひとくくりにされてしまっているようです。故障しやすい身体、しにくい身体があると言う事は、投げ方もあるでしょうが、回復力に差があるはずです。この回復力を何かで計る事ができれば、理想的なトレーニングが行えて故障のリスクも減らせるはず、なんです。


ただ、プロ野球ですら大雑把なくくりをしているのに、果たして学の無い一個人のたぬ吉がどこまで調べられるのかどうか。その方法は、果たして存在するのかどうか。と気張ってもしょうがないので、考えられるものを上げてみます。
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・筋肉の温度
疲労、トレーニング後は筋肉が炎症を起こしている。それをアイシングで止める。トレーニング後の筋肉温度を測る方法があれば、その後の経過時間によって計り続ければ何かがわかるかもしれない。

・関節の可動域
関節の可動域を計る。筋肉の硬直具合に差が見られるなら、この方法で回復具合がわかるかもしれない。



思いつかん・・・・・・・。やっぱだめかもわからんね。
回復力はおそらく今まで個人任せ。同じメニューをこなす意味がどこまであるのか、自分でやっぱりよく考えていかなければならないんだろうなぁ、今のとこは。

誰か高校生ぐらいで自由研究でやってくれんかね。

バドミントンは空間を削るのではなく、時間を削るスポーツ。




時間を削ろう。

自分の時間を増やし、相手の時間を削る。これを最優先項目と考えるとしたら、


【自分の時間を増やす】
シャトルを打つまでの時間を増やす
・フットワークスピードを上げる
・シャトルまでの到達スピードを上げる
・ラケットワークを上げる(最短でスイングする)

【相手の時間を削る】
相手に打ち返す時間を作らせない
・遠い場所に打ち返す
・最短時間でコートに落ちるように羽根を打つ
・相手のシャトル到達を遅らせる(ディセプション、フェイント)
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自分の時間を増やすのは基本だが、自分の時間を削ってでも相手の時間を削り取るのが、ディセプションになる。自分の時間を上手に使い、相手の時間を削りきった時に、ポイントが入る。時間の使い方も大切だが、それよりも今自分がどの状態にいるのか、時間がある状態なのか少ない状態なのか、それを把握しながらプレーするといいだろう。


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